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2008年4月27日 (日)

■第17回 インターナショナルデー(東京大司教区)

今年も、東京カテドラルで、インターナショナルデーが開催されました。今年のテーマは、「すべての国よ、主を賛美せよ」でした。

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11:00~16:00までワールド・バザーとアトラクションが行われました。わたしたちも、スペース セントポールのお店の前に机を並べました。そこはカテドラルの入口にあたるので、ミサに来た人やバザーの準備に来た人など、いろいろな人が見てくださり、さっそく品定めをしていく人もいました。

バザー開始の11:00になると、一気に人の数が増えていきました。今年はテントの配置が換わり、食事のための席数が増えているので、みなさん、ゆったりと世界各地の食事を楽しみ、語り合っていました。

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12:00からは、幸田司教の司式でインターナショナル・ミサが行われました。聖堂は立ち席までいっぱいの人でした。入祭の歌は「ジュビリー・ソング」で、祭壇横に並んだ色とりどりのTシャツを着た若い人々が手話をし、これからはじまるミサが、よく準備され、心が込められていることを感じました。

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ミサをはさんで、11:00から16:00までは、聖堂前でアトラクションが行われました。ダルクのメンバーのエイサー(琉球太鼓)とゴスペルを見ました。ダルク(DARC=Drug Addiction Rehabilitation Center)は、薬物依存症者の社会復帰のための施設で、全国45カ所に施設があります。今回は千葉、横浜、川崎ダルクなど5カ所から集まったメンバーが、力強い踊りを披露してくれました。身体を使ってのリハビリテーションの一貫として、エイサーが取り上げられているそうですが、重い太鼓を抱えながらの足腰を使った踊りとバチさばきで、相当の運動量だと思います。若い人もいました。辛い思いをしながら、なんとかして立ち直りたいと努力しているのだろうと思うと、ジーンとしてきました。見ている大勢の人々から、大きな拍手がわいていました。

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エイサーの次は、ゴスペルのステージです。三軒茶屋教会で練習しているというグループのメンバーから45人が歌ってくれました。ゴスペルは、聴衆も巻き込まれて、リズム感あふれるゴスペルを楽しみ、神を賛美しました。

インターナショナルデーには、カリタス・ジャパン、正平協(カトリック正義と平和協議会)、日本カトリック移住移民移動者委員会、カトリック東京国際センターCTICなどの支援団体はじめ、高輪教会、調布教会フィリピンボランティアグループの教会グループなど、50近い数の団体・グループが参加していました。その他、無料国際電話コーナーが設けられたり、無料医療相談会が開かれたりしていました。

お天気にも恵まれた一日を終え、日本に住む外国人や海外の人々を支え合い、交わることをとおして、イエスにおいてますます一つになっていくことができますように……と祈り、カテドラルを後にしました。

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2008年4月24日 (木)

■ 森のキリシタンメン

Dscf1853 宮城県の登米市(とめし)に、殉教の地があると聞き行ってきました。
ここでは、あちこちに「キリシタンの里」という文字を見ることができます。市の歴史的文化財とし、毎年6月の第1日曜日には「キリシタンの里まつり」が、地域の行事として、東和町で行われています。もちろん、野外ミサが行われ、近くの綱木農村公園では、野外コンサート・ふるさと伝統芸能大会・農産物の販売、「魚のつかみ取り」なども行われるそうです。
案内をしていただく地元の歴史研究家の方と信徒の方との待ち合わせのために、東和町にある道の駅「林林館」に行き、ここで昼食をいただきました。
いろんなメニューがありましたが、私たちの目に飛び込んできたのは「森のキリシタンメン」。「キリシタン」と「タンメン」をかけてこの名がついたとのことでした。山の幸が盛りだくさんのおいしい塩タンメンでした。
食べ物にまで、その名がつけられるなんて、殉教者のことが忘れ去られることなく、町ぐるみで大切にされているようで、とてもすてきなことだと思えました。
東和町と大籠のキリシタンについては、“Laudate”でまたご紹介します。
皆様も、東和町に巡礼された際は、道の駅「林林館」でぜひ「森のキリシタンメン」を味わってみてください。

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2008年4月21日 (月)

■ 戒名のない卵頭墓石

Kounji_1 静岡に耕雲寺という禅寺があります。この寺には、「戒名のない卵頭墓石」が残っています。その墓は、キリシタンであった原主水を助けたために処刑されたこの寺の2代目の住職の墓です。
この話を聞き、自らが信じ生きる仏の道を全うするため、禁じられた違った宗教であるキリスト教を信じ、罰せられ自由に動くこともできなくなった原主水を助けようとした僧の姿に感動し、この寺を訪ねました。
寺の石段を登って行くと、すぐにお寺の方だとすぐにわかる女性から手招きされました。「持って行きませんか」と言われ、何かよくわからずにいると、「袋を持っていますか?」と尋ねられ、持っていないと答えると、中に入ってすぐにビニールのさげ袋を持ってきてくださいました。
「どうぞ好きなだけ持もって行って、マーマレードにでもしてください」とのこと。見ると、立派なみかんがたくさん篭に入っていました。
見ず知らずの私たちに、何も聞かずに収穫したばかりのきれいなみかん(甘夏でしょうか)をわけてくださったのです。
今も、原主水を助けた住職の心が受け継がれているようで、心温まる思いでした。

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2008年4月17日 (木)

■「ペトロ岐部と187殉教者」列福式に向けて

4月15日、長崎に行ってきました。長崎駅に一番近い教会、中町カトリック教会の敷地内にある女子パウロ会長崎支部を訪問するためです。

ご存じのように、11月24日、「ペトロ岐部と187殉教者」列福式が、長崎県営野球場(ビッグNスタジアム)で行われます。日本の教会が、長い間待ち望んでいた日本各地の殉教者たちが列福される、大切なそしてうれしい日です。列福式の標語とロゴも決まり、列福式へ参加するための申込みが各教区に設けられた「列福式参加申込受付窓口」ではじまりました。長崎支部のシスターによれば、地元長崎教区ではいろいろな委員会ができ、着々と準備が行われているようです。いよいよ近づいてきたなという感じです。

長崎では、ちょっと足を伸ばして、浦上教会の近くにある「サンパウロ」と「ピエタ」のお店にも行ってみました。中町教会にある「NAKAMACHIセント・ポール」もそうですが、それぞれのお店には列福式に向けたコーナーや展示などができていて、殉教者たちについて知ることができるよう促しています。ピエタの入口には、ロゴと標語の入った“バンナ(垂幕)”が掲げられていました。

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1 1981年2月、教皇ヨハネ・パウロ2世が来日されたとき、松山競技場のミサには大勢の信者が集まりました。長崎ではめずらしい大雪で、冬に処刑された殉教者たちの苦しみに思いをはせて、吹き付ける雪と冷気に耐えて祈りをささげました。今回列福式が行われるビッグNスタジアムは、収容人数25,000人だとか。日本各地から集まる信徒で満ち溢れることでしょう。

ピエタのお店では、師イエズス修道女会のシスターが描いたイラストの、殉教者のパンフレットと6種類のしおりが販売されていて、その中から、京都の殉教者「テクラ橋本」母子の絵を求めました。

現在、日本の社会ではカトリック教会は迫害を受けていませんが、今の社会の中で、どのような形で信仰を生き抜いたらいいのか、殉教者たちの神への信頼の模範を学びながら、列福式の日を迎えるための準備をしていきたいと思います。11月24日は、長崎で行われる列福式と時を同じくして、東京でも何か祈りをささげることができないかしらと思います。

長崎大司教区のページ http://www.nagasaki.catholic.jp/
カトリック中央協議会 http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/
        →「ペトロ岐部と187殉教者」をクリックしてください。

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2008年4月13日 (日)

■ 旅先でのやさしさ

Sizuoka_01 札の辻で殉教した原主水の取材ため、主水が徳川家の旗本として過ごし最初に捕らえられた静岡を訪ねました。
静岡教会には、原主水の銅像があると聞き、電話で連絡して教会を訪ねると、転任されたばかりの主任の林神父と濱田神父が待っていてくださいました。銅像の写真が撮りやすいようにと大雨の中、車を移動してくだり、教会の歴史の資料なども準備してくださっていました。
静岡教会の取材の後、濱田師は、車で20分以上も離れた明治時代に建てられた歴史ある谷津教会に、林師は銅板に書かれた当時の地図のあるところまで案内してくださいました。地図の中の原主水の家をわざわざ探して見つけてくださっていたのです。
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大雨でびしょ濡れになりなんだか心まで冷え切っていましたが、お二人のやさしさに力をいただきました。
神の愛やいつくしみは、けっして難しいことではなく、隣にいる人へのこうした思いやりなんだなと教えていただきました。
ありがとうございました。
静岡教会と原主水については、また“Laudate”でご紹介します。

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2008年4月 9日 (水)

■ 祈りのコーナー(10)

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前回、月刊誌「あけぼの」の表紙を描いているシスターの部屋にある祈りのコーナーをご紹介しましたので、今回は引き続き「あけぼの」の編集部の祈りのコーナーをご紹介しましょう。
Inori103アジア関連の記事が多い「あけぼの」ですが、祈りのコーナーにもカンボジアや韓国の聖母子が置かれていました。カンボジアの聖母子は、どこか仏像の雰囲気が漂っていて、蓮華座(れんげざ)のような台座の上に聖母子が立っていて、アンコール・ワットに置かれていても、違和感がない木製のご像です。そして、韓国の聖母は、チマチョゴリを着ています。
珍しいのは前教皇ヨハネ・パウロ2世の切手です。
この祈りのコーナーをとおして世界を見つめつつ「あけぼの」の編集にあたっているのでしょうか。

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2008年4月 6日 (日)

■ ローズマリー

Rosmarinus この季節修道院の庭にはたくさんの花が咲いていますが、特に元気が良いのがローズマリーです。
ハーブとして知られるこのローズマリーですが、地中海沿岸原産で、その名の語源は、ラテン語の「ros(露)」と「 marinus(海の)」からきていて、海岸近くに生えていることから「ローズマリー」と名づけられたそうです。
ヨーロッパでは、魔除けの力があると信じられていたこのローズマリーにまつわる逸話はいくつかあります。
その一つにこんな話があります。聖家族が、へロデの迫害をさけエジプトへ逃れる途中、聖母マリアが、ご自分の青いマントを野宿するためにローズマリーの茂みにかけたところ、白かった花が一夜にして清い青い色に変わったというのです。
そのため、ローズマリーには「マリア様のバラ」という別名があります。
花言葉は「静かな力強さ」だそうです。聖母マリアにピッタリの花言葉ですね。

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2008年4月 3日 (木)

■ 祈りのコーナー(9)

Inori9_01_3 久しぶりに、シスターたちの祈りのコーナーをご紹介しましょう。
今回は、月刊誌「あけぼの」の表紙やカードの絵を描いているシスターの部屋におじゃましました。
部屋に入るとプーンと、油絵の具の臭いがします。
絵だけでなく、とても器用なシスターなので、祈りのコーナーも手作りのものがいっぱいです。リースも十字架、ローソクも祈りがこもったお手製でした。
そして、いろんなところに、ちょっとご像が置かれていました。そのご像の多くは、壊れたものを修理して飾ってありました。
そして、キャンパスには、十字架と木の聖母子の額が置かれていました。シスターは、祈りの中で絵を描いているんだなと、改めて感じました。

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