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2007年5月31日 (木)

■聖母行列のローソク

 5月・聖母月最後の日。今日は、聖母の訪問の祝日でした。晩の祈りは、聖母への祈りとしてローソク行列をする予定でしたが、あいにく雨でした。祈りは聖堂で行いました。『カトリック聖歌集』の聖母の連願を歌い、過ぎた一か月を感謝しました。

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 シスターたちは、一人ひとりローソクを持って聖堂に集まりました。ローソクの炎を風から守るために、ローソクには幌(ホロ)のような囲いを付けているのですが、この囲いの部分を、各共同体でいろいろと飾っています。ご紹介しましょう。

 下の左の画像のローソクは、透明のプラスチックコップに聖母の絵を貼ったものです。いろいろな絵柄で飾ることができるので楽しいですが、炎がコップにあたると、とろけてしまうので要注意。中央の画像のローソクは、透ける部分が和紙でできています。中には小さなコップローソクを入れているので、机の上に置くことができます。なかなかいい雰囲気でしょ? その下の画像は単純なカットで、典型的なものです。

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 みなさんも、いろいろと工夫して作ってみてください

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2007年5月29日 (火)

■活躍する日本女性

 昨日、ニュースを見ていて驚きました。カンヌ国際映画祭で、河瀬直美監督の「殯の森(もがりのもり)」が、最高賞であるパルムドールに次ぐ審査員特別大賞(グランプリ)を受賞したというのです。北野武監督の和服姿や松本人志監督のはじめての作品が監督週間で上映されることで話題を呼んでいましたが、コンペティション部門で唯一の日本からの作品としてノミネートされていたとは知りませんでした。「スゴ~~イ!」うれしくなってテレビに向かって手をたたいてしまいました。黒いドレスをしなやかに着こなした河瀬監督が、ステージに上がっていました。信じられないという様子でした。若手の女性監督の活躍がめざましいこのごろです。

 河瀬監督の実力は相当なものです。長編映画のデビュー作となった「萌の朱雀(もえのすざく)」で、同じカンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞しているのですね。「殯の森」では、ホームに住む認知症の初老の男性と子供を亡くした女性介護士を描いた作品だそうですが、監督は、今の日本を表現するにはこのテーマだと思った、ということを言っていました。

 その「殯の森」が、なんと劇場公開前に、今晩8:00から、BS-hiで放映されます。これも驚きです。公開前にテレビで放映されていいのかしら……なんて心配していますが、インタビューやカンヌでの受賞風景、解説、メイキングなども紹介されるそうで、うれしいです。どんな作品なのか、楽しみにして見ましょう。

 そして、今日の夕刊には、メキシコで開かれていたミス・ユニバース・コンテストで、日本代表の森理世さんが優勝した、一面にありました。20歳の若さです。王冠をかぶった姿は、落ち着いた雰囲気がありますが、これもスゴイですね。

 「殯の森」は6月23日から東京・渋谷シネマアンジェリカ、7月7日から大阪・九条シネヌーヴォにて公開です。

河瀬直美監督ホームページ
http://www.kawasenaomi.com/kumie/index.html

「殯の森」公式サイト
 http://www.mogarinomori.com/index.html

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2007年5月26日 (土)

■国立オリンピック記念青少年総合センター

 世の中には、「え~っ、こんなところがあるんだ!!!」と言うように、まったく知らない世界というものがあるものですよね。今年の9月に行われるSIGNIS・JAPANアジア会議のために、先日、東京・代々木にある「国立オリンピック記念青少年総合センター」へ下見に行ってきました。ご存じのように、ここは東京オリンピックのときに選手村だったところです。

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 まわりは代々木公園、さらに明治神宮の森が続いています。水泳やテニスなどのスポーツ棟、10人程度から200人ほどの会議室があっていろいろな集いができるセンター棟、大ホールと小ホールがあり合唱や演劇の練習ができる部屋があるカルチャー棟、個室から、数人の部屋までがあるA~Dまでの宿泊棟、日本庭園がある桜花亭、それぞれの棟に、さらにいろいろな種類とサイズのレストランがあり、敷地はとっても広くて、まるでひとつの村のようです。村役場にあたるような利用案内所では、申込みの手続きをする人が、いくにんもカウンターで受付をしていました。わたしたちSIGNIS・JAPANも、個室のある宿D棟と会議室、レセプションホール、上映会のために小ホールを借りました。貸出料金もとても安く、青少年のためなら、さらに安くなります。

 土曜日でしたからもしれませんが、女子中学生たちや、大学生たち、合唱の練習をしている人たち、高齢のおじさんたち……と、ほんとうにさまざまな人が、あちらの会議室、こちらのリハーサル室といった具合に、出たり入ったりしていました。乳母車を押したおかあさんたちも、緑ゆたかな公園で子どもたちを遊ばせていました。

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 こんなにたくさんの人が来ていて、こんなに安価で、こんなにクルクル回転で利用しているところがあるんですね。まるで別世界に来た思いでした。知らなかった世界です。画像を見ておわかりのように、建物の形がいろいろで色もカラフルで、見ているだけで楽しい建物です。宿泊D棟の最上階にあるレストランから見ると、都会の真ん中にこんなに深い森があったのかと驚いてしまいました。会議のためにやってくるアジアの人々はきっと喜ぶでしょう。近くには、NHK放送センターもあります。まだ行ったことのない人は、是非、一度、行ってみてください。

 ところで、石原東京都知事ががんばっているオリンピック誘致は、どういう結果になるのでしょうね???

国立オリンピック記念青少年総合センター

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2007年5月24日 (木)

■熊井啓監督、ありがとうございました!

 23日、“社会派監督”と呼ばれた熊井啓監督がお亡くなりになりました。作品の数は多いとは言えないかもしれませんが、どの作品も深いテーマで、日本社会の問題を突いている作品ばかりでした。
 
 見たのは、からゆきさんの人生を描いた山崎豊子原作の「サンダカン八番娼館・望郷」Enzai001_1 (1974)、戦時下で米国人捕虜に生体解剖に立ち会った若き医学部研究生たちの苦悩を取り上げた遠藤周作原作の「海と毒薬」。奥田映二と渡辺謙が実験にかかわった研究生を演じました。これも遠藤周作の「愛する」「深い川」、松本サリン事件で、被害者である河野義行さんが、マスコミと警察によって犯人として疑われていく過程を取り上げた「日本の黒い夏-冤罪-」。

 このような人間の罪の部分を描いた作品は、興行的に成り立つかということもあるでしょうし、社会への問題提起にもなるわけですから、とても勇気のいることだと思います。このような一貫した姿勢を貫いてきた熊井監督に、メガホンを持ち続けさせたものは何だったのか? このような作品をなぜ映像にしてきたのか、監督としての生涯のテーマや一つひとつの作品にかける思いなどのお話を伺いたかったです。ビデオを借りてきて、監督の思いを大切にしながら、作品を見ていきたいなと思います。
 
 城山三郎さんといい、熊井監督といい、しっかりと言ってくださる人がいなくなり、残念です。

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2007年5月22日 (火)

■15歳の笑顔

 昨日の朝刊の一面に、真っ赤なブレザーを着た若者の、恥ずかしそうな笑顔が載っていました。弱冠15歳のアマチュアで参加した高校生の石川寮君が、男子ゴルフツアーで、大のプロを押さえて史上最年少で優勝したのでした。その前の夜のテレビのニュース番組で、石川君のプレー姿が映っていました。難しいバンカーから打った球が、まるでゴムに引っ張られているようにホールに吸い込まれていきました。アナウンサーが「奇跡が起きました!!!」と叫んでいました。周囲の観衆が「入れ入れ……」と言ってくれたそうで、石川君は観衆の声援に応えるために両手を挙げてみたそうです。なんという大物でしょう。

 石川君は小学生のころ、お父さんに連れられて練習場に行ったことからゴルフをはじめたとか。今回のツアーでは優勝してもプロではないので、賞金はもらえないそうです。プロ宣言すれば、次のツアーから賞金をもらえるそうですが、彼はキッパリ言いました。「世界一のプロゴルファーになりたいけれど、高校生の間は勉強に集中します」と。アレ? 今もテレビに出ています。高校での記者会見で、「文武両道でがんばります。プロ宣言は、自分がやっていけると思ったときにします」ということでした。なんと、しっかりした考えを持っているのでしょう。

 神戸の少年Aの事件から10年目に、同じような残忍な事件が起きました。母親を惨殺した会津若松の高校生。その子の中でいったい何が起こっているのか、計り知れないものがあります。命を感じること、他者を大切にする心は、どのようにしたら育つのかと頭を抱えてしまいます。日本のこれからはどうなっていくのか、わたしたちは何をしたらいいのか……。幼虐待や銃による事件などが続いて暗くなる思いに、石川君の笑顔はホッとしたものを与えてくれました。「ありがとう!」と言いたい気分です。

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2007年5月20日 (日)

■「主の昇天」に思う

 今日は、とてもさわやかな朝でした。聖イグナチオ教会まで歩いていきましたが、とっても気持ちがよかったです。今日は「主の昇天」の主日でした。十字架で亡くなった後、3日目に復活なさった主イエスは、40日の間、地上にとどまり弟子たちとともに過ごされました。

 聖イグナチオ教会の、7:30のミサはアルフレッド神父でした。アルフレッド神父の説教は分かりやすく、後でゆっくりと味わいたいなと思いました。簡単に、ご紹介します。

~説教~~~     ~~~     ~~~     ~~~
 「この40日間のプロセスで描かれていることは、わたしたちにどういう意味があったのか。弟子たちを強めるための期間だったのか。それともこれからの道の、準備の期間だったのか。わたしたちは“イエスの復活”とひと言で言ってしまうが、弟子たちにとって“イエスの復活”は、大きなことだった。それを腹の底に落とすまで、これだけの期間が必要だったのではないか。

 イエスが去らないと、弟子たちは次の段階に進めなかっただろう。弟子たちは、祈りながら、今までのイエスが行ったことやことばの意味を振り返っていただろう。

 イエスは、「前」から「後ろ」に自分の場を変えた。イエスが先頭に立つのではなく、弟子たちの後ろから支えるようになる。「主の昇天」は、弟子たちが自分たちの足で立ち、歩いていくために、この出来事は必要だった。弟子たちが「これらのことの証人」となるために。あなたたちが行くところへ、わたしは付いていく。だから、あなたたちは出かけていかなければならない。“あなたたちの時代”……わたしたちの時代が、このときから始まった。
~~~    ~~~    ~~~    ~~~    ~~~

 今、わたしたちは弟子たちの時代を生きています。イエスは、実際には見えません。しかし、イエスに従っていきたい、イエスを主として迎えたい、イエスの父である神をわたしの神としていただきたいと思う人のそばに、イエスはいつもともにいて支えてくださると言うのです。弟子たちはどのような思いで、主が天に昇られるのを見ていたでしょうか。きっともう、「あなたはどこに行かれるのですか? わたしたちにはわかりません」という心細い思いではなく、「主よ、あなたの教えを歩みます。どうか、支えてください」と胸を張って見送ったのではないかしらと、まぶしい青空を見ながら思いました。

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2007年5月17日 (木)

■東京ミッドタウンにある“FUJIFILM SQUARE”

 「♪お正月を写そう、きれいな着物を写そう、フジカラーで写そう!」なつかしいですね。年末になってこの曲が流れてくると、「ああ、お正月だ……」という感じがします。今年も樹木希林さんと長瀬智也さん、堀北真希さんがおもしろおかしく演じていました。

 このコマーシャルの提供社・富士フイルムの展示空間が、東京ミッドタウンの一角にあります。今日は、その楽しい空間をご紹介しましょう。東京ミッドタウン・ウェストの外苑東通りに面した1階と2階に位置している“FUJIFILM SQUARE”で、どなたでも自由に入ることができます。

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 “FUJIFILM SQUARE”に入ると正面にエスカレーターがあり、左手にはデジタルカメラや新製品が展示されているコーナーと、その前の、ゆっくりとお茶や軽食を楽しむことができる空間があります。白色を基調にしたとても清潔で明るい空間です。右手には、ギャラリー「PHOTO IS」と「フォトマルシェ」があります。「フォトマルシェ」というのは、秋山庄太郎氏などのプロの写真家が撮影した3,000点の写真の中から、好きな写真を選んでプリントしてもらい購入することができるお店です。六切りから全紙サイズまでのプリントや、それを額に入れて購入することができます。たくさんの種類があるポストカードは210円です。お部屋の壁や机の上を飾るのにピッタリです。きれいな写真を見ていると、心が落ち着きますね。

 外苑東通り側には“FUJIFILM TOWN”があります。タッチパネルが4台用意されていて、自由にさわることができ、フジフイルムが提供するさまざまな技術やサービスを見ることができます。タッチパネルのメニューの中でお薦めしたいのが、コレ! 今までのテレビコマーシャルの一覧です。年代とテーマ、出演者などの資料が並んでいるだけでなく、実際の映像を見ることができます。コマーシャルは15秒とか30秒のものですが、昔の作品から見ていくと楽しい! 懐かしい! 次から次へと見ていくと、時間の経つのも忘れてしまいます。ひょうきんな樹木希林さんは、昔から出演しているのですね。なつかしい岸本加世子さんも、若い若い。

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 現在、1階と2階のギャラリーでは、“FUJIFILM SQUARE”のオープニング記念として「Professional Photographer 200人展」が開催されています。2期に分けて、200人のプロの写真家の別の作品が展示されています。今は2期目で、5/31まで開催されています。

 写真の勉強にもなり、ほっとした時・空間をもらえる“FUJIFILM SQUARE”、ぜひ一度行ってみてください。

“FUJIFILM SQUARE”webサイト
http://fujifilmsquare.jp/index.html

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2007年5月15日 (火)

■響きわたるウィーン少年合唱団の歌声!

Wiener1  4月23日に来日したウィーン少年合唱団、今年は、初めての日本人のメンバー、カイ・シマダ君(13歳)が参加するとあって、ウィーン少年合唱団の来日がニュースになりました。

 5/6(日)の午後、新宿・初台の東京オペラシティ・コンサートホールで開催されたコンサートに行ってきました。若々しいマルティン・シェベスタ氏の指揮とピアノで、11~14歳まで25名の少年たちの美しい歌声が、ホールいっぱいに響きわたりました。ピアノをはさんで、左右に2段で並んだ団員たち。日本人のカイ君は、ステージに向かって左側上段の中央にいました。ドイツ語、ラテン語、英語など、難しい言葉を、他の国の少年たちと同様に、すっかり暗記して歌っていました。
 2004年にウィーン少年合唱団が来日したとき、日本人団員の受け入れが発表になりました。ウィーン少年合唱団の歌声を聞いて感動したカイ君は、ご両親に内緒で自ら連絡先に問い合わせをしたそうです。その決断力と行動力もさることながら、10歳そこそこの少年が、親元を離れ、言葉も文化も食生活も違うところにたったひとりで入っていく、その勇気に驚きました。どのように寮生活をしているのかしら……などと思いながら美しい歌声を聞いていました。

 ソプラノの声は、大きな声で歌うと、ホール全体にビンビンと響いてきます。ほぼ満席のホールは、天使たちの歌声に魅了されました。パニス・アンジェリクス、アヴェ・マリアなど宗教曲の後は、雨に歌えば、サムウェアなどのポピュラーソングが続きました。一曲歌うごとに拍手。休憩の後は、日本語の歌も披露してくれました。全プログラムが終わった後もアンコールの拍手がなりやまず、何度も出たり入ったり。5曲も歌ってくれました。Wiener2

 翌日は、お昼のワイドショーに出演していました。VTRで、団員がおみやげを買っている場面が流れたのですが、カイ君がインタビューに日本語で答えていると、マルティン氏から「日本語を使ってはいけません。ドイツ語で答えるように」とご注意を受けていました。子どもたちが何を話しているか分かるようにということだそうです。「キビシー!!」でも、カイ君、それにきちんと従って、スタジオではドイツ語で答えていました。素直でかわいいですね。

 そこでもう一つ感動したのが、ウィーン少年合唱団の考えです。「なぜ、オーストリア以外 の国の少年を受け入れるようになったのですか?」という質問に、マルティン氏はこう答えていました。「これだけメディアが発達した今、国際的になるように。また、紛争が絶えないこの世界で、異文化を学ぶだけでなく、交わることが大切だ」というのです。多感な少年時代に、「違う国の人と交わる」ということを理想として掲げるだけでなく、24時間びっしりと一緒に生活し、学び、歌って実際に生きさせてしまう……、すごいなぁと思ってしまいました。カイ君の他に、日本人とオーストリア人を両親に持つ兄弟も来日しています。

 ウィーン少年合唱団は、5/16は福岡シンフォニーホール、その後も6/17まで各地でコンサートが続きます。南へ北へと移動が大変ですが、体に気をつけてがんばってください。そして、日本に清々しい風を吹き込んでください。
*下の画像、右から2人目下段がカイ君。(コンサートチラシより)

●団員プロフィール
http://www.japanarts.co.jp/html/2007/chorus/wien/pro.htm

●ウィーン少年合唱団来日
4月23日から6月17日にかけ「ウィーン少年合唱団」が来日

http://allabout.co.jp/children/infanteducation/closeup/CU20070418A/index.htm

●カイ・シマダ君
http://allabout.co.jp/children/infanteducation/closeup/CU20070418A/index2.htm

●公演日程
http://allabout.co.jp/children/infanteducation/closeup/CU20070418A/index3.htm

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2007年5月13日 (日)

■今日は「世界広報の日」です!

 復活節第6主日は「世界広報の日」です。女子パウロ会のメンバーは、「この日は、わたしたちの日」と思っています。というのも、女子パウロ会の使命に結びついているからです。会憲には、こう書かれています。

 「み国を告げる喜びの訪れを貧しい人々に知らせるように 御父から派遣されたキリストは、いま、すべての被造物に福音を「告げ知らせる」ように 教会をとおして私たちをも派遣しておられる。」 会憲12条より

 そのために、

 「ときのしるしにたえず注意し、「進歩が提供し、時代の必要と状況が要求する、より迅速で効果的な」手段を福音宣教のために取り入れる積極的な姿勢をもとう。」 会憲3条より

 と、日々、努力している次第です。広報の手段も大きく変化してきました。今、各地の教会はwebサイトを持ち、福音宣教のために、いろいろなメッセージやインフォメーションを発信しています。司祭、修道者、信徒の個人レベルでも、発信している人が大勢います。Photo_15また、mixiなどのコミュニケーションが進み、仲間的な交わりをとおして、福音の種が広が っています。

 また、今日は「母の日」です。聖イグナチオ教会の主聖堂にある聖母像の前には、真っ赤なカーネーションが飾られていました。もう一人のお母さんである聖母マリアにも、日ごろの感謝を込めて、祈りの花束「ロザリオの祈り」をささげました。マリアさま、喜んでくれたかな……?

「世界広報の日」の教皇メッセージ をお読みください。
   2007年のテーマ:「子どもとメディア ― 教育における課題」
    http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/sc/07sc.htm (カトリック中央協議会のサイトから)

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2007年5月10日 (木)

■修道院の庭

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 修道院の庭のバラが開きはじめました。
 最初に開いた白い蔓バラはもう枯れはじめましたが、香りの高い紫のバラと丸くて花びらがぎっしりと詰まった黄色いバラが今満開です。他のバラたちも、次は自分たちの出番だとばかりに、つぼみをふくらませています。
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 オダマキやわすれな草など、今たくさんの花たちが目を楽しませてくれます。
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野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。
                               (マタイ 6.28)

 庭の花たちが、神のわざを教えてくれます。
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2007年5月 7日 (月)

■上杉鷹山

 4月23、24日、殉教者たちの取材に、米沢に行ってきました。
 米沢といえば、上杉の城下町。ちょうど2009年のNHK大河ドラマで、上杉家の宰相で米沢城下創設の師ともいわれる直江兼続(なおえ かねつぐ)の生涯を描いた「天地人」が放映されることになったことから、上杉博物館では特別展が開催されていました。
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春日山林泉寺にある直江兼続の墓
 米沢は、山に囲まれた地で、冬は雪深いところです。けれど、私たちが訪れた時は、いつもより1週間ほど早く咲いた桜が満開。上杉神社や最上川べりと、どこに行っても満開の美しい桜が迎えてくれました。
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 上杉藩といえば、アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディが、日本人の政治家の中で一番尊敬している人物としてあげた名君・上杉鷹山(うえすぎ ようざん)が治めた地です。
Yonezawa05_2  鷹山は、1751年に日向高鍋藩主・秋月種美の次男として生まれました。母方の祖母が米沢藩第4代藩主綱憲の娘であったことが縁で、10歳で第8代藩主重定の養子となり、重定の娘・幸姫(ゆきひめ)を正室としました。
 鷹山は17歳で、出羽米沢藩15万石の藩主となりましたが、藩の財政は火の車でした。鷹山は、藩の困窮を脱するために、藩政改革を押し進めて行きました。率先して倹約を行う鷹山を、上級家臣や老臣たちが反発し、大凶作が苦しめました。しかし、側室お豊の方などの良き理解者を得て、養蚕の奨励などの産業を推進して行きました。鷹山は、倹約だけではなく、学問を重んじ、農民の援助、福祉を重視し、開拓、水利事業などを行いました。生涯を藩政改革に注いだ鷹山でしたが、その改革が成功するのは、鷹山の晩年だったそうです。
 上杉博物館では、上杉鷹山シアターが設けられ、上杉神社にはいくつもの鷹山の銅像がありました。
 上杉家の御廟を訪ねると、「鷹山公」と書かれた墓前にだけ花が供えられていました。また、上杉家の奥方や子女、支候の廟所・春日山林泉寺では、奥方や子女の墓が並ぶ中、鷹山の側室お豊の方の墓前にだけ花が備えられていました。

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        上杉家御廟 鷹山の墓                     春日山林泉寺 お豊の墓
 米沢織や郷土料理など、鷹山の残したものは多く、今もなお米沢の人たちから深く愛され、尊敬されているということを感じました。
 鷹山の名言「成せばなる なさねばならぬ 何事も 成さぬは人の なさぬなりけり」は、鷹山の生涯そのものといえるのではないでしょうか。
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               鷹山の銅像                 春日山林泉寺 鷹山お手植えのしだれ桜

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2007年5月 5日 (土)

■星の王子さま展

Petit_prince  4/25~5/7まで、東京・銀座の「松屋銀座」8階で、「星の王子さま展」が開催されています。
 
 「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
 かんじんなことは、目に見えないんだよ」

 
 世界各国の子どもからおとなまでを魅了しつづけている星の王子さま。会場は、もちろん老若男女のファンでいっぱいでした。

 サン=デグジュペリの紹介、手紙や原稿、「星の王子さま」をはじめて日本に紹介した内藤濯(あろう)氏の紹介、『星の王子さま』の初版本、いろいろな国で出版されている『星の王子さま』、また映像では、ミュージカルの舞台から実業屋や点燈夫など各星の住人の紹介、7分ほどの上映では若いころの岸田今日子さんたちの朗読を聞くことができます。子ども向けでありながら、実は大人の心の深いところを突いている『星の王子さま』。星の王子さまのスタイルの変遷のデッサンをみながら、サン=テグジュペリが人間にとっての大切なDsc048461メッセージを込めた『星の王子さま』を、どのように完成させていったか、思いをはせました。

 「あんたたちは美しいけど、ただ咲いているだけなんだね。あんたたちのためには、死ぬ 気になんかなれないよ。そりゃ、ぼくのバラの花も、なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、あんたたちとおんなじ花だと思うかもしれない。だけど、あの一輪の花が、ぼくには、あんたたちみんなよりも、たいせつなんだ。だって、ぼくが水をかけた花なんだからね。……ぼくのものになった花なんだからね」

 岸田今日子さんのちょっと鼻にかかったかわいらしい声で語られると、しんみりと心の奥に入ってきて黙想させられました。「もう一度、読み返してみよう」と思いました。

 2005年1月、岩波書店が持っていた翻訳権が消失したのを機に、待ってましたと新しい訳本が出版されました。池澤夏樹、倉橋由美子、三田誠広、辛酸なめ子など、読み比べてみるのも、メッセージを深めるために役立つでしょう。「星の王子さま」を通して語っているサン=テグジュペリの思いを大切にして、次の世代に伝えていきたいですね。

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 たくさんの、それはそれはたくさんのグッズが販売されていました。これを見るのも、大変! いえ、楽しいでした。

 「星の王子さま」公式サイト   http://www.lepetitprince.co.jp/
     楽しい紹介をしています。ぜひ、アクセスしてみてください。

 「星の王子さま ミュージアム」 http://www.tbs.co.jp/l-prince/

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2007年5月 3日 (木)

■憲法集会&パレード

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 今日は憲法記念日で、今年は日本国憲法施行60周年にあたります。各地で行われた憲法記念日のイベントに参加なさった方も多いと思います。東京では、恒例の憲法集会&パレードが、日比谷公会堂で行われ、改憲の動きが激しい中、平和憲法を守るために約7,000人もの人々が集まりました。

 日比谷公会堂に入りきれなかった人々が日比谷公園内にあふれ、公会堂前に設置された大型画面をとおして、社民党党首の福島みずほさん、日本共産党委員長の志位和夫さんらの訴えを聞きました。集いの後、15時からはピースパレードが行われました。公会堂から出てきた人々で、さらに公園はいっぱいになり、パレードが出発できるまでだいぶ時間がかかりました。

 パレードでは、わたしたち「宗教者」のグループは第3番目の出発です。今回の集会の主催者が用意してくれたウチワ、「9」穴がハートの形になっているのですが、そのウチワの他に、各団体の幟、平和を訴える横断幕、プラカード、風船などを持って歩きました。お天気にも恵まれ、とてもたくさんの人が集まりました。宗教者もいろいろな宗派の人々が、それぞれの方法で平和を訴えました、キリスト者の列では、いつも歌っている「♪すべての人の平和を願い、すべての人の平和を祈る~~」の歌の他に、踊り出したくなるような楽しい歌が加わりました。

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Dsc048641  日比谷公園を出て、内幸町、数寄屋橋、東京駅八重洲口、常盤橋を渡ったところにある公園までのルートです。道行く人々、道路沿いのお店にいるお客さん、走っている自家用車やバスに乗っている人々に平和を訴えました。
 
 「平和憲法を守ろう!」「改憲はいらない!」という思いを一つにして歩きましたが、右翼の人々が拡声器で大声をはりあげ、パレードを邪魔していました。機動隊も例年より多かったような気がしますが、無事、パレードは終わりました。このために大勢の警察官が動員されました。警察官のみなさん、ありがとうございました

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2007年5月 1日 (火)

■4月の「祈り」から、5月の「聖母月」へ

 4月18日のブログでご紹介した「祈り」が、昨日、終わりました。毎日、毎日、一人ひとりの祈りを紙に書き、それをミサの奉納のときに祭壇にささげてきました。小さな紙ですが、Dsc048371ひと月分となると結構な量になりました。昨晩、庭の使徒の女王の像の前に集まって、この祈りの紙を燃やしました。みんなの祈りが天に届きますようにと、マリア様の歌をうたいながら祈りの心で燃やしました。

 どんな祈り、願いが書かれていたことでしょう。天の父は、それらをすべてご存じです。必要なときに、必要な恵みとなって、豊かに与えてくださることでしょう。

 今日からは5月、「聖母月」です。修道院では、毎朝8:30からロザリオの祈りをささげています。聖堂で、電車の中で、歩きながら、家庭の祈りで、寝る前に……と、いろいろな形で祈ることができる単純な、しかし力強い祈りです。みなで、世界の平和を求めながら、一人ひとりの願いを聖母マリアに取り次いでいただき、祈りをささげましょう。

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