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2007年3月31日 (土)

■今年の桜

 乃木坂の修道院の近くには、桜の名所がたくさんあります。毎年欠かさず訪れるのが青山墓地と乃木神社です。今年は、暑くなったり寒くなったり、桜も開こうと思ったら急に寒くなって、なかなか開くことができなかったことでしょう。

 28日、気持ちよく晴れて暖かかったので、カメラを持ってちょっと花見に行ってきました。風が強くて、なかなかうまく撮れませんでしたが、みなさまにも、今年の桜をご覧いただきましょう。
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 乃木神社のしだれ桜                     青山墓地のしだれ桜

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  乃木神社                           青山墓地

 乃木神社の桜は、大木なので、だいぶ歳を重ねているせいか花の色が白に近いうす~~いピンクになっています。青山墓地の桜は、陽があたっているところは咲いていましたが、花がびっしりとあるので、下の方はまだ咲いていませんでした。

 しだれ桜は、乃木神社も青山墓地も見事でした。しかし、風に揺られて、写真撮影は難しかったです。

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2007年3月29日 (木)

■新司祭の初ミサ

Dsc02487  すでにブログでご紹介しましたが、3月4日、東京教区で3人の司祭が誕生しました。そして昨日、乃木坂の修道院に新司祭3人が来てくださり、初ミサをささげてくださいました。新司祭に初ミサに来ていただくのは、ここしばらくなかったので、シスターたちは大喜び、この日を楽しみにしていました。
 ミサは朝7:00からでした。上石神井の神学校から車で来てくださったので、早起きで大変だったのではないでしょうか。神父さま方、ありがとうございます。

 ミサの主式は天本神父、福音書朗読は高木神父、説教は門間神父と、それぞれが活躍してくださいました。ういういしい姿に、こちらの気持ちも新鮮になり、歌もいつもより一生懸命歌ってしまいました。
 ミサの後、花束をお贈りし、私たちからのお祝いとミサに来てくださった感謝の思いを伝えました。その後、一緒に朝のテーブルを囲み、シスターたち全員で“ビリーブ”(杉本竜一 作詞・作曲)の歌をプレゼントしました。「たとえば君が傷ついて くじけそうになったときは かならずぼくがそばにいて ささえてあげるよその肩を……」 「今からが、スタート。司祭として教会の中で歩んでいくときに、きっと辛いこと悲しいこと、いろいろな困難にあうと思います。でも、イエスがかならず傍らにいて一緒に歩いてくださっている。だから、イエスに信頼して!」イエスの姿と重ねて歌うと、“ビリーブ”は本当に力づけられる歌詞です。また、信仰の仲間として歌ってもいいですね。これから、同期生の存在が力となってくれるときがあるでしょう。

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                         左から、高木神父、天本神父、門間神父

 朝食の後は、使徒職の場を見ていただきました。少しは女子パウロ会を知っていただけたでしょうか? 
 天本神父さま、高木神父さま、門間神父さま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。わたしたちも、お祈りしております。

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2007年3月27日 (火)

■サンパウロの“ロザリオフェア”

Photo_11 3/22から、東京・四ッ谷のサンパウロ(書店)の4階で、“ロザリオフェア”が開催されています。どんなロザリオがあるのかしらと思いながら、行ってきました。

 ロザリオと言えば、五連が連なった一環分ですが、それを基本としていろいろな形があるのですね。「聖母の七つの悲しみのロザリオ」「聖母の七つの喜びのロザリオ」を祈る七連のロザリオがありました。また、ミニロザリオとして、一連分を環にしたものと、3回の「聖母マリアの祈り」を5回分にしたものがありました。
 珠の素材も豊かです。珠の部分も紐で編んだ手編みのものや、素朴なオリーブの木の珠、バラの香りがする珠もあります。美しい天然石や手づくりのカットガラスの珠もありますが、これらはお値段も高価でした。
 聖パウロ修道会のブラザーや司祭たちが編んだ、手編みのロザリオも展示されていました。手編みのロザリオはとても丈夫で、手になじんで暖かい感触です。ロザリオを編むのがお得意の戸村神父の叔父様が作られたという、大きな鼈甲(べっこう)のロザリオが展示されていました。珠は大きな円盤状で、鎖の部分も鼈甲でできています。精巧なもので、あめ色とクロが美しいロザリオでした。もちろん非売品です。
 最近流行のブレスレットになっているロザリオは、珠がカラフルで見ているだけで楽しくなりました。
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 聖パウロ修道会のスータン(修道服)も展示されていました。かつては、黒い珠の長いロザリオを腰のベルトにつけて垂らしていたのだそうです。そういえば、うちのシスターたちも修道服が長かった時代に、大きな珠のロザリオを腰から垂らしていた写真を見たことがあります。
 たくさんのロザリオとともに、ロザリオについての説明のパネルや関係書籍なども展示されていました。ロザリオフェアは、3月31日(土)まで開催しています。後数日ですが、お近くにいらしたときは、どうぞ、お立ち寄りください。

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2007年3月24日 (土)

■江戸の殉教地を歩く

 今年の11月23日、「ペトロ岐部と187殉教者」の列福式が、長崎で行われます。188名は山口、有馬、天草、雲仙、広島、大阪、米沢など、日本各地で殉教した人々ですが、その中に、江戸で亡くなった信徒・原主水(はら もんど)がいます。

 3月22日、キリシタン研究ひとすじの五野井教授のガイドで、江戸の殉教者たちを忍んで、関係する地を巡礼しました。

 出発点のカトリック高輪教会には、「江戸大殉教図」という絵があります。たくさんの群衆が見ている中、宣教師と信徒50名が火刑によって殉教しました。この中の3人の宣教師たちはすでに列福されていますが、このたび、一般信徒の代表として原主水が列福されることになりました。
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 殉教の碑の前で五野井先生の説明を聞く        江戸大殉教図

 殉教の地に近い高輪教会の、入口の左手には江戸大殉教の記念碑があり、地下には、江戸の大殉教についての資料が展示されています。イエズス会士が書いたイエズス会総長への1624年の年度報告書「日本年報」の中には、このときの殉教の様子が詳しく書かれています。「江戸大殉教図」を見ながらその報告書を読むと、当時の役所の残酷さから、人間の中にある悪の恐ろしさを感じました。また、殉教者たちの一致と信仰の深さに心が洗われる思いでした。

 高輪教会を後にして、処刑が行われた札の辻まで歩きました。東京駅方面に20分ほど歩くと、処刑地の背後にある小高い場所に出ます。済海寺の横にある駐車場から国道15号線を見下ろしたあたりに、街道に添って火刑のための50本の柱が立てられたそうです。

 道をぐるっと回って、国道15号線に出て、さきほど上から見た殉教の地に向かいました。札の辻の交差点から、150mほど品川方面に歩くと、三井ツインビル西館の高層ビルがあります。ビルの手前の広場を右に入っていくと殉教の碑へと導かれます。今は都教育委員会がきれいに整地して、記念碑が立てられています。
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高層ビルの前を右に入ると……右の画像の階段に続く   この上に碑がある

Dsc044961  長崎の列福式に心をあわせて、ここで列福記念のミサができたらいいな~と思いました。祭壇になるような大きな石と、記念碑をどこからでも見ることができる広い空間があり、大勢の人が集まることができるようになっています。まるでミサをするためにあるような空間でした。

 その後、JR田町駅から東京駅に向かい、キリシタン牢があった小伝馬町の十思公園、鳥越殉教地の浅草の鳥越
神社とカトリック浅草教会、キリシタン屋敷があった茗荷谷へと、歩を進めました。
 江戸キリシタンゆかりの地については、また“Laudate”でご紹介します。

◆カトリック中央協議会の「ペトロ岐部と118殉教者」のページ:
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/kibe_187/index.htm

◆“Laudate”日本キリシタン物語「江戸大殉教とその影響」のページ:http://pauline.or.jp/modules/time/index.php?page=article&storyid=51

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2007年3月22日 (木)

■青山墓地を歩く

 昨日の春分の日、おだやかなお天気に誘われて、青山墓地にお散歩に行ってきました。青山墓地は、乃木坂トンネルの側道を使えば、10分ほどで行くことができます。墓地の中に入ると、お線香の香りが漂っています。お彼岸とあって、広い墓地のあちこちで、お墓参りに訪れている人々の姿が見えました。親子で来ている人、大勢の親族で来ている人、高齢の姉妹で来ている人、伴侶を亡くしたのでしょうか、一人で掃除をし手を合わせている中年の男性または女性など、さまざまです。
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心を込めてささげられた花             すてきな生け方ですね

 お参りに来ている人々の、亡くなった人々への思いを感じながらお墓の間を歩いていると、普段の生活とは違った時間の流れがあり、不思議と心が落ち着いてきます。
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 墓地は梅の季節を 終え、コブシの白い花や、小さい花びらの桜が咲いていました。また、外人墓地の近くでは、雪柳の白が輝いていました。
 しっとりと落ち着いた気持ちになった青山墓地巡りでした。

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2007年3月20日 (火)

■「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」始まる

Leonardoweb  今日から、東京・上野公園にある東京国立博物館で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」が始まりました。昨日は、オープニング・セレモニーと内覧会が開かれました。天使のまっすぐなまなざしと神の意志を伝える前へ差し出された指、驚きの表情を見せる美しいマリア。このレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」は日本初公開で、今回の中心となる展示物です。
 常陸宮ご夫妻をお招きしてのオープニング・セレモニーは、東京国立博物館の本館の玄関ロビーで行われました。主賓はロビーの中で、その他大勢は玄関前に集まりましたが、想像以上にたくさんの人が集まりました。その中にローマンカラーの姿が……。「こんにちは」とあいさつすると、なんとバチカン大使と参事官のお二人でした。その他、イタリアからのお客様でしょう、まるでモデルさんのようなスタイルで、ヘアーから足の先までスッキリとまとめている男性が何人かいました。イタリアから来たということがすぐ分かるくらいカッコイイ方々でした。

 今回の「受胎告知」の日本での公開のためには、イタリア共和国の副首相であり文化相でもあるフランチェスコ・ルテッリ氏の働きが大きかったのだそうです。この日のために来日したルテッリ氏は、「日本がイタリアに抱いている愛情へのお返しとして、また日伊の協力態勢への礎となればと思い、この展示会が実現しました。レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿も展示され、両国の理解が深まるはじまりとなれればと思います」とあいさつされました。
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オープニング・セレモニーの開催を待つ本館前   中ではテープカットが……

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  バチカン大使(左)と参事官             第2会場の平成館

 レオナルドの出発点となった「受胎告知」は第1会場である本館に展示されており、第2会場である平成館には、レオナルド・ダ・ヴィンチの多岐にわたる才能を知ることができるよう、さまざまな角度からの展示物があります。レオナルドの絵画について詳しく知ることができ、とても興味深い内容です。有名な「最後の晩餐」の絵を、人間の感情の動きから見た顔の表情と身体の動きによる説明は、レオナルドのすばらしさを感じさせます。
 とてもていねいに説明している音声ガイドを聞きながら、天才レオナルドの魅力に触れました。いろいろな展示があるので、たっぷりと時間をとっていらしてください。

◆「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」サイトhttp://www.leonardo2007.jp/

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2007年3月18日 (日)

■PASMO と Suica

 関東では、本日18日から、私鉄用のカード「PASMO」とJR東日本の「Suica」が、相互利用できるようになりました。これって、ちょっとすごいこと? みたいです。Suicaで、地下鉄も私鉄もバスも利用できるんですって。そして、派手なもも色が特徴のPASMOも、地下鉄、私鉄、バスだけでなく、JR東日本でも使えるようになるんですって。便利ですね。
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 東京メトロの構内には、「PASMO」の宣伝がいたるところにありました。修道院のもよりの駅「乃木坂」で、さっそくPASMOを買おうと思ったのですが、すでにSuicaを持っているのですから、わざわざ買う必要はないですよね。一枚で全部を利用できるのですから。頭の切り替えがついていきません。食卓でも、話題になりましたが、「わたしはかわいいペンギンのSuica!」「わたしは、ピンクのPASMOだわ!」なんてことになりそうです。チャージ式なので、無駄な資源を使わなくていいし、なかなかいいなと思っています。
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 さらに、各会社の方々、もう少しがんばって、回数券のように「割引き」をしていただけないでしょうかね。5000円出して、5500円分乗車できるとか。無理かしら???
 お買い物もできるし……。ちょっとうれしい今日の出来事でした。

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2007年3月16日 (金)

■かわいい リサとガスパール!

Lisa5  3月14日(水)から、東京・銀座の「松屋銀座」の8階大催場で、「リサとガスパール&ペネロペ展」が始まりました。「リサとガスパール」は、小型のサイズで単純な絵とやさしい心が伝わる絵本で、子どもたちにも、子どもたちの親たちにも大人気のシリーズです。リサとガスパールは、ゲオルグ・ハレンスレーベンの絵とアン・グットマンの文とブックデザインから生まれています。シリーズの絵本の数はた~~くさん!

 会場には、まったく性格の違うリサとガスパールがどうして仲良しになったのか……、そのいきさつや2人?(2匹)の生活が、原画を見ながらよ~~く分かるようになっています。リサとガスパールの家やお散歩したり遊んだりしているパリの街の風景を紹介しているコーナー、キャンバスにリサを描いているゲオルグ氏の映像が流れる「アトリエコーナー」、ゲオルグとアンにインタビューしている「作家インタビューコーナー」などがあり、原画展プラスの魅力がいっぱいで、思わすほほがゆるんでしまいます。

 しあわせな気分になって展示場を出ると、「ヒェ~~~!」もっともっとすごいグッズの販売コーナーが待っていました。グッズの数は、恐ろしいほどたくさんです。小さい子どもたちは、キャッキャ言って、グッズを手にしていました。絵本売り場では『リサとガスパールにほんへいく』が、先行発売されていました。その他、ポストカード、ジグソーパズル、チョコ、アメ、ぬいぐるみ、ランチボックス、タオル、ペンケース、カードケース、ノート、バック、などなどなどなど、目が回るくらいたくさんのグッズです。どれもこれも「かわいい! かわいい!」の連発。そうですよね、リサとガスパールが描かれているのですから、かわいいはずです。わたしも机で勉強しているリサのポストカードを買って、机の上に飾りました。「よい仕事ができますように」 リサと一緒にがんばりま~す。

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 会場には、若いお父さんの姿もありました。子どもたちだけでなく、大人も童心に戻って笑顔になってしまう「リサとガスパール&ペネロペ展」、ぜひ、行ってみてください。

◆松屋銀座の「リサとガスパール&ペネロペ展」のページ             http://www.matsuya.com/ginza/lisagas-penelope/index.html

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2007年3月14日 (水)

■映画「日本の青空」完成試写会

 安倍総理が憲法改正を進める理由として、「GHQから押しつけられた憲法でNihonnoaozora_2はなく、日本人の手による憲法が必要である」と言っています。そして、若い世代の人々が、この憲法改正になびいている……ようなこのごろです。「憲法はGHQからの押しつけではない。日本人の手によるものなのだ!」ということを若い人たちに知らせたいという思いから、映画「日本の青空」は生まれました。
 
 製作のための3年の月日を経て、このたびやっと完成し、昨日、銀座ブロッサムで「完成試写会」が行われました。憲法についての映画は、内外の著名人たちが憲法について語る「日本国憲法」(ジャン・ユンカーマン監督 2005)やベアテ・シロタを描いた「ベアテの贈り物」(藤原智子監督 2004)があります。それぞれにすばらしい内容のドキュメンタリー映画です。「日本の青空」は、憲法学者鈴木安蔵を中心に、民間人が結成した「憲法研究会」が作成した憲法草案作成までの歩み、そして、それをもとにして作られたGHQ案と日本政府とのやりとりが、ある雑誌の編集企画「憲法特集」の取材にそって描かれているヒューマンドラマです。
 
 そこには学校では教わらなかった憲法の歩みがありました。敗戦後、日本の人々がどれだけ新しい憲法に希望を懸けていたかが、よくわかります。主権在民、天皇制、思想・宗教の自由、男女平等などについて、どのように憲法に表現するのか、というやりとりが描かれており、戦争を体験した人々が、万感の思いを込めて表現していく一条、一条の文章には涙がこぼれてきました。これほどまでにして勝ち取った内容を、今、わたしたちはどのくらい理解し、ありがたく思っているでしょうか?
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左から、大澤豊監督、高橋和也さん、藤谷美紀さん、宍戸開さん、谷部央年さん、頼三四郎さん

 鈴木安蔵を演じる高橋和也さんの誠実さ、妻役の藤谷美紀さんの女性としての思いがしみじみと伝わってきました。また、宍戸開さん演ずる白州次郎は、白州氏のおしゃれな自由人の雰囲気が出ていてとてもカッコよかったです。
 劇場上映ではなく、自主上映だそうですが、多くの方々に見ていただきたい映画です。

◆「日本の青空」公式サイトhttp://www.cinema-indies.co.jp/aozora/index.html

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2007年3月12日 (月)

■シスター渡辺和子のことば

 11日の朝日新聞の朝刊を見て、びっくりしました。Sr.渡辺の大きな顔が載っているいるではありませんか。「え~~! 何かしら」と思って紙面を読むと、Sr.渡辺のお話をあつめた「講話集」のCDとカセットテープの広告で、提供は通信講座の「ユーキャン」でした。

Dsc04332tu  Sr.渡辺の著書は、たくさん出ていて、主にPHP社から刊行されています。新聞の広告にも書いてありますが、お父様を2.26事件で亡くされ、修道会に入ってからは、若くして学長の座についたのでいろいろとご苦労されました。小さいときの教育と、深い信仰、そしてご自身の体験から語られるSr.渡辺のことばは、人間としての基本的な生き方をていねいにやさしく語っています。まさに「心の琴線に触れる」ことばで、本を読んだ後は、他者に対しても自分に対してもやさしい気持ちになります。

 ずいぶんと前のことになりますが、女子パウロ会でも「女子パウロ会テレフォンサービス」で、3年間ほどSr.渡辺に語っていただきました。また、マザー・テレサの追悼として、聖イグナチオ教会で講演会をしていただいたこともあります。そのときは、お体の調子があまりよくないときだったのですが、長時間にもかかわらず、いつものように笑顔で大勢の方々に語ってくださいました。

 個人的なことになりますが、わたしが修道生活に入るとき、Sr.渡辺の本の中の一節が、入会を決心させてくれました。それはSr.渡辺が学長になってからのことを書かれた箇所で、タイトルは確か『この道を』だったと思います。文章は忘れてしまったのですが、内容は以下のようでした。「修道者といっても弱い気持ちになるときがある。そんなとき、そっとだれかに肩を抱いてほしいと思うときがある」というようなことでした。幼稚園から大学生までの子どもたちを教育しているリーダーとして、バリバリと学長職をこなしていらっしゃる方が、なんて正直なんだろう……と思いました。修道生活を考えていた当時、修道者が書いた本ということで、Sr.渡辺の本を何冊か読んでいました。その中で出会った一節です。「自分で選んだこの道を歩き続けるためには、時には崩れそうになることもある。しかし、そんな弱い自分を見つめながらも、一筋の道を歩いていく……」修道生活の現実を素直に表現していて、妙に心を打たれました。
 
 「ユーキャン」の宣伝をするわけではありませんが、Sr.渡辺のお話の入ったCDやカセットテープをとおして、たくさんの人々が、人間が本来持っているやさしさ、あたたかさを生きることができたらと願っています。

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2007年3月10日 (土)

■好きな番組(8)…「世界ふれあい街歩き」

  NHK総合  水曜24:00~24:45
  (BShi 火曜19:00~19:45)

 世界中の有名な街に行き、その中にある路地をあるくように、カメラが追っていく番組です。矢崎滋さん、小池栄子さん、桂文珍さん、吉田日出子さん、中村梅雀など、いろいろな人がナレーターをつとめています。まるで私自身が歩いているような感じで路地を抜け、橋を渡り、広場に出て……と、いろいろな道、路地を歩いていきます。いながらにして海外旅行に行った気分です。

 途中で地域の人々と出会います。「こんにちは~~。何をしているのですか?」珍しいもの、きれいなものがあると、立ち止まって声をかけます。番組が終わるころには、けっこうな道のりを歩いて、その街を知ったような気分になります。その土地に暮らす人々の様子がよくわかります。ときどき「インフォメーション」があり、その街についてのいろいろな情報を教えてくれます。

 7日の夜(日付としては8日)は、スペインのグラナダでした。中嶋朋子さんのナレーターで、アランブラ宮殿の丘をめざして狭い道を歩いていきました。「グラナダ」とは、スペイン語で果物の「ザクロ」のこと。街の至るとこに、ザクロの実があります。車道と歩道を区別する車止めにザクロの実がつけられていました。そのザクロ、皮の一部が破けていて、中の実がのぞいています。これは、イスラム教に支配されていたころ、キリスト教は、イスラム教のその堅固な守りをなかなか打ち破ることができなかったとか。しかしそれを破ることができたので、ザクロの堅い皮を破っている形がシンボルとして使用されているということでした。おもしろいですね。
 
 村井秀清さんのテーマ曲もすてきです。気持ちの明るくなるメロディーで、「ちょっと拝見!」と興味をいただきながら、街を楽しく歩く様子が目に浮かんできます。
 それにしても、テクテク歩いていくこの番組、どのような形でカメラ撮影をしているのでしょう。だれがナレーターの語るシナリオを書くのでしょう。撮影の裏を見てみたくなります。
 
 次回14日は、中国の杭州です。美しい西湖(せいこ)の湖畔にある古い街。また、興味深い街歩きが楽しみです。

 * NHK「世界ふれあい街歩き」のページ 
       http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/gtv/index.html
 * NHKトップページ http://www.nhk.or.jp/

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2007年3月 7日 (水)

■春のおとずれ

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 雪割草(ゆきわりそう)を、ご存じですか?
 早春に開花し、雪の残っているころに雪を割るようにして花が咲くことから、この名前がついたそうです。
 毎年この時期になると、花を育てることが大好きなシスターが、「雪割草が咲いたよ」と教えてくれます。暖冬と言われ、季節外れの花が咲いている今年も、雪割草は、いつもの年と同じこの時期に、咲いてくれました。
 急いで見にいくと、小さな可憐な花が「春のおとずれ」を教えてくれるかのように咲いていました。
 ふと周りを見回すと、春の花たちが、やさしく春風にゆれていました。

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2007年3月 4日 (日)

■4名の司祭叙階式

 午後2時から、東京カテドラル聖マリア大聖堂で、4人の司祭叙階式が行われました。東京教区の3人と思っていたのですが、さらにドミニコ会の一人の助祭も一緒の叙階式でした。「司祭叙階、おめでとうございます!!!」  

 カテドラルの入口にある「スペース セント ポール」をお手伝いしてから、開始時間ギリギリに聖堂に入ったのですが、すでに立っている人が満員の状態でした。昨日のブログで も書いたように、久々の3名の叙階に、さらに一人加わって4名、これはこれは大変な ことDsc043201_2です。共同司式するために並んだ司祭も、大勢でした。

 一番後ろから撮影したので、祭壇ははるかかなた、どうなっているのか見えない状態で した。一緒に行ったシスターに「こんなになっちゃって、わからないよね」と言いましたら、「でも、臨場感あっていいんじゃない。こんなに大勢の人が集まったって、よくわかるよ」ということで、アップしました。

 2時間にわたる長い式でしたが、叙階の儀の中で、司祭たちが新司祭一人ひとりに按手するとき、聖堂がシ~~~ンとなって、すごいなと思いました。ミサの歌や、叙階を祝う拍手が、聖堂をふるわせるようにワ~~~っと響いていて、特に、「聖霊の連願」では、先唱者と会衆の声が重なって歌われていき、聖堂内にいるたくさんの人々ががひとつになっていると強く感じました。なんだかとってもうれしくなり、天の教会でも天使たちが喜んで歌っているのではないかと想像しました。
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                   司祭たちの按手

 岡田大司教は、「私たちは、日本26聖人など、たくさんの殉教者をいただいている。今年は、ペトロ岐部と188人の同士殉教者の列福を祝う。自分の信仰を養い、自分自身が祈りの人であるよるように」と、新司祭たちに司祭としての心得を伝えました。

 すべての式が終わって、教区司祭3名の派遣先教会が発表されました。天本師は町田教会、高木師は関口教会、門間師は習志野教会で、それぞれ助任司祭として、司祭職の第一歩を踏み出しま す。

 叙階された新司祭のみなさま、今日の喜びと感動を忘れず、これからやってくる喜びも苦しみもDsc043261_1 主からいただいた恵みのときとしていただき、人々の力となってください。司祭という道に人生を懸けていくことができますようにと、心をあわせてお祈りしたします。

          祝賀会で →

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2007年3月 3日 (土)

■明日は叙階式

 春になると、教区や修道院で叙階式が行われます。神学校を卒業するシーズンだからです。明日は、東京教区の叙階式で、東京カテドラルで3人の助祭の叙階式が行われます。「3人以上が叙階されるのは、20年ぶりのこと」と、カトリック新聞にありました。司祭になる人も、修道会に入る人も以前にくらべると、極端に少ます。そんな中での、3人の叙階です。楽しみです。

 叙階式は、やはり教会全体におよぶ大きな喜びです。叙階される一人ひとりの出身教会の信徒の方々は、自分たちの中から司祭が出ることに大喜びでしょう。司祭を育てる神学校の先生方もうれしいでしょう。そして、同じ教会の一員としても、喜びの日です。

 人生を神にささげるという若い人々の純粋な思いに触れることができる叙階式。明日は、叙階式参加して、神が教会に与えてくださる大きな恵みを、ともに感謝し、祈りたいと思います。

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2007年3月 1日 (木)

■すてき! かもめ食堂

 昨年の今ごろ、若い女性たちの間で人気となった映画「かもめ食堂」。見たいな……と思っていたのですが、なかなか機会がなく、レンタルDVDを借りてきて、やっと見ることができました。
 
Dsc04300web_1  フィンランドのやさしい日差しの中で、時間がゆっくりと流れていきます。見ていて自分の心がゆったりとなって、顔の筋肉がゆるんでいくのを感じました。お金にも時間にもこせこせしていない。人間関係にもこせこせしていない。お客さんが来なくても焦って宣伝なんかせず、「お店を開いていれば、いつか来てくれる」という、確信とゆったりとした構え。小林聡美さんの、芯がありながらもすべてを受け入れていく器の大きさが魅力的で、かもめ食堂と関わる人だけでなく、映画を見ているわたしたちをも安心させてくれます。
 そこへ、片桐はいりさんともたいまさこさんという、超個性的な女優さんが演じるミドリとマサコが日本からやって来て、かもめ食堂で働くようになります。二人は日本で、それなりに一生懸命生きてきたのでしょう。しかし、何か不足していて、日本での生活を切ってまったく違った生き方に移行していく……、ここに、若い女性たち、20代~30代、または40代の女性たちが共感を覚えるのでしょう。憧れるのかな。

 食堂で働く3人の女性たちの関係も、その距離感がいいです。そして、一定の期間を過ごした後、ミドリとマサコは日本に帰っていくような気配を感じさせます。小林聡美さん演じる主人公のサチエだけになるのかと思うと「なんだ」とがっかりしそうになるのですが、最終的にはかめも食堂に帰ってきます。ああ、よかった。こうでなくては……。

 ちなみに、もたいさんはこの作品で、第30回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。

 次は、かもめ食堂にやってくるフィンランドの人々の様子をしっかり見ようかな、その次は、かもめ食堂やサチエの家のインテリア、そして市場の様子に注目しながら見ようかな……、と視点は広がっていきます。心をやさしく包んでくれるいやしの映画、「かめも食堂」でした。

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