2009年10月23日 (金)

■ 菊の花

Kogiku01_2 庭の菊の花が咲きはじめました。
「菊」という漢字は、中に「米」がありますが、菊の花弁を米に見立て、散らばった米を一カ所に集めるという意味を持つそうです。そう言われてみると、花びらが米の形に似ています。
菊の花をよくお墓に供えたりしていたせいか、どことなく寂しいイメージを持っていました。しかし、菊の花は、中国では不老長寿の薬とされて、日本にも薬用として平安時代に伝わったそうです。また、旧暦の9月9日(新暦では10月)に不老長寿を祝う重陽節は、秋に咲く花であることから「菊の節句」と言われています。そう考えると、菊はお祝いの花と言った方がいいかもしれません。
あちこちで、白、ピンク、紫、黄色のかわいい花を咲かせて、秋の庭を飾ってくれています。
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2009年9月21日 (月)

■ 彼岸花(曼珠沙華)

Higanbana01 今年も、ちゃんとこの季節を飾るために庭の彼岸花が咲きました。細い茎がニョキニョキ伸びてきたかと思うと、アッという間に、庭のいたるところに次々と燃えるような赤の華やかな大輪の花が開きました。その中に、一輪だけひときわ大きな白花彼岸花が咲きました。
リコリンという毒があり、死人花、幽霊花、地獄花などとも呼ばれ、日本では不吉であると嫌われることもある花ですが、子どものころから庭や道ばたでよく見ていたなつかしい花です。
この花が、夏の暑さに疲れたわたしたちに今年も涼しい秋風を運んでくれました。
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2009年9月17日 (木)

■ゴーヤ成長日記 その9

Cimg219001_3 9月も半ばに入り、すっかり涼しくなりました。雌花は、まだあちこち顔をのぞかせています。ゴーヤの葉はたくさん茂っているため、せっかく実があっても、葉の陰に隠れてしまい、見つけるのはなかなか難しいです。

先日2階の窓の近くに、1本、実がぶら下がっているのを見つけたのですが、すでに実は黄色くなっていました。「取らないと……」と思っていたところ、翌日見たら写真のように実が裂けていました。

黄色い実のなかには、真っ赤な種がいくつかありました。若いときは濃い緑色をしているのに、完熟すると、こんなに鮮やかな色に変わるなんてに驚きです。

他のシスターに見せたところ、「どんな味か食べてみよう」ということになり、はじめて食べてみました。黄色い実は柔らかく、もう苦みはありません。赤い種の方は食べられる部分は少ないですが、やや甘めです。黄色い実はあまり料理しませんが、緑の実と同じように調理したり、せん切りにし、かつおぶしにまぶして、食べるそうです。

収穫は9月から10月ごろまでだそうです。今までに70本、実がなりました。「100本を目指したいね……」と言っています。まだ小さい実がいくつかなっているので、最後まであきらめずに水と愛情を注いでいきたいです。

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2009年8月19日 (水)

■ゴーヤ成長日記 その8

Cimg2160 お盆を過ぎましたが、夏らしい日差しが続いています。「緑のカーテンを作って暑い夏を少しでも涼しくしたい」と、4月の中旬にゴーヤを植え、育ててきました。今では葉が茂り、窓を開けるとゴーヤの緑の葉が風になびき、とてもさわやかです。
 
実際にどのくらい温度が違うものか、測ってみました。緑のカーテンのある部屋は、ない部屋に比べて、2~3度気温が低かったです。ホームページで調べたところ、「緑のカーテンがあると、通常室温が約3度下がる」と載っていました。冷房を1日9時間、3ヶ月半の間使うと仮定すると、室温を3度下げるために、約2、000円の電気代がかかりますが、緑のカーテンを設置すれば、この分の電気代は節約でき、また冷房の使用を3割抑えられるそうです。
 
太陽が照って暑いとき、植物は根から水を吸収し、葉から水分を出します。これは人間が暑いときに汗をかくのと同じような原理で、葉は水を空気に変えるときに周りの熱を奪います。ですから、緑のカーテンは「自然のエアコン」のようなものなのです。

窓を開けると、ゴーヤの葉が日光を遮り、光が葉を照らして緑色に光っています。緑は目にやさしい色ですし、見ているだけで何だか涼しく感じます。ゴーヤの実はこれまで28本収穫しました。しかし実りにだけ期待するのではなく、ゴーヤをそだてることによって、自然に触れ、環境問題について考える機会となったことをうれしく思います。世話をするのは楽ではありませんが、「いのち」に接することによって、わたしたちも「元気」をもらっていることを感じています。

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2009年7月23日 (木)

■ゴーヤ成長日記 その7

Cimg2081待ちに待った収穫の日を迎えました! 初生りはうれしいものです。長さは、はじめ1.5cmぐらいでしたが、20.5cmにもなりました。このゴーヤが、いつ食卓に登場するのか楽しみです。

今は圧倒的に雄花が多く、雌花は6つぐらいですが、これから雌花が咲きはじめて、実が鈴なりになってくれることを期待しています。

何人かのシスターたちの部屋では、窓から小さなゴーヤが見えるそうです。「わたしは世話をしていないけど、こうやって実がなるのを見るとかわいいわね。『がんばってね』と声を掛けているのよ」と話してくれました。

Cimg2096茎の方は屋上にも到達したので、これ以上大きくならないようにときどき摘心しています。しかし、それでも上へ上へと伸びてその成長ぶりには驚かされます。

ゴーヤを育てながら、マルコ福音書のたとえ話を思い出しました。

「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。」(4.26-28)

本格的に野菜を育てるのは、今回がはじめてですが、小さな苗のなかに、ここまで成長する力が詰まっているなんて、いのちの神秘を感じます。

わたしたち一人ひとりの存在、そして「神の国」も小さなものかもしれませんが、恵みによって成長していくだけのものをいただいているのでしょう。パウロが「わたしは、神の恵みを無にはしません」(ガラテヤ 2.21)と言っているように、生活の中でいただいている恵みを生かしているかどうか、ゴーヤの成長を見ながら考えさせられました。

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2009年7月14日 (火)

■ゴーヤ成長日記 その6

とうとう裏庭で育てているゴーヤに、実がなりました! 朝、水やりに行ったシスターが発見し教えてくれたので、急いでデジカメを持って行ってみました。

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はじめは1つしか見当たりませんでしたが、よく観察してみると小さな実をつけた雌花がちらほら顔をのぞかせています。全部で5つありました。花びらはもうしおれていますが、その下の実がこれから大きくなっていくでしょう。やっぱり実がなると、うれしいものです。

別のシスターが育てているゴーヤの実は立派に育っていたので、「裏庭の方はどうなるのだろう……」と心配していました。最近は、裏庭に行くとたくさん蚊がやってくるので、水をやるのも苦労しています。しかし、今までのわたしたちの労働が報われました! と言っても、成長させてくださるのは神の恵みです。

神のみ摂理に感謝しつつ、これからますますかわいがって、育てていきたいです。

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2009年7月13日 (月)

■ゴーヤ成長日記 その5

その後、ゴーヤは2階にとどくほど、すくすくと背は伸びています。しかし雄花ばかりで、雌花がまだ見あたりません。

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そうこうしているうちに、別のシスターが育てているゴーヤには雌花がちらほら出始め、ついに大きな実に成長しました。お店で売っているものよりも立派です。ゴツゴツしていて、南国生まれの力強さ、たくましさを感じます。見ているだけで元気づけられます。他の雌花を見たら、すでにかわいい実がなっていました。これがだんだん大きくなっていくようです。

070803_2 先を越されてしまいました……。雌花がないのは、日光が足りないからかもしれません。花は通常7月に咲き、8月には実をつけるそうですが、こればっかりは成長させてくださる神にお任せするしかありません。

しかし、窓には葉がたくさん生えて、緑のカーテンらしくなりました。緑を見ていると心が和み、窓から入る日光が遮られるので、暑さもやわらぐように感じます。肥料をやって、成長を見守っていきたいです。

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2009年6月23日 (火)

■ あじさい

今年も、庭のあじさいがきれいです。
例年に比べて今年は少し早く花が開きはじめたせいか、少し盛りを過ぎてしまい、隅田の花火や柏葉あじさいは、もうほとんど終わってしまいました。
今は、西洋あじさいと額あじさいがきれいです。

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それから、柏葉あじさいと思える巨大なあじさいが一つ咲いています。もう茎が支えきれずに、地面につきそうになって咲いています。

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あじさいは、うっとうしい梅雨の季節に、私たちを楽しませてくれる神様からのすてきな贈り物です。

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2009年6月12日 (金)

■ゴーヤ成長日記 その4

1 修道院では「実りの秋」ならぬ、「実りの初夏」を迎えています。キュウリは1本ずつですが、着実に成長し、これまで合計3本収穫しました。わたしたちが植えた苗からの実りです! 食卓では10人が食べられるように切って、試食しました。「ウン!」なかなか実がしまっていて、おいしいです。1本を分け合っているので少ししか食べられませんが、これからの収穫に期待しています。

他にもナスが早くも実をつけ、ミニトマトは緑色だった実が赤くなりはじめました。ときどきやってくるカラスが気になります。

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Photo_5 さて、ゴーヤはつぼみがちらほら出てきましたが、みな雄花ばかりです。雌花は、つぼみのころから茎のところがふくらんでいるようですが、まだ見つかりません。先日ブログでご紹介した雄花は、残念ながら雨が続いたため落ちてしまいました。これから、梅雨に入って風雨に耐えられるか心配です。こうして農家の方は苦労していらっしゃるのだな、とつくづく感じました。実りを味わうまでには、まだ時間がかかりそうです。

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2009年5月30日 (土)

■ゴーヤ成長日記 その3

Photo_2 とうとう花が咲きました! ちょくちょく裏庭に通ってチェックしていたのですが、つぼみが付いていることに気づいていませんでした。水やりをしていたシスターから、「ゴーヤの花が咲いているよ」と言われて急いで見に行ったところ、黄色い花がヒョコっと顔を出していました。第1号です。

初心者のわたしは雄花か雌花かも分からないので、インターネットで検索してみました。雌花は花びらの後ろがふくらんでいて、この部分が実になります。しかし今回咲いた花は、花びらの後ろにすっと茎が伸びているので、雄花のようです。

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隣で育てているキュウリはもういくつか立派な花が咲いていたので、「ゴーヤはどうなんだろう」と実はあせりを感じていました。しかしゴーヤの花は7月ごろに咲くそうです。同じつる性の 植物だからといって、比較してはいけないなと思いました。

植物にくわしくないので、本やインターネットが先生で、手探りの状態ですが、こうして少しずつ成長していく姿を見るのはうれしいものです。雄花だけでは、もちろん実はなりません。「これからもっと花を咲かせてね」と肥料をやりました。
                                           (下の画像は、「キュウリの花」)

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2009年5月22日 (金)

■ゴーヤ成長日記 その2

Dsc03784 ゴーヤはつる性植物なので、支柱やネットが必要です。他のシスターが育てているミニトマト、ナスなどに比べてけっこう手がかかります。「ネットを張らなければ……」と思いつつも、わたしはやったことがないので、どうやったらいいのか分からず心配でした。しかし修道院にはいろんなシスターがいるので、やり方を教えてもらい、何人かでネットを屋上から取り付けました。一人だと考えることやできることに限界がありますが、何人か集まれば相談したり、知恵を出し合ってもっと大きなことができます。仲間がいるのはいいことだと実感しました。

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これでどんなに大きくなっても大丈夫です。順調に育って、今や140~180cmにもなりました。つるはだいぶ伸び、くるくるカールさせながら、ネットにしっかりと巻き付いています。まるで、小さい子が親の手をしっかりと握っているかのようで、何とも愛らしいです。

最近はすっかり初夏の陽気になってきました。ゴーヤも生き物ですし、わたしたちがのどが渇くように、野菜も水が欲しいだろうと思って、ミサの前に早く起きて水をやっています。水や肥料をやったり、世話をするのは手間がかかりますが、食卓でそれぞれの野菜の成長ぶりが話題にのぼることが多くなりました。皆うれしそうに話しています。命あるものに触れるのはいいことだなと思いつつ、裏庭に通う毎日です。

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2009年5月16日 (土)

■ 満開のバラ

今年は、暖かいせいか例年よりどの花も早く咲いています。修道院の庭では、すでにあじさいの花も咲きはじめました。でも、今一番美しく咲いているのはバラです。
修道院の庭の真ん中で、聖母マリアの月を喜び祝うように、赤や黄色、ピンクのバラがやさしい香りを放ちながら咲き誇っています。
来週予定しているユーザーの皆様と共に祈る「聖母行列とロザリオの祈り」まで、バラがもってくれないかな・・・と祈っています。
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2009年5月 9日 (土)

■ゴーヤ成長日記 その1

4月の中旬、わたしたちの修道院では、ゴーヤ、キュウリ、ナス、ミニトマト、ラディッシュ、オクラの苗を植えました。

Dsc03790_7 はじめたきっかけは、庭の草取りをしてきれいになった場所に、エコを考えて「緑のカーテンをしてみてはどうか」ということでした。「緑のカーテン」とは、網を張って、ゴーヤ、アサガオなどつる性植物を育てることで、夏の強い日差しを遮断し、室内の温度を下げるものです。緑のカーテンを設置すると室温は3℃ぐらい下がるそうで、温暖化対策として勧められています。ゴーヤは虫が付きにくく、初心者でも比較的簡単に育てられるので、今とても話題になっています。はじめはゴーヤの栽培だけを考えていたのですが、他の野菜も育てようということになり、「地球環境の ために、わたしたちもできることをやってみよう!」と挑戦することにしました。

Cimg1713_13 まずは土作りです。雑草を抜き、石を取って、土を耕し、苗を植えました。祖父母や両親の 世代では、家でよく野菜を育てていましたが、わたしたちにとってはじめてのことで、「鍬を使 って、土を耕すのははじめてだわ」と言うシスターもいました。「大丈夫かな? ちゃんと育つかな?」と少し心配です。

野菜はそれぞれ担当を決め、交代で水をやっています。わたしはゴーヤの担当です。苗は、はじめは14cmほどでしたが、今では大きいもので64cmにもなりました。育っていく苗を見ていると、まるで自分の子どものようで、愛情が湧いてきます。「一生懸命生きているんだな」といのちの力強さを感じます。成長している姿を見ているとうれしくなって、「わたしたちもがんばらなければ……!」とますます気合いが入ります。雑草を抜き、肥料をやって、水をやるたびに、「かわいいね。ガンバッテネ!」とゴーヤに声をかけています。

これから何回かにわたって、ゴーヤの成長をみなさまにお伝えしたいと思います。どのように育っていくか、とても楽しみです。

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2009年5月 6日 (水)

■ 梅の実

修道院の庭に何本かの梅の木がありますが、その中の2本が毎年実をつけます。枝を切ったのがよかったのでしょうか、今年は、特にたくさん実をつけているようです。
あんなに愛らしい花のあとに、こんな大きな実がつくなんて、本当に不思議です。
毎日梅を見上げながら、シロップ漬けにしようかな、醤油漬けがいいかな・・・などと考えながら、天の恵みの収穫を楽しみにしています。
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2009年4月24日 (金)

■ モッコウバラ

モッコウバラをご存じですか。4月から5月ごろに咲く、八重咲きのツルバラです。
今、修道院の庭に、このモッコウバラの黄色いかわいい花が満開です。
よく見ると、窓の上に突然ツルが伸び、花が咲いています。「このツルは、どこから出たのかな・・・?」と思い探してみると、なんと、窓の格子の中を通ってグングン伸びて、美しい花を咲かせていたのです。
植物の生命力の強さに、驚き、感動しました。

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2009年4月15日 (水)

■ 春爛漫

主のご復活をたたえるように、庭の花たちが一斉に咲きました。
「春爛漫」、小鳥たちも喜び歌っているようです。

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2009年3月24日 (火)

■ 一人静(ひとりしずか)

Hitorisizuka_01 「一人静」という花をご存じですか。
山野の樹陰などに生える、白く小さなかわいい花です。
ヨシノシズカ(吉野静)という別名も持つこの花の名前の由来は、源義経が寵愛した白拍子「静御前」が舞う姿にこの花を見立てたことから、この名がついたとされています。
ヒトリシズカは茎の色が紫褐色なので、花が開くまでは、色の濃いつくしが並んでいるように見えました。けれど、ひらくと緑のあざやかな葉とブラシのような白い花が、なんともいえないほど愛らしいのです。
おまけに花たちが、みんな太陽の光が入る窓に向かって行儀良く並んでいます。
私たちも、光の方を見つめて、まっすぐに歩んでいきたいものです。

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2009年3月18日 (水)

■夏みかんの木

Cimg1580_3 修道院の裏庭に、くわしい種類はわからないのですが、夏みかんの木があります。普段、特に肥料をやって育てているわけではないのですが、今、鈴なりに実がなっています。緑の葉っぱにみかんのオレンジ色が映えて、とてもきれいです。ただ難点は、実が高いところにあり、手が届かないことです。はしごを掛けたり、高枝切りばさみを使えばいいのでしょうが、普段なかなか時間が取れません。イソップ童話の「すっぱいぶどう」に出てくるキツネのように、わたしたちは下からみかんの木を見上げて、たわわに実った実を見つめています。

しかし神様はやさしい方で、豊かに実った実が、わたしたちの口に入るときがあります。風が強い日には、実が落ちるのです。多い日は、4個ぐらい落ちています。いくつか取れたときは、食卓に出して、我が家のみかんをみんなで味わいます。

味はややすっぱいのですが、食べられないことはありません。化学肥料を一切使っていないので、安心して食べられます。以前は皮を細かく切り、少し実を入れて、マーマレードを作っていました。
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先日、一人のシスターがこんなことを話していました。「わたしの家には実がなる木がなくて、食べるものは何でもスーパーで買っていたわ。修道院に入るまでは、木から取った実を食べるなんてしたことがなかったのよ。別に、栽培しているわけでもないのに、こうやって、季節になると自然に実がなって食べられるなんて、神様の摂理を感じるわ」。

裏庭を散歩していたシスターが、「今日は、○個見つけたよ!」と拾ったみかんを手に、うれしそうにしている姿は、何ともほほえましいものです。きっと神様も喜んでおられることでしょう。

「また、よろしくね」という思いで、みかんの木に感謝している今日このごろです。

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2009年1月31日 (土)

■ 一輪の菜の花

庭の真ん中に少し気が早い菜の花が一輪咲きました。
小さく細い菜の花です。
でも庭の真ん中に、寒い風に耐えてしっかりと咲いています。
なんだか、見ていると勇気が湧いてきました。

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2008年11月 2日 (日)

■ 綿

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なんと修道院の庭に綿ができました。
綿ができているのを、ご覧になったことがありますか。
私は、写真やテレビでは綿の収穫などを見たことがありましたが、実物を見るのははじめてでした。
一人の姉妹が、大阪の繊維会社かなにかが「綿の種を差しあげます」という広告を出していたのを見て、返信用の封筒を同封して申し込んだところ、10粒くらいの種が送られてきました。その種を庭に蒔き、たった1つだけ芽を出し、育ったのがこの綿です。
1つだけしか育たなかったのですが、けっこうたくさんの花をつけ、綿の実を結んでくれそうな実がいくつもついています。
この綿を収穫して、幼きイエス様の敷き布団にしてあげるのだそうです。
庭でできた綿。きっとイエス様も喜んでくださることでしょう。

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2008年10月20日 (月)

■ ヘチマの収穫

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9月に元気に成長するヘチマをご紹介しましたが、そのヘチマも最後の収穫の時を迎えました。
今年は、1本だけ植えたヘチマでしたが、思ってもみないほどの大豊作。大きなヘチマを片手に、自然と笑みがこぼれます。
先日収穫したヘチマは、水につけて皮と種をとって、すでにヘチマタワシとなって干されていました。
タワシにしてみて、あまり大きくなったヘチマは、タワシにすると堅く、まだ若く細いヘチマの方が柔らかいといことがわかりました。
キュウリくらいの小さいヘチマは、塩漬けにして、漬け物にしておいしくいただきました。
収穫しながら、来年は2本植えて、1本はヘチマコロンを作ろうと話しつつ、神の豊かな恵みに感謝しました。
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2008年9月14日 (日)

■ ヘチマ

修道院の北側のフェンスに、1人のシスターがヘチマを植えました。このヘチマはとても元気がよく、1本でたくさんの実をつけています。毎朝、黄色い花が大きく開き、まだまだたくさんのつぼみがあります。この1本でどれだけヘチマができるんだろうと、ちょっと楽しみです。ヘチマを植えたシスターは、「ヘチマ水をとって、乾燥して浴用タワシにして・・・。きっとみんなきれいになるよ」と言っています。そうなるかわかりませんが、元気に成長するヘチマに元気をもらっています。

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2008年7月16日 (水)

■ 北からの贈り物 Part 2

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札幌からまたすてきな贈り物が届きました。今度は花のシールです。しかもライラックの花が入った・・・。
このシール、札幌の修道院の庭に美しく咲いたライラックを一輪くださいともらって行かれた方が、すてきなシールにしてプレゼントしてくださったものだそうです。
札幌のシスターたちが、ブログにラベンダーをアップしたことをとても喜んでくれて、このシールも送ってくれました。
ライラックの花は、十字型だと教えてもらいました。このシールの8片のうち6片にライラックが使われています。シール入っていたビニールの裏には「アトリエポスト」の文字。「アトリエポスト」は、障害をもつ方たちの施設だそうです。つまり、この可憐なシールは障害をもつ方たちの作品なのです。
修道院の前を通る方たちは、庭のライラックを見てほほえんで行かれるそうです。
神様が創られたものは、すばらしい!
先日札幌から届いた、庭のラベンダーは、今香り高いドライフラワーになりつつあります。

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2008年7月 9日 (水)

■ タイム

Thyme_01先日、いつも買い物をする店でエコパックの植木鉢をもらいました。中には、ハーブの種と土、肥料が入っていました。
種の袋を見ると、ちょうど種まきに良い季節でしたので、さっそく植えてみることにしました。
植木鉢に土を入れ、その上にけしの実くらいの小さな黒い種パラパラと蒔き、その上にちょっと土をかけ、水をかけて終了。なんとも簡単な作業でした。
こんな簡単な植え方で、本当に芽が出るのかなと思っていると、翌日に、かわいい芽が出てきました。
その翌日には、もっとたくさんの芽が出て、みんな行儀良く太陽の方に首を傾けているではありませんか(左の画像は、芽を出した日)
植えてから今日でちょうど1週間。2センチメートルほどに伸びたタイムは、あいかわらず太陽の方に首を傾けています。ちょっと見るとまるでかいわれ大根のようです。
この1週間、芽が出ては喜び、陽の方に傾いたと喜び、少し伸びたと言っては喜んでいます。
「いのち」って、こんなに喜びを与えてくれえるんだなぁと、しみじみ感じました。
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             植えて3日目                         植えて1週間

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2008年7月 5日 (土)

■ 北からの贈り物

Lavendula_01_2 今日、札幌の修道院からすてきな贈り物が届きました。
庭で咲いたラベンダーの花です。
ほのかな香りが箱を開いたとたん部屋に広がりました。この花の名前が、ラテン語の「洗う」という言葉に由来することがわかるさわやかな香りです。
先日テレビで言っていましたが、北海道に咲く花で香水がとれるのは、すずらんとはまなす、そしてこのラベンダーの花だけだそうです。
香りだけではなく、かわいい花は心をなごませてくれます。
届いた可憐な紫の花は、札幌のシスターたちのやさしさもいっしょに運んでくれたようです。

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2008年6月 3日 (火)

■ あじさい

昨日、関東は平年より6日早く、昨年より20日も早く梅雨入りしました。
梅雨と言えばあじさいの花がすぐに思い出されます。
修道院の庭にもたくさんのあじさいが毎年美しい花を咲かせてくれます。今年もたくさんの花が咲き、雨でちょっぴり暗くなりがちな心を癒やしてくれます。
今日も、雨の中色とりどりのやさしい色で、私たちに語りかけているようです。
私も、あじさいのようにその存在で、人の心を癒やすことができますようにと祈ります。

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2008年5月18日 (日)

■ 庭のバラ

今年も、「聖母マリアの月」にふさわしいバラの花が、庭にたくさん咲きました。
毎年、年に2回に美しく花を咲かせてくれます。
5月の「聖母マリアの月」と10月の「ロザリオの月」にあわせるかのように、大輪の花、小さなかわいい花と、聖母を賛美するかのように次々開き、かぐわしい香りを漂わせています。
このバラたちのように、ささやかでもいいから私なりの香りを放つ聖母を喜ばせる花を咲かせたいと願っています。
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2008年4月 6日 (日)

■ ローズマリー

Rosmarinus この季節修道院の庭にはたくさんの花が咲いていますが、特に元気が良いのがローズマリーです。
ハーブとして知られるこのローズマリーですが、地中海沿岸原産で、その名の語源は、ラテン語の「ros(露)」と「 marinus(海の)」からきていて、海岸近くに生えていることから「ローズマリー」と名づけられたそうです。
ヨーロッパでは、魔除けの力があると信じられていたこのローズマリーにまつわる逸話はいくつかあります。
その一つにこんな話があります。聖家族が、へロデの迫害をさけエジプトへ逃れる途中、聖母マリアが、ご自分の青いマントを野宿するためにローズマリーの茂みにかけたところ、白かった花が一夜にして清い青い色に変わったというのです。
そのため、ローズマリーには「マリア様のバラ」という別名があります。
花言葉は「静かな力強さ」だそうです。聖母マリアにピッタリの花言葉ですね。

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2008年3月30日 (日)

■ クリスマスローズ パウロ

Christmasrose1 ご復活祭に、姉妹がめずらしいクリスマスローズをいただきました。
名前はなんと「パウロ」です。
名前の由来は、前教皇ヨハネ・パウロ2世と、使徒聖パウロから命名したものだそうです。
ドイツのホイガー氏が交配育成した品種で、“ヘレボルス ゴールド コレクション(HGC)”というところが研究、育成したのだそうです。
「クリスマスローズ」の話をご存じですか。この花に付いていたしおりではじめてこの話を知りましたので、ご紹介しましょう。
イエスの誕生したとき、祝福にきた貧しい羊飼いの少女が、何かイエスにささげものをしようと思いましたが、季節は冬で1輪の花も見つかりませんでした。少女が悲しくて泣いていると、その涙が種となって、芽が出てバラと同じ美しい花を咲かせました。少女は喜び、この花をイエスにささげました。
Christmasrose2 クリスマスローズは、この話と同じように、やさしく可憐な花だなと思います。
この話を知って、なおさら「パウロ」と名前のついたこの花に興味が湧きました。
普通のクリスマスローズは、花が下を向いているのですが、この花は堂々と上を向いています。つぼみと開きはじめのときは、真っ白な花が、しばらくすると葉と同じ緑色になります。そのため、花があまり目立たないのですが、より清楚な感じがします。
人びとの中で目立つことなく、けれどしっかりと自分の信仰を保ち、愛の光を放つことができればと思っています。

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2008年3月12日 (水)

■庭の花たち

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東京は、風はまだ冷たくても、日差しはすっかり春の日差しです。
花粉症で、外に出るにはマスクが必要ですが、庭を歩くとかわいい花がいっぱいで、花粉症のこともすっかり忘れてしまいます。
アーリールピナス(昇り藤)やクリスマスローズ、沈丁花が、満開です。ムスカリや、ハナニラ、雪割草も花を咲かせています。ご復活の頃には、庭いっぱいの花たちが喜びを歌ってくれることでしょう。
これから、庭の散歩が楽しめそうです。

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2008年2月19日 (火)

■庭の春 みつけた!

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毎年心待ちにしている福寿草の花が咲きました。
この花が咲くと、「もうすぐ春が来るぞ!」と思うんです。
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毎年最後に花を開かせる梅の木も、つぼみがふくらんできました。菜の花も、かわいいつぼみをつけ、木瓜はもうすぐ花が開きそうです。
野牡丹や紫陽花は、やわらかな新芽を出しはじめました。
まだまだ寒いですが、庭には春の訪れが見えます。
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2008年1月23日 (水)

■雪景色

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東京に今年2度目の雪が降りました。ニュースを見たら、東京の雪景色は2年ぶりだそうです。
雪に弱い東京、交通機関などに雪による影響が、出ないと良いのですが・・・。
この雪で、修道院の庭も真っ白になりました。さっそく庭に出て、久々の雪景色を撮りました。
白い雪を見つめていると、やはりこの詩篇が浮かんできました。

  ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
  わたしが清くなるように。
  わたしを洗ってください
  雪よりも白くなるように。
              (詩篇 51.9)

今年は、2月に入るとすぐ、灰の水曜日です。
この雪のように、一足早く私たちを清めてくださるようにと祈ります。
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2007年12月 5日 (水)

■沈丁花の花

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沈丁花の花が咲きはじめました。「今ごろ」と思われる方も多いことでしょう。
私も、「エッ!」と思って見ましたが、確かに沈丁花の花です。
通常なら、2月か3月に咲きはじめるのが普通なのに、11月に花が開いてしまいました。これも地球温暖化のせいなのでしょうか。確かに今年のいつまでも暖かかったので、花でなくても季節をまちがいそうです。
けれど、かわいそうなことに、少し開いて、寒くなりはじめたせいか、ずっとそのまんまなんです。
四季が美しいと言われる日本ですが、最近秋がとても短くなったように思えます。
開きはじめた沈丁花を見ながら、快適な生活を追い求めるのを止めて、環境にやさしい生活を選ばなくてはいけないなと再度思わされました。
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2007年11月18日 (日)

■ネリネ

Nerine01  庭に、ネリネの花が咲きました。
 花に詳しいシスターにこの花の名前を聞くと「ダイヤモンドリリー」だと教えてくれました。しかし、翌日「ごめんなさい。この花はネリネだって」。そして、数日後「ネリネの別名がダイヤモンドリリーだそうよ」とのこと・・・。ついでに花の由来も教えてくれました。
 花弁に宝石のような光沢を持つことからこの「ダイヤモンドリリー」の名前がついたそうです。名前のとおり輝くように美しい花です。
 こんな話をしていたら、協力者の方が、「ネリネという名前も、ギリシャ神話の水の女神「ネーレーイス」からつけられたみたいいですよ」と一言。どちらにしても美しい花ということでうね。 Nerine02_2
 彼岸花によく似ているなと思って見ていましたが、南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物だそうです。
 ピンクのこの花が咲いていると、庭がぱっと明るくなります。私も、この花のように、周りの人を明るくするような存在でありたいものです。

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2007年11月 7日 (水)

■今度はピーマン

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 9月に庭のゴーヤをご紹介しましたが、今度はピーマンです。庭の隅っこのプランタンに大きくてしっかりしたピーマンができました。
 ゴーヤは、次々と実がなって食卓をかざってくれましたが、ピーマンも、大きな実をつけて、何の料理に変身するのかが楽しみです。
 ピーマンはビタミンCを多量に含んでいるので、風邪の予防に良いそうです。ビタミンPや葉緑素も含んでいるので、高血圧や動脈硬化にも良いそうです。
 ちょっと見た目はかたそうですが、このピーマン、シスターたちの健康を守ってくれそうです。

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2007年10月11日 (木)

■金木犀(キンモクセイ)

Osmanthus_01  一昨日庭を歩いていると、どこからともなく甘くて良い香りが漂ってきました。この香りは、キンモクセイの香りだとすぐにわかったのですが、「庭のどこにあったかな?」 と、はたと考えてしまいました。
 考えてみると、毎年この季節になるとキンモクセイの香りに、キンモクセイはどこにあったかな…と探している自分に気づきました。香りがないと、ほとんどこのキンモクセイの木を気にすることがないからでしょう。
 キンモクセイは、中国原産の木で、江戸時代に日本に渡来したそうです。雄木と雌木があるのに、日本には雄木しかないため結実しないそうです。この花を使ったお酒やお茶まであるそうです。
 昨日、庭を探して見ると聖堂の入り口に1本、さらに裏庭にも大きな木がありました。後で、もう一カ所あると他のシスターが、教えてくれました。私が見つけた2本の木には、オレンジ色の小さなかわいい花がたくさん咲いていました。
 そして今日は、修道院中が、このキンモクセイの甘い香りに包まれています。ちょっと香りがきつい感もありますが、気持ちよく晴れた今日、やさしい風が運んでくれた贈り物に感謝しています。
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2007年9月30日 (日)

■白い曼珠沙華

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 白い曼珠沙華(彼岸花)をご覧になったことがありますか? 私は写真では見たことがありますが、今年はじめて実物を見ました。白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)という名前で、とても珍しい花だそうです。
 いつも庭の世話をしてくれているシスターが昨年もらってきて植えた種が、今年一輪咲いてくれたのです。
 白花曼珠沙華は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である彼岸花とショウキズイセン(鍾馗水仙)の自然交配によって誕生したものと、園芸種として品種改良されたものの二種類があるそうです。
 赤い彼岸花に比べて少し花は大きめので、雄しべも長いような気がしました。鱗茎(りんけい)にはアルカロイドという猛毒が含まれているそうですが、楚々と咲く花を見ているととても毒などあるようには思えません。凛と咲くこの白花曼珠沙華姿は、なにかキリシタンたちの強い信仰に似ているように感じました。

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2007年9月19日 (水)

■庭の小さな秋

 日曜日に六本木チャペルセンターのミサに行く途中、東京ミッドタウンの横にある檜町公園を歩いていたら、大きなトンボが飛んでいました。空を見上げると青い空が天高く広がっています。まだまだ暑いけれど、「秋だな」としみじみ感じました。
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 修道院に戻り、庭をゆっくり歩いてみると、修道院の庭にも小さな秋を見つけました。
 彼岸花が咲きはじめたのです。まだほとんどがつぼみですが、いくつかの花は放射状にあの見事な真っ赤な花弁を伸ばし美しく咲いています。その横には、ホトトギスが可憐なやさしい花をいくつもつけています。他にはぎや藪欄、みずひきが、庭のいたるところで秋を告げていました。
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2007年9月11日 (火)

■暑さの贈り物 ゴーヤ

Nigauri01_2  今年の暑さは異常でした。40度を超える地域がでたり、熱中症で倒れる方、亡くなる方まで出て、地球の環境破壊による異常気象を身近に感じる夏だったと言えます。
 しかし、こんな暑い夏いつになく元気だったのは庭のゴーヤです。今までも、育てたことはあったらしいのですが、あまり実がならなかったようです。今年は、よく陽のあたる大きな銀杏の木に這わせるように植えてあります。
 さすが暑いところにできる野菜だけあって、暑さには強い。今年のこの暑さをものともせず、最初は木の下の方、私たちの身長より少し上あたりまで伸び、実をつけはじめました。しばらくするとどんどん伸びて、木の大きな幹に巻き付きながら実も私たちの手の届かないはるか上にまでなり、収穫も大変になってきました。
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 7月から実をつけはじめたのに、9月になった今もたくさんの実をつけ、花が咲いています。
 このゴーヤに、自然の生命力強さを見ると同時に、この暑い中にも私たちに実りを与えられる神に感謝しています。 
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2007年9月 1日 (土)

■朝顔

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 今年は、修道院の中庭に朝顔が一面の咲きました。 これほど、見事に咲いたのは珍しいと言っていいほどよく咲きました。
 家の塀や木に、つるが伸びて広がっている朝顔は時々見かけますが、ここの庭の朝顔は違います。庭一面に這うように広がっているのです。ちょっと珍しい光景です。
 そして、色が変わるんです。一人のシスターが、この朝顔は2種類あるみたいで、一日おきに青い花と紫の花が咲くと言っていました。一日おきとは不思議だな…と思い、朝顔を植えたシスターに聞いてみると、時間によって色が変わっていくのだそうです。朝は青い花が、だんだん赤みを帯びていき、昼には紫色に変わるのでした。2種類あると思ったシスターは、器用に一日おきに早い時間と遅い時間に朝顔の花を見ていたようです。
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 この朝顔は、毎朝次々と新しい花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれました。
 私たちもこの花のように、次々と愛の花を咲かせて、人びとを喜ばせたいものです。

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2007年6月10日 (日)

■あじさいの季節

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 あじさいの花の季節です。西洋あじさい、がくあじさい、柏葉あじさい、墨田の花火など、修道院の庭にあるたくさんのあじさいの花も開きはじめました。
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 毎年この季節、神からいただいた召命の恵みを新たにすることができます。
 それは、修道生活を考えながら参加した黙想会で、かたつむりがゆっくりと石の上を歩くのをじっと見ていて、修道生活にもそれぞれ、私なりの歩みでいいのではないか……。私でも、修道生活ができるかもしれないという答えをいただき、この生活をはじめる決心をしたからです。
 毎年、一雨ごとに色を変えていくあじさいの花のように、私も人生の中で出会う一雨ごとに、洗われ回心していくことができますように、と祈っています。
 今年も、あじさいの花が、私に神からいただいた恵みを感じさせてくれています。
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2007年5月10日 (木)

■修道院の庭

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 修道院の庭のバラが開きはじめました。
 最初に開いた白い蔓バラはもう枯れはじめましたが、香りの高い紫のバラと丸くて花びらがぎっしりと詰まった黄色いバラが今満開です。他のバラたちも、次は自分たちの出番だとばかりに、つぼみをふくらませています。
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 オダマキやわすれな草など、今たくさんの花たちが目を楽しませてくれます。
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野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。
                               (マタイ 6.28)

 庭の花たちが、神のわざを教えてくれます。
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2007年3月 7日 (水)

■春のおとずれ

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 雪割草(ゆきわりそう)を、ご存じですか?
 早春に開花し、雪の残っているころに雪を割るようにして花が咲くことから、この名前がついたそうです。
 毎年この時期になると、花を育てることが大好きなシスターが、「雪割草が咲いたよ」と教えてくれます。暖冬と言われ、季節外れの花が咲いている今年も、雪割草は、いつもの年と同じこの時期に、咲いてくれました。
 急いで見にいくと、小さな可憐な花が「春のおとずれ」を教えてくれるかのように咲いていました。
 ふと周りを見回すと、春の花たちが、やさしく春風にゆれていました。

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2007年1月18日 (木)

■修道院の坂道、樹木の伐採

 東京・赤坂にある本部修道院は、TBS通りから小道を入った坂の上にあります。右手が修道院のある丘で土手になっていてます。そこには、低くはさつきや笹、少し高くなってあじさい、椿、高い木では、桜、もちもちの木、名前がわからない高い木が茂っています。
 一歩入っただけですが静かなので、初めて修道院を訪ねる方は、緑の多さもあって、ほっとなさるそうです。
 この地に修道院が建ったのは、1948年ですが、その時小さな苗だった桜も、その後大きく育ち、枝をのばして坂道の上を覆うようになりました。しかし、かわいそうに、電線に触れるようになり、また、道の反対側に建っているマンションの窓を汚すからと、たびたび枝をDsc03473_1 切られるようになりました。
 今年も、桜や他の木の枝が伸びてきて、電線を邪魔するようになったので、今週、大が かりな伐採作業が行われました。専門の業者さんが来て、高い木にはしごをかけ長いのこぎりを使って、ギコギコと枝を切っています。木々はご覧のとおり、なんともかわいそうな姿になってしまいました。
 染織家の志村ふくみさんは、著書『一生一色』の中で、桜の木は、まださくらのつぼみが出ていないときに、すでに幹の中には桜色が満たされていて、伐採した木で染めたら、きれいなピンク色にそまったというようなことを書いていらっしゃるのを思い出しました。(そういえば、今日、銀座を歩いていたら、志村ふくみさんの展示会をしているという看板を見ました。行っておけばよかった。ちなみに、展示会は無料でした。)今回切った桜の木も、きっと体の中ではつぼみの準備が行われていたことでしょ う。Dsc03477_1
 しかし、都会に生きている木の宿命ですね。切られていきました。驚くのは、あれほどば っさり切られても、桜はチラリ、チラリとつぼみをつけるのです。哀れなほど、花の数は少ないのですが。また、低い木や植物たちは、日当たりが良くなってうれしがっているかもしれませんね。
 都会ではなく、他の場所に植えられていたら、もっとのびのびとその美しさを輝かすこともできたでしょうに。春に桜のつぼみが出てきたら、「ようこそ!」と声をかけてあげましょう。

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2007年1月12日 (金)

■紅梅が咲きました!

 修道院の門を入ったところに、紅梅が一本あります。例年ですと、年の暮れから咲き始め、年が明けると、だいぶ咲いてほんのり梅の花の香りがただよっているのですが、今年は、年が明けてもつぼみがとじていました。どうしたのかなと思っていましたら、数日前から、つぼみに赤味がさしてき、一昨日から一輪ほころび初めていたのです。そして、今日、だいぶ咲いてきました。Dsc03462Dsc03468
 


 それにしても、どうして今年は遅いのでしょうか? その代わり、水仙が早くから咲き、いまだに咲いています。これも異常気象の影響でしょうか。
 
 一日一日増えていく梅の花を見ながら、そのきれいな紅の色の美しさを満喫しましょう。

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2007年1月 3日 (水)

■新年のごあいさつ

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  新年 おめでとうございます。

 今年は、元日0時からカテドラルで行われた新年の「神の母聖マリア」のミサに参加し、新年を迎えました。

 ブログ「シスターのつぶやき」を昨年5月に開始して、はじめてのお正月です。
 修道院も、三箇日はお休み。朝のミサも8時、ゆっくりとした3日間を過ごします。

 今日庭を散歩したら、今年の三箇日は日中は天気が良く、暖かかったせいか庭の花もとても気持ちよさそうに咲いていました。
 花たちとともに新年のごあいさつをお送りします。
 この一年も、皆様の上に、主の豊かな恵みが注がれますように、お祈りしています。
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2006年9月10日 (日)

■修道院の庭のコスモス

 修道院の庭にも秋が訪れました。
 かわいいコスモスの花が、風にゆれています。まだちょっと陽が強すぎるのか、日中はあまり元気がありませんが、朝夕は、気持ちよさそうにピンクと白の花が咲いています。

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 菊の花も咲き始めましたが、昨日と今日の暑さに、少し枯れてしまいました。日陰では、ホトトギスの花も咲いています。
 蝶たちは、最後の蜜を集めようと忙しく飛びまわっています。
 そして、夜になると、虫たちの楽しい演奏会が聞こえてきます。神様からのすてきなプレゼントです。
 東京で、これ以上の贅沢はありませんね。

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2006年7月 4日 (火)

■修道院の庭のマリア像

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 乃木坂の修道院の庭には、4つのマリア像があります。
 まず私道に入り坂を上ってくると「み心のマリア」像が迎えてくれます。さらに坂を上り修道院の中に入ると、大きなヒマラヤ杉の下に「使徒の女王聖マリア」像があり、庭の真ん中に「聖母子」像があります。
 もう一つ、あまり人に気づかれない場所に「無原罪の聖マリア」像があります。
 修道院にお越しになったときは、ぜひPhoto4つのマリア像をごPhoto_14訪問ください。

Photo_13  コメントをいただき、思い出しました。1958年にできたルルドのマリア像がありました。ルルドの聖母のご出現100年を記念してできたもので、ベルナデッタもいます。修道院の奥の庭にあります。

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2006年5月30日 (火)

■修道院の庭のあじさい

Dsc05678_2 このところ雨が多かったせいか、庭のあじさいの花が色づいてきました。昨年ホームページでも紹介しましたが、ここの庭にはけっこういろいろな種類のあじさいが咲いています。かしわばあじさい、墨田のはなび、西洋あじさい、それから城が崎、三原八重などのがくあじさい……。

Dsc05691_3  あじさいの近くに咲いたツツジには、アゲハチョウやモンシロチョウが忙しく飛び回っては蜜を集めています。

 

 ローズガーデンと名付けられた花壇は、そろそろ終わりに近づいてきましたが、まだいくつかつぼみをつけている花もあります。もうしばらくは、わたしたちを楽しませてくれそうです。

 雑草に混じってドクダミもかわいい花をたくさん咲かせていました。

 いろんな花がにぎやかに咲いた庭を歩いていると、なんとなく心が落ち着いてきます。神様はこんな小さな花をこんなに装わせてくださっているんだなと。
 みなさん、修道院の庭を見に来られませんか。Dsc05694_2Dsc05697_2

 

 

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2006年5月16日 (火)

■マリア様の月

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5月はマリア様の月と伝統的に言われています。

修道院でも、5月は毎日マリアへの祈り、ロザリオの祈りを共同体でささげます。

今朝は、ロザリオの祈りの後、庭をお世話しているシスターを見つけました。Dsc09909_1

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