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2007年9月30日 (日)

■白い曼珠沙華

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 白い曼珠沙華(彼岸花)をご覧になったことがありますか? 私は写真では見たことがありますが、今年はじめて実物を見ました。白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)という名前で、とても珍しい花だそうです。
 いつも庭の世話をしてくれているシスターが昨年もらってきて植えた種が、今年一輪咲いてくれたのです。
 白花曼珠沙華は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である彼岸花とショウキズイセン(鍾馗水仙)の自然交配によって誕生したものと、園芸種として品種改良されたものの二種類があるそうです。
 赤い彼岸花に比べて少し花は大きめので、雄しべも長いような気がしました。鱗茎(りんけい)にはアルカロイドという猛毒が含まれているそうですが、楚々と咲く花を見ているととても毒などあるようには思えません。凛と咲くこの白花曼珠沙華姿は、なにかキリシタンたちの強い信仰に似ているように感じました。

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2007年9月25日 (火)

■辺境の農村に学校建設

2221027  9月21日、毎日新聞主題の第19回毎日国際交流賞を、NPO法人「AMATAK カンボジアとともに生きる会」の代表でカトリック吉祥寺教会の後藤文雄神父(77歳)が受賞されました。
 後藤神父は、神言会の司祭ですが、14人の子どもたちのお父さんでもあります。「司祭なのに?」と思われる方もおられるでしょうが、彼はカンボジア難民の子どもたちの里親を探しながら、自ら彼らの本当の父親なる決意をして、子どもたちを引き取って育てました。
 里子の一人ラーさんは、ポル・ポト派の少年兵でした。彼は、10歳の時にポル・ポト派に連行され、生き残るために少年兵となり、命令に従うしかない中でベトナム兵を殺したこともありました。ラーさんは、逃げて日本に渡り、後藤神父の里子となりました。しかし、その心の傷が癒えることはありませんでした。
 苦しむラーさんを、後藤神父はカンボジアに里帰りさせました。
 その時ラーさんが僧侶から預かった手紙が、後藤神父の学校建設へのきっかけとなりました。僧侶の手紙には、農村へ学校建設を願う思いがつづられていました。
 後藤神父は私財を投じて、電気も水道もない貧しい農村の学校建設に挑むことになりました。ラーさんは、日本への永住を考えていましたが、学校建設のために祖国に戻りました。
 日本とカンボジアという遠く離れた場所でも変わることのない深い親子の絆が、カンボジアの人たちへ愛と希望を与える学校建設を実現して行きました。
 現在14校目の学校が建築中です。
 14人の里子の子育て、つぎつぎに遭遇するカンボジアの問題に愛とユーモア取り組んだ後藤神父の体験は、『カンボジア発 ともに生きる世界』(女子パウロ会)という一冊の本になっています。

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2007年9月23日 (日)

■祈りのコーナー(8)

 祈りのコーナーをお届けします。
 今回は、修道院の受付の祈りのコーナーです。
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 修道院の受付には、たくさんの方が訪ねてこられます。信徒の方や使徒職関係の方などたくさんの訪問客をお迎えする場所です。受付に入るとすぐに聖母子の像が迎えてくれます。その聖母子像の前にかわいい熊のぬいぐるみが2つ。なんとその熊のぬいぐるみはロザリオをしっかりと両手に持って、聖母子像に向かってひざまづいて祈っています。どなたからいただいたもののようですが、ちょっとユニークなお出迎えです。
Inori803  もう一カ所、受付の中に、十字架と聖母子像がまるで、受付を見守るように置かれています。この聖母のやさしくイエスを見守るまなざしは、私たちを訪れてくださる方たちを見守るかのようです。
 乃木坂の修道院をお訪ねの際は、聖母子像と祈る熊のぬいぐるみが、いつもみなさまをお迎えいたします。 

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2007年9月19日 (水)

■庭の小さな秋

 日曜日に六本木チャペルセンターのミサに行く途中、東京ミッドタウンの横にある檜町公園を歩いていたら、大きなトンボが飛んでいました。空を見上げると青い空が天高く広がっています。まだまだ暑いけれど、「秋だな」としみじみ感じました。
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 修道院に戻り、庭をゆっくり歩いてみると、修道院の庭にも小さな秋を見つけました。
 彼岸花が咲きはじめたのです。まだほとんどがつぼみですが、いくつかの花は放射状にあの見事な真っ赤な花弁を伸ばし美しく咲いています。その横には、ホトトギスが可憐なやさしい花をいくつもつけています。他にはぎや藪欄、みずひきが、庭のいたるところで秋を告げていました。
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2007年9月16日 (日)

■祈りのコーナー(7)

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     久しぶりの祈りのコーナーです。
 今日ご紹介するのは、訪問宣教と言って、教会や学校、幼稚園、保育園、病院売店などを訪ねて書籍などの普及を担当しているシスターの部屋の祈りのコーナーです。

 ここのシスターズは、毎日忙しく出かけたりしているので、あまり事務所にじっとしていません。そのせいか祈りのコーナーもあっさりしています。十字架に無原罪の聖母像、それにローソクとお花。しかし、ちょっと違うには、創立者のことばが日々の使徒職で生きられるように、貼られていました。

   神よ、出版・映画・ラジオ・テレビ・視聴覚
   すべてのメディアが、
   常にあなたの栄光と、人々の善益のために
   用いられるようにしてください。
          (福者 ヤコブ・アルベリオーネ神父)

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2007年9月11日 (火)

■暑さの贈り物 ゴーヤ

Nigauri01_2  今年の暑さは異常でした。40度を超える地域がでたり、熱中症で倒れる方、亡くなる方まで出て、地球の環境破壊による異常気象を身近に感じる夏だったと言えます。
 しかし、こんな暑い夏いつになく元気だったのは庭のゴーヤです。今までも、育てたことはあったらしいのですが、あまり実がならなかったようです。今年は、よく陽のあたる大きな銀杏の木に這わせるように植えてあります。
 さすが暑いところにできる野菜だけあって、暑さには強い。今年のこの暑さをものともせず、最初は木の下の方、私たちの身長より少し上あたりまで伸び、実をつけはじめました。しばらくするとどんどん伸びて、木の大きな幹に巻き付きながら実も私たちの手の届かないはるか上にまでなり、収穫も大変になってきました。
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 7月から実をつけはじめたのに、9月になった今もたくさんの実をつけ、花が咲いています。
 このゴーヤに、自然の生命力強さを見ると同時に、この暑い中にも私たちに実りを与えられる神に感謝しています。 
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2007年9月 8日 (土)

■マザー・テレサ帰天10周年記念映画上映会

Mtm01  マザー・テレサが帰天されて9月5日10周年を記念して、6日(木)から本会のホールで「マザー・テレサ帰天10周年記念映画上映会」を開催しています。
 上映映画は、「マザー・テレサとその世界」と「生命それは愛」そして「マザー・テレサの遺言」です。
 6日7日と、台風9号の影響で悪天候の中、100人以上の方が訪れてくださいました。今日は、天気も良く、土曜なのでこの2日より多くの方たちが訪れてくださっています。そして、同時開催中の「マザー・テレサ帰天10周年記念写真展」を熱心にご覧いただいています。

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 来場してくださった方の中には、マザー・テレサが来日の際に一緒に写った写真が展示されていて、はじめてこんな写真があったことを知り、マザー・テレサに会ったときの感動が蘇ったと喜ばれる方や、自分はマザー・テレサのことはあまり知らないので、映画を見ることでもっと知りたいと思ってきたと言われる方もおられました。
 この映画会をとおして、マザー・テレサが今も日本の人たちの心に深く刻まれ、彼女の愛が生き続けていることを感じました。
 映画会は明日までです。ぜひお越しください。
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Mtm06_2 ◇マザー・テレサ帰天10周年記念映画上映会
  日時:9月6日(木)~9日(日)
  会場:聖パウロ女子修道会(東京) 聖堂横ホール
      10:00 マザー・テレサとその世界(55分)
      11:15 生命それは愛(30分)
      13:00 マザー・テレサの遺言(45分)
      10:00 マザー・テレサとその世界(55分)
      15:15 生命それは愛(30分)
      16:00 マザー・テレサの遺言(45分)
  チケット:当日券のみ、全席自由
       1回 500円、1日 1,200円

  同時開催:マザー・テレサ帰天10周年記念写真展

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2007年9月 6日 (木)

■マザー・テレサ帰天10周年 記念ミサ

Mt1001 10年前の9月5日、マザー・テレサが亡くなられました。その記念の9月5日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で、「マザー・テレサ帰天10周年の記念ミサ」が行われました。
 台風9号の影響で、時折激しい雨が降る天候でした。それにもかかわらず、大勢の方が参加してくださいました。
 10時半からのミサというのに、9時ごろから人びとが集まりはじめ、ミサがはじまるころには、約800人が静かに祈りはじめました。準備してあった聖歌集も、聖堂内のいすも足りなくなり、補助いすも出しました。

 「マザーのミサだったら、私も一緒にささげたい」と、来てくださった神父方を加え、主司式・白柳誠一枢機卿ほか14人の神父で、ミサがささげられました。
 この中には、東京教区の岡田大司教様、バチカン大使、参事官、などの姿も見えました。
 「コルカタのおとめ福者テレサ」の帰天10周年のミサを始めます、と言われた時は、何となく違和感を覚えました。しかし、続いて、「私たちにとってはマザー・テレサの名前で親しい方です」と紹介された時、何となくほっとした空気が漂いました。
 私たち参加者には、福者に挙げられたものものしい名前よりも、いつまでも私たちの「マザー・テレサ」です。
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 説教の中で、白柳枢機卿は「神の愛の宣教者会のシスターたちは、全世界に4800人おられますが、マザーの精神を生きているのはこのシスターたちだけではありません。神の愛を伝えようとしておられる皆さんも同じ心です」と参加者を励ましてくださいました。
 そして、次のエピソードも紹介してくださいました。
 マザーは、「私たちは何をしたらいいでしょうか」という質問に、いつもこのように答えておられました。「あなたの最も身近にいる人に愛の行いをしなさい」と。
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「大学生の時、マザーの話を聞き、ぜひ、息子にもマザーを知ってもらおうと、やってきました。息子はまだ3歳で、話もよくわからないかもしれませんが……」。
「さいたまから来ました。マザーが大好きなので」。
「病気で3ヶ月間入院していました。今日が退院後初めてのミサです」。
「どうしても、このミサの中でマザーと話したくて来ました」。
「大学生で、友達とさそいあわせて来ました。中学の時の教科書でマザー・テレサのことを知りました」。
 みんな、ただ一つ、マザー・テレサに結ばれて、東京、千葉、横浜、さいたま、それぞれの地から、いろいろの思いを抱えて、集まって来ました。
 最後に歌った聖歌は、マザーの祈りをそのまま曲にした「わたしをお使いください」でした。「私の手を、私の足を、私の声を、私の心を、主よ、お望みでしたら、どうぞお使いください」というものです。
 なんと言っても、今日のミサは、みんなの心がピッタリ合っていたというのが第1印象でした。聖歌にしても、祈りにしても、とてもきれいでした。心が一つになるということは、すばらしいことですね。歌も祈りも力強さを感じました。
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 ミサが終わっても、すぐに聖堂から出る人はいません。聖堂内に展示されていたマザーの写真に見入る人、静かに心をこめて祈る人……印象的でした。
 お知らせとして、先唱の司祭が、8月下旬からインドのコルカタでは、マザーの列聖を求めて帰天なさった9月5日を中心に祈りのムーブメントが行われているというアナウンスもありました。

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2007年9月 1日 (土)

■朝顔

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 今年は、修道院の中庭に朝顔が一面の咲きました。 これほど、見事に咲いたのは珍しいと言っていいほどよく咲きました。
 家の塀や木に、つるが伸びて広がっている朝顔は時々見かけますが、ここの庭の朝顔は違います。庭一面に這うように広がっているのです。ちょっと珍しい光景です。
 そして、色が変わるんです。一人のシスターが、この朝顔は2種類あるみたいで、一日おきに青い花と紫の花が咲くと言っていました。一日おきとは不思議だな…と思い、朝顔を植えたシスターに聞いてみると、時間によって色が変わっていくのだそうです。朝は青い花が、だんだん赤みを帯びていき、昼には紫色に変わるのでした。2種類あると思ったシスターは、器用に一日おきに早い時間と遅い時間に朝顔の花を見ていたようです。
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 この朝顔は、毎朝次々と新しい花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれました。
 私たちもこの花のように、次々と愛の花を咲かせて、人びとを喜ばせたいものです。

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