この夏、シドニーで開催された「World Youth Day」のサイトを見ていて、毎日のハイライトの映像のバックで「ア~レ~ル~ヤ!」と流れている曲がとてもきれいないので、この曲が収録されている「WYD2008」のCDを購入しました。横道にそれますが、日本のamazon.comから、オーストラリアから出品されているユースドCDで注文し、1週間ほどで届きました。便利な時代ですね。このCDには、上記の曲「Angels」をはじめ、エリック・レヴィの「Ameno」、ヘイリーの「Amazing Grase」……が入っていました。今時の教会の曲なのね……と思いながら聞いていると、「You Raise Me Up」が流れてきました。「えっ! これって信仰の歌だったの?」
「WYD2008」 「レッド・ムーン」
「You Raise Me Up」は、フィギュアスケートの荒川静香さんがエキシビジョンで使った曲として日本でも一躍有名になったアイルランドの曲です。英語力が弱くその歌詞の内容までは把握していませんでした。この曲を初めて聴いたのは、男性と女性のデュオ“シークレッド・ガーデン”のアルバム「レッド・ムーン」でした。ヴァイオリンのゆっくりとした演奏ではじまる味わい深い曲です。男性と女性の熱唱が、聞いているだけで、精神性のある曲なのだなと感じさせます。歌詞カードには訳がこう記されています。
気分がすぐれず、疲れているときは、
難問が生じ、心が悩まされるときは、
あなたが現れ、一緒にしばらく座ってくれるまで
私は静かにここで待ちましょう。
あなたが私を奮い立たせると、私は山の上に立てる。
あなたが私を奮い立たせる
嵐の海を歩かせるために
あなたの肩に乗せてもらえば、私は強くなる。
あなたが私を奮い立たせる。自分ではできないほどに。
他のCDの訳では、「あなた」のところが「主」になっていました。2番の歌詞も、日々の生活の中で体験する具体的なことと、聖書を背景にして「主が助けてくださるから、私は大丈夫」という神への信頼の言葉がつづられています。
When I am down and, oh my soul, so weary;
When troubles come and my heart burdened be;
Then I am still and wait here in the silence,
Until you come and sit awhile with me.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... to more than I can be.
荒川静香さんは、5人の女性コーラスが美しい「ケルティック・ウーマン」が歌う「You Raise Me Up」で氷上を滑りました。今、いいな~と思って聴いているのは、アイルランドのテナー歌手トミー・フレミングが歌う「You Raise Me Up」です。ノック大聖堂で行われたコンサートで歌うDVDの映像を見ながら、主への祈りの曲だとしみじみと思いました。トミーと声を合わせて、「You raise me up……」と歌いながら、「主よあなたが助けてくださるから……」と主への信頼を強めてくださるようにと祈っています。