« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月30日 (土)

■ゴーヤ成長日記 その3

Photo_2 とうとう花が咲きました! ちょくちょく裏庭に通ってチェックしていたのですが、つぼみが付いていることに気づいていませんでした。水やりをしていたシスターから、「ゴーヤの花が咲いているよ」と言われて急いで見に行ったところ、黄色い花がヒョコっと顔を出していました。第1号です。

初心者のわたしは雄花か雌花かも分からないので、インターネットで検索してみました。雌花は花びらの後ろがふくらんでいて、この部分が実になります。しかし今回咲いた花は、花びらの後ろにすっと茎が伸びているので、雄花のようです。

2_3

隣で育てているキュウリはもういくつか立派な花が咲いていたので、「ゴーヤはどうなんだろう」と実はあせりを感じていました。しかしゴーヤの花は7月ごろに咲くそうです。同じつる性の 植物だからといって、比較してはいけないなと思いました。

植物にくわしくないので、本やインターネットが先生で、手探りの状態ですが、こうして少しずつ成長していく姿を見るのはうれしいものです。雄花だけでは、もちろん実はなりません。「これからもっと花を咲かせてね」と肥料をやりました。
                                           (下の画像は、「キュウリの花」)

| | コメント (3)

2009年5月26日 (火)

■ 聖母行列とロザリオの祈り

Holymother_001 5月の聖母月にあわせて、23日(土)の午後4時半から、女子パウロ会のオンラインショッピング“Shop Pauline”とWebサイト“Laudate”の主催で「聖母行列とロザリオの祈り」を行いました。
「十字架の道行き」に続いて2回目となる、ユーザーの方たちとの祈りの集いです。
参加してくださった方は20名。カトリックの信徒の方だけでなく、プロテスタントの信徒の方やまだ洗礼を受けておられない方も参加してくださいました。
「ロザリオの祈りがよくわからないのですが・・・」とか、「聖母行列って何ですか?」との声に、サイトやメールではなく、共に祈ることでお答えできました。
祈りの後のお茶の時間には、シスターたちと歓談しながら、普段Web上でしか見ていただけない聖母に関するの書籍やロザリオ、CD、グッズ類をゆっくりとご覧いただきました。
また、夏に皆様との祈りの集いを企画したいと考えています。ぜひご参加ください。

Holymother_002 Holymother_003

Holymother_004 Holymother_005

| | コメント (4)

2009年5月22日 (金)

■ゴーヤ成長日記 その2

Dsc03784 ゴーヤはつる性植物なので、支柱やネットが必要です。他のシスターが育てているミニトマト、ナスなどに比べてけっこう手がかかります。「ネットを張らなければ……」と思いつつも、わたしはやったことがないので、どうやったらいいのか分からず心配でした。しかし修道院にはいろんなシスターがいるので、やり方を教えてもらい、何人かでネットを屋上から取り付けました。一人だと考えることやできることに限界がありますが、何人か集まれば相談したり、知恵を出し合ってもっと大きなことができます。仲間がいるのはいいことだと実感しました。

Cimg184901      Cimg1870_3

これでどんなに大きくなっても大丈夫です。順調に育って、今や140~180cmにもなりました。つるはだいぶ伸び、くるくるカールさせながら、ネットにしっかりと巻き付いています。まるで、小さい子が親の手をしっかりと握っているかのようで、何とも愛らしいです。

最近はすっかり初夏の陽気になってきました。ゴーヤも生き物ですし、わたしたちがのどが渇くように、野菜も水が欲しいだろうと思って、ミサの前に早く起きて水をやっています。水や肥料をやったり、世話をするのは手間がかかりますが、食卓でそれぞれの野菜の成長ぶりが話題にのぼることが多くなりました。皆うれしそうに話しています。命あるものに触れるのはいいことだなと思いつつ、裏庭に通う毎日です。

| | コメント (1)

2009年5月19日 (火)

■被爆ピアノが伝える平和のこころ

9_16 5月16日、「みなと・9条の会」主催で「音楽が伝える平和のこころ」の集いが、東京、港区の 赤坂区民センターホールで行われ、行ってきました。「9条の会」は作家の井上ひさしさん、大江健三郎さん、澤地久枝さんらが呼びかけ人として、2004年6月に発足され、憲法改正論が議論されるなか、憲法9条を通して平和の大切さを訴えています。この動きに賛同して各地各界にグループが誕生し、「みなと・9条の会」は港区を中心に活動しています。

15回目の今回は、広島で被爆した「被爆ピアノ」の伴奏 による歌のコンサートでした。最初に、被爆ピアノを調律した矢川光則さんがお話ししてくださいました。矢川さんのご両親は広島出身で、原爆投下を経験し、矢川さんは被爆二世です。しかし矢川さんは戦後生まれなので、戦争や平和のことについてあまり関心を持っていませんでした。

その後、ピアノ調律師になった矢川さんは、ピアノを修理して、発展途上国や福祉施設に寄付する活動をはじめました。そして「被爆ピアノ」に出会いました。被爆されたお父さまの話を思い出し、「子どもたちが悲惨な戦場に行くことのないように、このピアノを通して平和のために何かしたい」と被爆ピアノによるコンサートをはじめました。今では、北海道から沖縄まで全国に被爆ピアノを運び、活動していらっしゃいます。

Photo_21 また矢川さんのお話の後には、松谷みよ子さんがこのピアノのお話を書いた、絵本『ミサコの被爆ピアノ』(文・松谷みよ子、絵・木内達朗 、講談社)が朗読されました。主人公のミサコ(仮名)さんがお父さんにピアノを買ってもらい、戦争、原爆を体験、戦後ご高齢になられて、ピアノを矢川さんに引き取ってもらうまでが描かれています。ピアノはアップライトで、両端に千羽鶴が掛けられ、朗読に合わせて何曲か演奏されました。被爆当時、猛烈な爆風のためピアノには無数のガラスの破片が突き刺さっていたそうです。今もその痛々しい傷跡は残っていますが、そのような苦しみを経たからこそ奏でられる音色は、聞くわたしたちのこころにもっと強く戦争の愚かさを訴えていました。

世界には、今もどこかで戦争の恐ろしさに怯え、命の危険にさらされている人々が数え切れないほどいます。本当に悲しいことです。すべての人が安全で平和に過ごせる日が早く来ますように、被爆ピアノの音を聞きながら、平和の大切さを改めて考えさせられました。

| | コメント (0)

2009年5月16日 (土)

■ 満開のバラ

今年は、暖かいせいか例年よりどの花も早く咲いています。修道院の庭では、すでにあじさいの花も咲きはじめました。でも、今一番美しく咲いているのはバラです。
修道院の庭の真ん中で、聖母マリアの月を喜び祝うように、赤や黄色、ピンクのバラがやさしい香りを放ちながら咲き誇っています。
来週予定しているユーザーの皆様と共に祈る「聖母行列とロザリオの祈り」まで、バラがもってくれないかな・・・と祈っています。
Rose_01 Rose_02

Rose_03_2 Rose_04

Rose_05 Rose_06

| | コメント (1)

2009年5月12日 (火)

■人々を魅了する阿修羅像

Asyura_1_2  3月31日から上野の東京国立博物館平成館で開催されている「興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展」は、開催日から大勢の人々で混み合っています。NHKでも阿修羅像の神秘を解き明かす番組が放送され、ますます拝観者が増えているのではないでしょうか? 少年のようなきゃしゃな体つきで、眉に憂いがある人間的な表情をしたこの像に、なぜ人々はこれほどひかれるのでしょう? 彼に何を感じるのでしょう? 阿修羅像は、宗派、宗教を超えて、日本人の心に訴える何かを持っているのでしょう。

10日の日曜日、阿修羅展に行ってきました。開館前に着くように行ったのですが、すでに長蛇の列です。10分待って入ることができました。最初は「第1章 興福寺創建と中金堂鎮壇具」で、8世紀、奈良時代の生活や祈りで使う道具の数々を展示しています。きめ細やかな彫金がほどこされた花鏡、水晶や瑪瑙(めのう)のきれいに磨かれた数珠玉などが並びます。当時の技術水準の高さに驚くばかりです。教科書で見た「和同開珎」の銭もありました。

Asyura_4_2  

Asyura_3_4 次は本命、「第2章 国宝阿修羅像とその世界」です。734年に、光明皇后が、亡くなった母上の一周忌のために作らせた仏像の数々で、八部衆、十大弟子の中からいくつかの像が展示されていました。阿修羅像と同じように、どの像も人間的な表情をしています。名前がユニークです。八部衆は仏教を守る「天」で、鳥の頭の迦楼羅(かるら)、角が一つある緊那羅(きんなら)、三面六臂(さんめんろっぴ)の阿修羅など。十大弟子はお釈迦さまに従った10人のお弟子さんたちで、それぞれ優れた能力を持っていました。知恵者の舎利弗(しゃりほつ)、戒律に詳しい富楼那(ふるな)、論議の迦旃延(かせんえん)、釈迦の説法を多く聞いた阿難(あなん)といった具合です。さながら、イエスを囲む12使徒でしょうか。しかし12使徒の場合は、ごくごく普通の人々でした。こうして一つひとつのご像の説明を読みながら見ていくと、それぞれに親しみを感じて興味深くなっていきました。当時の人々の仏教との親しさを感じます。これらの仏像は、みな興福寺から運ばれてきました。また、今から1,200年以上前の人々が拝み祈ったご像を、今こうやって見ているのだと思うと、こんなに長い間よくご無事で……と、感激してしまいます。

そして、いよいよ阿修羅像です。阿修羅像のために特別に用意された通路を歩て……、見えました。シンと静まった空間に、台座の上に、阿修羅像が立っていました。台座の周Asyura_2_2 囲には、幾重にも人囲いができていて、係の人が「立ち止まらずに、お進みください!」「後ろの方が見えるように、見終わった方は後ろの方と交代してください!」などと必死に呼びかけているのですが、人の輪はなかなか動きません。そこへ、前の展示場から次々に人々が入ってくるのです。

人波にもまれてながら、しっかりと像を見つめました。棒のような細い6本の腕。2本を大き く上に広げ、2本は胸の前に合わせて祈り、両足は少し開いてスックと立っています。自分の信念のために祈っているようでもあり、厳しい世の中を生きる民衆のために祈っているようにも見えます。眉間のしわは、悩みながらもがんばって生きる姿を、わたしたちに見せてくれているようにも感じました。正面の顔は、正面から見ると厳しそうですが、横顔は鼻筋が通ってとてもきれいで優しいお顔です。ご像の前には、手を合わせて祈っているおばあちゃんがいました。もう一つ驚くことは、身につけている装身具と衣の金色の美しさです。

最後の「第3章 中金堂再建と仏像」は、阿修羅像たちとはまったく違った本来の仏像で、鎌倉時代の菩薩立像、四天王の立像が展示されていました。中金堂は来年立て替えられるそうです。

少年のような身の軽さと、上に広げた手から感じる自由さ、しっかりと合わせた祈る手の力強さ、そして、苦悩や決意、優しさ、希望を感じさせる3面の顔の表情。救いや祈りの対象としてだけの仏像ではなく、わたしたち人間と同じ感情があり親しみを感じるのが、阿修羅像の魅力かもしれません。しっかりと自分の前方を見つめる眼差しに、生きる力を感じた阿修羅像でした。

上野の東京国立博物館の会期は6月7日まで。7月14日~9月27日は、九州国立博物館で開催されます。ぜひ、阿修羅像に会ってきてください。

上野国立博物館「阿修羅展」サイト

| | コメント (3)

2009年5月 9日 (土)

■ゴーヤ成長日記 その1

4月の中旬、わたしたちの修道院では、ゴーヤ、キュウリ、ナス、ミニトマト、ラディッシュ、オクラの苗を植えました。

Dsc03790_7 はじめたきっかけは、庭の草取りをしてきれいになった場所に、エコを考えて「緑のカーテンをしてみてはどうか」ということでした。「緑のカーテン」とは、網を張って、ゴーヤ、アサガオなどつる性植物を育てることで、夏の強い日差しを遮断し、室内の温度を下げるものです。緑のカーテンを設置すると室温は3℃ぐらい下がるそうで、温暖化対策として勧められています。ゴーヤは虫が付きにくく、初心者でも比較的簡単に育てられるので、今とても話題になっています。はじめはゴーヤの栽培だけを考えていたのですが、他の野菜も育てようということになり、「地球環境の ために、わたしたちもできることをやってみよう!」と挑戦することにしました。

Cimg1713_13 まずは土作りです。雑草を抜き、石を取って、土を耕し、苗を植えました。祖父母や両親の 世代では、家でよく野菜を育てていましたが、わたしたちにとってはじめてのことで、「鍬を使 って、土を耕すのははじめてだわ」と言うシスターもいました。「大丈夫かな? ちゃんと育つかな?」と少し心配です。

野菜はそれぞれ担当を決め、交代で水をやっています。わたしはゴーヤの担当です。苗は、はじめは14cmほどでしたが、今では大きいもので64cmにもなりました。育っていく苗を見ていると、まるで自分の子どものようで、愛情が湧いてきます。「一生懸命生きているんだな」といのちの力強さを感じます。成長している姿を見ているとうれしくなって、「わたしたちもがんばらなければ……!」とますます気合いが入ります。雑草を抜き、肥料をやって、水をやるたびに、「かわいいね。ガンバッテネ!」とゴーヤに声をかけています。

これから何回かにわたって、ゴーヤの成長をみなさまにお伝えしたいと思います。どのように育っていくか、とても楽しみです。

| | コメント (2)

2009年5月 6日 (水)

■ 梅の実

修道院の庭に何本かの梅の木がありますが、その中の2本が毎年実をつけます。枝を切ったのがよかったのでしょうか、今年は、特にたくさん実をつけているようです。
あんなに愛らしい花のあとに、こんな大きな実がつくなんて、本当に不思議です。
毎日梅を見上げながら、シロップ漬けにしようかな、醤油漬けがいいかな・・・などと考えながら、天の恵みの収穫を楽しみにしています。
Ume01 Ume02

Ume03 Ume04

| | コメント (4)

2009年5月 2日 (土)

■ ミヒャエル・ゾーヴァ展

Matuya01_2 Matuya02

4月29日から東京・松屋銀座8階で開催されている「描かれた不思議な世界『ミヒャエル・ゾーヴァ展』」に行ってきました。
Matuya03 映画「アメリ」で注目を集めたゾーヴァの絵をご存じの方も多いと思います。ベッドサイトの壁にかけられた「治療中の犬」や『Their master’s voice』などの130点が集められ、ゾーヴァの不思議な世界が広がっています。
ゾーヴァは、ヨーロッパでも高い評価を受ける挿絵画家であり、風刺画家でもあります。風刺画の多くは、動物が主人公です。どこか愛らしい動物たちにユーモアたっぷりに表現させることで、その絵は、人びとにより強く訴えかけているかのように思えました。
また、「箱船」や「受胎告知」といった聖書をテーマとした絵も見ることができました。「受胎告知」のガブリエルがとてもユニークなふくよかな天使で、どこか親しみを覚えました。
ゾーヴァ展は、11日まで開催されています。連休中に足を運ばれませんか。

会期:2009年4月29日(水)~5月11日(月)
会場:松屋 銀座本店 8階大催場
問い合わせ:TEL.03-3567-1211(代)

| | コメント (3)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »