■武家屋敷跡
九州の小京都とも呼ばれる竹田市。中川氏の居城・岡城の裾に、今も土塀が続く町並みが残っています。
かつて中級武士たちが住んでいた殿町は、現在も武家屋敷があり、「竹田創世館」という休憩所と案内所を兼ねた屋敷があります。私たちが訪れたとき、ちょうど閉まるところで、残念ながら中に入ることはできませんでした。
この近くには、江戸時代の文人画家、田能村竹田の居宅「旧竹田荘」や、瀧廉太郎が、12歳から14歳までの2年4か月ほどを過ごした「瀧廉太郎記念館」、絵画展や写真展などを行うギャラリー「竹田市民ギャラリー水琴館」などがありました。
この武家屋敷を通りぬけると岡城の崖の下には、キリシタン洞窟礼拝堂があります。そこには、神父たちが使った旧井戸や住居址の洞窟が残っています。武家屋敷のすぐ近くにキリシタンの遺跡があることを考えると、中川氏の家臣の中にも、信徒がいたのではないかと想像してしまいました。
武家屋敷は「歴史の道」と名付けられ、故郷の歴史を大切に守りながら、生きている竹田の人たちの思いを感じました。
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