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2008年5月26日 (月)

■中国・四川大地震 チャリティーコンサート

今も大きな余震が続き、大雨でダムの決壊が心配されている中国四川地域ですが、25日(日)の夕方、東京都港区の六本木ヒルズにある六本木アリーナで、「中国四川大地震 チャリティーコンサート」が開催されました。主催の「四川大地震チャリティーコンサート実行委員会」からの呼びかけで輪が広がり、すがはらやすのり、amin、“和太鼓グループ・群馬”や“グループエンジェル・群馬”の子どもたちや宋次郎など日本のアーティストと、アグネス・チャン、ヤン・チェンや在日中国芸術家たちのグループ、踊りの鳳仙功など日本に住む中国人のアーティストたち、さらに、このチャリティーコンサートのためにかけつけた孫国慶など中国のアーティストたちが集まりました。

呼びかけ人の一人である朱建栄氏 (東京学園大学教授)は、「世界各地の支援の中で、困難に立ち向かい復興を求めてチャリティーコンサートを開きました。アリーナの歌声、拍手は、中国4,500万人の被災者に届くと思います」とあいさつし、会場に集まった人々は大きな拍手を送りました。

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あいさつする朱建栄氏(左)         「がんばれ!」とこぶしを上げる出演者たち

中国からかけつけた方々の歌が披露された後、中国へ救助に向かった日本救援隊隊長の小泉隊長が登場しました。お話の間に、子をかばうような姿で亡くなっていた母と子の遺体に向かって、隊員たちが黙祷をささげた姿に中国の人々が感動したという話になると、会場のあちこちか「ありがと! 、謝々!」と声が贈られました。日本と中国が一つになっている場で、とても温かいものを感じました。

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日本救援隊隊長の小泉氏(中央) 

アグネス・チャンは、「希望を失ってはいけない、自分の命も人の命も大切にしなくては…」と平和を求める歌をうたいました。その他、京劇の俳優であるご夫婦が、お面が一瞬にして次々に替わる踊りには、その変わりのすごさに驚きの声が出ました。亡くなった方々や被災者の方々に祈りをささげる「アヴェ・マリア」のピアノ演奏、会場を揺るがすような迫力のある和太鼓の演奏、柳琴、二胡、馬頭琴、揚琴、編鐘などの中国 楽器の演奏など、日本と中国の文化が出会う場ともなりました。中国・西安出身のヤン・チェン、内モンゴル自治区出身のオドバル、重慶出身の潘幽燕の3人が力強くうたい、その声に大陸を感じました。

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かつても今も反目してしまう弱さを持つ人間ですが、ともに力を合わせて一つに向かうことができるのも人間のすばらしさです。今回の地震の被災者たちを応援するために作曲したという斯琴格日楽(スーチングラ)は、「どれほどの母たちの涙が流されてきたか、できることから一歩を踏み出せば、歩んでいく足あとに、いつの日か……」とうたいました。蒙古族出身の斯琴格日楽の歌声は高く響き、大草原を吹き抜けるように、会場中に響き渡りました。「この歌声が、四川の人々にも届きますように」とのみんなの願いを乗せているようでした。

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