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2007年8月 1日 (水)

■『包帯クラブ』

 『孤独の歌声』『永遠の仔』『家族狩り』など、現代社会の家族と子どもたちの苦しみを取り上げて話題になった作家、天童荒太氏。天童氏の最新作が、昨年新書版の形で出版さ れたのが『包帯クラブ』です。

 登場人物は男女の高校生たち。手首に包帯を巻いていて「リスカ」と間違えられた主人公ワラと病院の屋上で出会ったディノのふたりから、「包帯クラブ」がはじまります。いろいろなことで傷ついている子どもたちの心を癒やすために、傷つけられた場所や物に包帯を巻いていき傷を癒やす……というクラブ、この輪が次々と広がっていきます。

Dsc054151 『包帯クラブ』はこの夏、柳楽優弥と石原さとみによって映画化されることになりました。

 包帯を巻いて心が軽くなるのは、傷が治ったわけじゃなく、<わたしは、ここで傷を受けたんだ>と自覚することができ、自分以外の人からも、<それは傷だよ>って認めてもらえたことで、ほっとするんじゃないかと思った。
 「傷だからさ、手当したら、いつか直っていくんじゃない」  
(本文59ページより)

 次々と傷ついた仲間が出てきます。こういうことが辛くて、こういうことで人は傷つくよね。読みながら、この本自体が、読んでいる人の心の傷を癒やしていると思いました。天童荒太氏の感性に、改めて敬服しました。

 どのような映像になっているのか、9月の封切りが楽しみです。

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コメント

私はミイラなのかと思うぐらいぐるぐる巻かれています
心をフラットにして マザー・テレサが言っておられる
 まず 自分を赦しなさい これが肝心!
刻まれた光・・携帯サイドからでも容易く・・ごく普通の
 家庭のお父さんでさえ・・包帯代りに陥っています
知らないふりはできないので お咎め無しの国へ移住を
進めました 嘘のような本当の話です!

投稿 Margarita | 2007年8月 5日 (日) 08時56分

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