■ 脱原発世界会議 2012YOKOHAMA
1月14日(土)、15日(日)に、パシフィコ横浜で開催された「脱原発世界会議」に参加しました。15日の東京新聞では、朝刊一面のトップと他の2面に記事が掲載され、大きな意味を持って伝えていました。
参加したのは、2日目の15日でした。大小14のホールや部屋で、10:00から18:00すぎまで、いろいろな企画が準備されています。メインホールと3Fホールでのセッションは整理券が必要です。開場とともに受付を済ませると、整理券を得るためにダッシュ! 列に並んで希望のセッションの整理券を得ることができました。
ホールに入って席を確保し、ほっとしてパンフレットを見て驚きました。日本カトリック司教団が昨年8月に発表した「いますぐ原発の廃止を」というメッセージのプリントが入っていたのです。「すごい!」 14日のトークイベントには、横浜教区の梅村司教が司教団のメッセージについて話されたそうです。

メインホール 3Fホール

セッションが終わりホールから出てきた人々 ブースエリア
いろいろな視点、いろいろな立場から「脱原発」を見ていきました。“スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマ”と言われるほど、福島第1原発の事故は大きなものでした。原発事故によって避難を強いられている人々は生活の基盤を欠き、先の見えない不安定な日々を送っています。
単に原発反対を叫ぶのではなく、電気がなくては生きていけない生活に浸っているわたしたちは、今の便利さを見直す必要があります。福島の市民活動、南相馬の子どもたち、原子力とは、放射能とは、原発は止められるのか、世界で唯一の原子爆弾投下を受けた日本がなぜ原発立国になっているのか、再処理利用とは、これからどのようなエネルギーにシフトしていくのか、20年後の子どもたちの生活と教育は、日本のメディアの報道は、市民が積極的にエネルギー政策に関わってきたスウェーデンに学ぶ、新しいライフスタイルは、世界の専門家に聞こう……など、主催者の企画、国内外からの持ち込み企画によって提供されました。
登壇者は、国内外からNPOのリーダ、市民活動家、政治家、作家、音楽家、知事、ジャーナリスト、大学教授、弁護士など、海外から40人ほど、国内から53人が参加されました。国は、韓国、中国、台湾、タイ、インド、モンゴル、ヨルダン、南アフリカ、スウェーデン、オランダ、スイス、デンマーク、ドイツ、オーストラリア、フランス、米国、カナダ、ロシアと世界各国に及びました。また会場のいたるとこにブースが設けられ、60ほどの団体が自分たちの活動を紹介していました。

感想を貼った「いろんな木掲示板」 キッズコーナー
90分のセッションは焦点を絞った内容で、分かりやすいものでした。今回の会議のキーワードは「相互交流」です。セッションの始まりには、となりの席の人と1分ずつの交流が持たれました。自分の名前と、前に参加したセッションの内容や、好きな風景などを分かち合うという方法で、互いを知り合いました。「共有することで、新しいアイディアやコラボレーションが生まれる楽しさを味わう」ことが目的です。どの会場でも、隣の人と分かち合いました。「原発も核兵器もない世界へ」のセッションでは、茨城から来た中年の男性と分かち合いました。自分が住んでいる地域が、どういう状況の中にいるのか知りたいと思って参加したのだそうです。「2030年の市民社会」のセッションでは、横浜から来たオシャレな男子学生でした。これから生きていく中で、原発をどう考えたらいいのか、自分で考えることができるように学びに来たそうです。
主催者の発表によれば、14日の参加者は6,000人、15日は5,500名だったそうです。さらに会議の内容は、インターネットスで世界に中継され、約10万人が視聴したそうです。セッションやイベントの司会者、登壇者、また会場のさまざまな場でお世話してくれたボランティアの方々など、たくさんの人々の力によって会議は運営され、その準備力に驚きました。みなさん、ありがとう!
脱原発を求めるとき、まず自分の生活を見直さなくてはいけません。どこに価値を置き、どのように生きていくのか……。原発を考えることは、自分の生き方を考えることでもあり、日本は今、大きな転換期を迎えています。
■ 脱原発世界会議 http://npfree.jp/
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: ビジネスマナーの会議 | 2012年4月 5日 (木) 11時37分
原発の恩恵は国民全体が受けてと思います、今の生活を見直していかないと、原発はなくせないんじやないですか
投稿: タロウ | 2012年1月25日 (水) 11時53分
被爆国である日本で原発政策が推進されてしまったのは、アメリカの核政策の下にあったからだという歴史的経緯が明らかになってきています。
が、大事なのは、これからどうするかですね。
原爆も原発もない社会を希求して、自分のできることからやっていきたいと思います。
福島出身の友人からの年賀状に「フクシマが希望の地になるように」とありました。福島とつながっていこうと思います。
投稿: mari | 2012年1月25日 (水) 07時16分
以前にも書きましたが国民全体の責任だと思います、生活を見直して節電、電気使わないだけで無くゴミ、スーパ袋節電に繋がるものは沢山有るとおもいます
投稿: タロウ | 2012年1月24日 (火) 21時48分
>世界で唯一の原子爆弾投下を受けた日本がなぜ原発立国になっているのか、
戦後、日本が平和でいられたのは憲法9条があったからではなく、日米安保でアメリカの核の傘の下にいたからです。アメリカの核によって守られている日本人には、核に反対する資格自体がありません(東日本大震災の時、アメリカ軍は「トモダチ作戦」を展開して日本を助けてくれました。僕は日米同盟にも原発にも賛成です)。
>原発を考えることは、自分の生き方を考えることでもあり、日本は今、大きな転換期を迎えています。
確かにそうですね。
以前にもコメントしたように、僕は原発に賛成する者の責任として骨髄バンク登録をしました。
投稿: パレ・フーゴ | 2012年1月23日 (月) 02時16分