« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月30日 (土)

■年末の困った宣教

 年の暮れになると、渋谷とか銀座で、いつもお目にかかる光景があります。28日の夕暮れ、楽譜を買いに銀座のYAMAHAに行ったときも、「ああ、また今年も同じだ……」とちょっと暗くなってしまいました。銀座の中心である和光の交差点と、その周辺で、黄色い幟をDsc03405 立て、スピーカーから流れるテープの大きな声が聞こえてきました。「聖書のメッセージをお伝えします。……悔い改めて罪のゆるしを受けてください。……」お聞きになったことはありませんか? 男性のはっきりとしたきつい声で、厳しい内容です。
 クリスマスの気分が残り、新年の準備をするための買い物をしている人々に向かって、10mおきくらいに黄色の布に黒い文字で書いた旗を立て、各箇所からこのような内容を発しているのです。旗を持っている人も、うつむいていて暗い感じです。
 聖書のメッセージって、罪とか悔い改めとか、地獄とかそういう、人の気持ちを暗くするようなことなのでしょうか? イエスは、人を突き詰めるようなことだけではなく、傷つき悩む者に、神の愛を示し、暖かい言葉をかけてくれました。年の瀬に、人の心をホッとさせることば、暖かい思いになることばを贈ることはできないのでしょうか? 同じ聖書を信じる者、キリストを信じる者ですが、「あの人たちとは関係ありません」と、避けて通りたくなります。
 松阪屋の前では、制服を着た救世軍の人々が、年末恒例の助け合いの社会鍋への寄付を呼びかけていました。

*追記(1/3):たくさんの方からコメントをいたただきまして、ありがとうございました。説明が足りず、誤解されているところがあるので付け加えます。
 黄色い幟を立ててスピーカーで聖書のことばを述べている方々は、Supercat さんが書いてくださっているように救世軍の方々ではありません。救世軍の方々は、道行く方々に感じよく、助け合いの献金を呼びかけていらっしゃいました。同じ銀座の通りで、対照的に活動していらしたので書きましたが、説明不足でした。すみません。

| | コメント (14)

2006年12月27日 (水)

■クリスマスに、ちょっときつい出来事!

 12月25日の新聞には、バチカンのサンピエトロ大聖堂で行われた教皇ベネディクト16世のクリスマスミサの様子や、ベツレヘムの聖カテリナ教会で行われたクリスマスの深夜ミサについて出ていました。“クリスマス”は、人々の心がやさしさに包まれるときです。他者を思うやさしい心になり、家族、友人だけでなく、クリスマス停戦があるように、敵とも同じ気持ちになれるとき、主イエスにおいて、“平和”が実現するときでもあります。
 ミサの様子を伝える紙面の一方で、「4人の死刑執行」というショッキングな見出しがありました。「世界中が、小さな命の誕生を祝う喜びのときに、なぜ死刑執行?」と、なんとなくせつなくなってしまいました。新聞には、「前法相氏は浄土真宗大谷派門徒としての宗教観などを理由に在任中、執行命令書に署名しなかった」とあります。そして9月に就任した現法相により執行された……と書いてありました。犯した罪の償いとして刑が科せられますが、実際の執行が、人のサインによって行われたり行われなかったりとなると、なんだか割り切れないものがあります。
 年末というこの時期に刑の執行を受けた4人の方々は、自分の行いを深く反省し、被害者と遺族へのお詫びの気持ちを十分に持っていたでしょうか? また、死刑に立ち会った刑務官の方々とご家族は、重い気持ちでその後の日々を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。すべての人の思いをご存じの神が、受刑者の魂を清め、また、ご遺族や関係者の心を慰めてくださいますように。

追記:上記をアップしたらすぐ、ラジオJ-WAVEの“JAM THE WORLD”で、今回の死刑執行について取り上げるとお知らせがありました。聞いてみましょう。

| | コメント (6)

2006年12月25日 (月)

■メリー・クリスマス!!!

 みなさま、主のご降誕のお喜びを申し上げます。 Dsc03397_1
 昨晩のイブの夜は、どのように過ごされましたか? ミサには、行きましたか?
 23日のブログでご紹介した、聖イグナチオ教会案内所の“お楽しみ袋”ですが、昨晩、案内所の前に特別なテーブルを用意して販売しました。ミサが終わるごとに、たくさんの方々が案内所に立ち寄ってくださり、“お楽しみ袋”にも目をとめてくださいました。
 「あ、お楽しみ袋だって!」といって、教会がお楽しみ袋を出すというのが、めずらしいと、立ち寄ってくださいました。「そうですよ。今日は神さまの恵みがいっぱいの日ですからね!」 必ず尋ねられるのが、「何が入っているのですか?」 という質問です。これが一番困るのですよね。「何かな……、開けてのお楽しみで~~~す!」と答えてみたり、もう少し細かく「え~、8つのものが入っています。シスターの手作り○○でしょ、CDでしょ、かわいい天使の・・・」と言ってみたり。ここまで言うと、「え、すごい!」と言って、ニコニコして買っていかれます。
 中高生会のリーダーの青年が来て、一緒にいた3人の中高生にプレゼントしていました。その後、ちょっと離れたところに行って中を開いていました。「あらら」と思っていると、歓声が聞こえてきました。「おっ、おおっ」「あ、これ、わたしもらった!」「すごい!」と楽しそう! 喜んでもらえてうれしいです。でも、ちょっとハラハラものです。他のお客様に中身が分かってしまうと「お楽しみ」ではなくなりますからね。
 男性も大勢立ち寄ってくださいました。ある中年の男性は、「奥さんにプレゼント」ということでした。ほほえましいですね。また、「昨年も買ったので、今年も是非と思っていたのよ。まだ、あってよかった!」と、あわてて買って行かれる教会スタッフもいました。
 袋の色は、サーモンピンク、ブルー、深いグリーンの3色ありましたが、深いグリーン色がどんどん無くなっていきました。世相を反映しているのでしょうか? それとも、単に大人の色だったからでしょうか。
Dsc03399Dsc03403   聖イグナチオ教会は、16:30、17:45、19:00、20:30、21:45、23:00と6回のミサがありましたが、どのミサも満員の人だったそうです。交通整理のために、プロのガードマンが4人立って、歩行者を守ってくれました、混雑を避けるために入口と出口を分けて一方通行にし、信徒の方々が交代で各ミサに参加する人々の整理をしていました。教会前の庭には、暖かいローソクの光に包まれたかわいらしい馬小屋があり、ミサを終えた人々がシャッターを切っていました。
 デパートのクリスマスは今日で終わりますが、教会の祝いは「主の公現」まで「降誕節」として続きます。この期間、ミサではクリスマスの歌を、この時とばかりにたくさん歌います。「グローリア、グローリア!」のお祝いです。

| | コメント (3)

2006年12月23日 (土)

■さあ、いよいよクリスマス!

 さあ、いよいよ主の降誕です。みなさま、幼子イエスをお迎えするDsc03395_4 準備は、整っていますか? “9日間の祈り(ノベナ)”をしながらも、なんだかバタバタと過ごしてしまったなと、毎年のことながら反省しています。しかし、その時はやってきて、明日の夜は、主の降誕の夜半のミサを迎えます。
 昨晩、ラジオを聞いていたら、「今晩は、メリー・クリスマス、メリー・クリスマス! 楽しく過ごしましょう。イェイ!」とノリノリの番組がありました。巷では「メリー・クリスマス!!」と言って、シャンペンの入ったグラスを掲げ、大切な人にプレゼントを贈り、楽しいひとときを過ごしています。言葉の意味をどれだけ知って「メリー・クリスマス」と言っているのでしょうか? たくさんの人々が「メリー・クリスマス」と言ってイエスの誕生を祝っている……と、日本の社会の中に“クリスマス”が広がったことを驚き喜びたいところですが、実際は、イエスの誕生とは関係なく、あいさつの言葉として発しているだけ……、そう思うと、ちょっとさびしくなります。
 「キリスト」という言葉をこれだけ多く口にするこの“時”を、教会はもっと上手に活用してもいいのかもしれません。「クリスマスは教会で!」クリスマスは本家本元の教会に足を向けてみてください。
Dsc03393   さて、左の写真ですが、何だかお分かりになりますか? 聖イグナチオ教会案内所が用意したクリスマスの“お楽しみ袋”です。きれいな色でしょ? 限定300個。昨年は、24日の夜で売り切れてしまいました。明日の夜、案内所でお求めになれます。結構、いいものが入っていますよ。お楽しみに!

| | コメント (1)

2006年12月21日 (木)

■クリスマスの飾り付け

 クリスマスまで、後4日、「主の降誕のミサ」は、24日の夜だから、後3日ということになります。修道院の中も、あちらこちらで飾り付けがはじまりました。聖堂の中はもちろん、庭、受付、各共同体でプレゼピオ(馬小屋)が置かれ、また、ドアにはドア飾りがつきました。夜になると、門と庭の中央にあるヒマラヤ杉には、イルミネーションが点灯します。では、いくつかをご紹介しましょう。

◇プレゼピオDsc03363_2Dsc03381
 

Dsc03389_1Dsc03386_1
 


※上左:聖堂、上右:庭、下:事務所

◇ドア飾りDsc03384brog
Dsc03383brog 

| | コメント (1)

2006年12月19日 (火)

■聖堂の大掃除をしました!

Dsc03342 クリスマスを前にして、聖堂の大掃除が行われました。昼食後、乃木坂に住んでいるシスターたちが総出で行いました。掃除場所は聖堂内の壁、窓、入口のガラス、バンキ(ひざまずき台)、床、ホールに分かれており、それぞれの共同体が担当します。
 私たちの共同体は、聖堂の窓でした。色ガラスの窓は、高いところにあるので、屋上に出て行って外から拭きます。内側は足をかけるところがなく危ない ので拭いていません。大勢でするので、すぐ終わってしまいます。この日は、太陽が照り暖かい日で、掃除もワイワイと楽しくできました。日ごろできないとDsc03345ころがきれいになると、Dsc03346気持ちがいいですね。
 復活祭前とクリスマス前が、修道院の大掃除の時期です。

| | コメント (1)

2006年12月17日 (日)

■アレオパゴスの祈り クリスマス会

   月の第一土曜日に行っている「アレオパゴスの祈り」のクリスマス会が、昨日開かれました。Dsc03350_2Dsc03348_2
 お昼過ぎ、まず会場の準備をしました。テーブルの上にミニ ツリーを置いてクリスマスの 雰囲気を出しました。その後は、サンドウィッチ作りです。ロー ルパンで、ツナサンドと卵サンドの2種類を作りました。毎年同じサンドウィッチですが、手作りはやはりおいしいです。みんな、よろこんでくれるかな……。参加する方々を思いながら作りました。
 そして、19:30になりました。いつもの参加者の中に、初めての方もいます。かわいいお友達の姿もありました。
Dsc03361 聖堂に置かれているプレゼピオの前には、参加者の方々への祈りのカードのプレゼントが置かれていました。いつのもように、祈りの思いをローソクに託して祭壇にささげました。ルカ福音書のイエスの誕生の場面を聞き、自分を謙虚に受け止めることが平和に続くという解説を聞き静かに祈りました。祈りの内容は、“Laudate”でご紹介しています。
 お祈りの後は、ホールでささやかなパーティーをしました。心を込めて用意したサンドウィッチですが、みなさん、喜んでくだDsc03366さったでしょうか。となりの人との会話を楽しんだ後、簡単に自己紹介をしました。お名前の他に、「アレオパゴスの祈り」に参加してどのくらいになるかも語っていただきました。いろいろな思いで「アレオパゴスの祈り」に来てくださっているのがわかり、祈りのときを共にしていていることの大切さを改めて感じました。
 来年の1月の「アレオパゴスの祈り」はお休みです。2月から、また一緒に祈りましょうと約束して散会しました。

| | コメント (3)

2006年12月14日 (木)

■アンサンブル・エクレジア クリスマス・コンサート

 今年のアンサンブル・エクレジアクリスマス・コンサートは、スペインのクリスマスをテーマに6人の出演者によって演奏されました。今回は、リュートのつのだたかし氏とメゾソプラノの波多野睦美さんのメインメンバーに、ビウエラ、フラメンコギターの山崎まさし氏、フラメンコ歌手の永潟三貴生氏、ヴィオラ・ダ・ガンバの福沢宏氏、ポジティヴ・オルガンの早島万紀子さんが加わり、6名の編成です。
Dsc03339  初日となった昨日は、代々木にあるハクジュホールでコンサートが行われました。300名ほどの席数で古楽器の演奏にふさわしいホールです。
 今回のコンサートは、つのだ氏の会社である“ダウランド&カンパニー”の主催で、女子パウロ会は共催という形で行われました。16:30からコンサートの準備にとりかかり、プログラムにはさみこむチラシの準備をした後、CD販売の準備をし、夕食を取ったら、もう開場の時間となりました。 Dsc03333
 演奏曲目は、マリアの歌、サンチアゴ・デ・コンポステッラの巡礼の歌、庶民のクリスマスの喜びを歌ったスペインのクリスマスと、変化に富んだ内容でした。
 艶のある波多野さんの歌声はますます磨きがかかり、会場をうっとりとさせます。フラメンコ歌手の永潟三貴生氏は、力強さの中にも哀愁を帯びていて、なかなか聞くことのできない信仰の歌でした。山崎まさし氏の素晴らしいテクニックのギターがスペインの趣を深めてくれます。そこにヴィオラ・Dsc03336_1ダ・ガンバとポジティヴ・オルガンが加わり、格調高くなりました。つのだ氏のお話も、楽しくスペインの世界に引き込んでくれました。アンコールでは、会場が手拍子で参加し、また新し いアンサンブル・エクレジアの味が加わったコンサートとなりました。
 明日は、女子パウロ会のチャペルで行われます。コンサートホールの雰囲気とはまた違った味わいが出ることでしょう。楽しみです。
 写真・上:ハクジュホールステージ、オルガンの調律中です。中:配布物の準備 下:CD販売も準備ができました。

| | コメント (2)

2006年12月12日 (火)

■聖イグナチオ教会案内所、新装オープン!

Dsc03316_1Dsc03321_1  10月22日のブログでお知らせいたしましたが、東京・四ッ谷にある聖イグナチオ教会案内所が、クリスマスを前に、新しい建物に引っ越しました。12/6から、新装オープンしています。場所は、鐘楼の前の以前とほぼ同じところですが、ちょっとしゃれた雰囲気になっています。
 入口が3か所あります。教会の門に面したところには、引き 戸と自動ドアの2か所の入口 が、教会中庭の回廊からは一か所の入口があります。
 カウンターの部分が広くなり、問い合わせにいらっしゃる方Dsc03318々にDsc03320_1、落ち着いてお応えできるよう、カウンターとドアの間に少し空間ができました。
 新装オープンとクリスマス前の時期とが重なってシスターたちは忙しくしていますが、天井が高く明るい雰囲気の中で張り切っています。どうぞ、一度、お尋ねください。

| | コメント (3)

2006年12月10日 (日)

■長谷川儀神父のアルペ神父の思い出

Hasegawa1  広島の廿日市教会を訪ねました。
 主任神父は、教区司祭の長谷川儀(ただし)神父です。
 『なぜこの道を?』『原子野からの旅立ち』(女子パウロ会)をお読みになったことのある方は、名前をご存じの方もあるかもしれません。
 長谷川神父は、中学2年のときに被爆され、すぐ上のお姉様を亡くされました。日増しに容態が悪化していく中で、長束の修道院で多くの被爆者の介護をしていることを聞いたお父様とお姉様が長束を訪ねて、アルペ神父と出会い、助けられました。
 長谷川神父は、外国人医師の手厚い看護を受けましたが、なかなか良い状態に向かわず、瀕死の状態に陥ったそうです。そのとき、ネベール神父によって洗礼をさずけられ、神の恵みによって、傷を癒されました。長谷川神父のご家族は、翌年、ロイシェル神父によって洗礼の恵みを受けられました。
Hasegawa2 元気に高等学校に進み司祭への道を考えはじめた長谷川神父が、その思いをアルペ神父に相談すると、「第一に信仰、第二に知恵、第三に健康……」と言われ、命を助けられた「義理」や「恩義」での召命は意味が無い、よく祈るようにと話してくださったそうです。
 また、ロイシェル神父は、「“お召しを求める祈り”を毎日ささげなさい。もし毎日この祈りが続くなら、そのときは従いなさい」と語ってくださったそうです。
 戦争という人間の悲しい過ちによって被爆し、多くのものを奪われた長谷川神父は、その人間の愛によって助けられ、神の恵みによって司祭への道を受け取られました。
 今も、長谷川神父は、平和のためにご自分の被爆の体験を語り続けておられます。そして、毎日、叙階のときにアルペ神父から贈られたカリスとパテナでミサをささげておられます。
 私たちが訪ねたとき、そのカリスとパテナを前に、やさしいほほえみを浮かべながら「私の宝物です」と言われた神父の笑顔に、心を打たれました。

| | コメント (2)

2006年12月 8日 (金)

■聖フランシスコ・ザビエルの足跡

 1549(天文17)年、43歳のザビエルは鹿児島に上陸しました。
 ザビエルは平戸で宣教した後、都を目指し、11月初旬山口を訪れ、領主大内義隆に引見されました。12月山口を発ち、京都に向かいましたが、そのころの京都は、応仁の乱によってすっかり荒廃しており、ザビエルの宣教は許されませんでした。ザビエルは、都を去って、平戸にもどり、ふたたび山口での宣教を試みました。
 ザビエルが山口に滞在したのは、4カ月でした。しかし、この間に約500人が洗礼を受けたと言われています。
Yamaguti1  山口には、今もザビエルの宣教の足跡が残されています。
 そのひとつが、山口カトリック教会です。山口教会の1階には、クリスチャン記念館が設けられています。ここには、ザビエルの日本における足跡と、日本におけるキリスト教の歩みが紹介されてます。 このクリスチャン記念館では、火災で焼失したなつかしい旧「サビエル聖堂」の画像も見ることができます。Yamaguti2
 この聖堂から車で10分くらいのところに、ザビエル記念公園があります。ザビエルが山口で宣教した際に、大友義隆が住居として廃寺であった大道寺を与えました。この公園は、大道寺跡といわれています。公園の中央には、ザビエルの肖像がはめ込まれた記念 碑が建てられています。1926(大正15)年に高さ10メートルに及ぶ記念碑が建てられましたが、第2次世界大戦の折供出されたため、現在の碑のザビエル肖像の銅板は1949(昭和24)年ザビエル来山400年祭を機に、作成されたものです。
 この公園のすぐ近くには、大内氏館跡に建てられた毛利家の菩提寺である龍福寺があります。龍福寺の参道には、実際の場所Yamaguti3ではないようですが、「ザビエルの布教の井戸」がありました。
 山口の街では、一日何回も山口カトリック教会(サビエル聖堂)の鐘の音が鳴ります。こ の鐘の響きを聞いていると、日本にはじめてキリストの教えを伝えたザビエルの声が今も聞こえてきそうな、山口はどこかそんな趣のある街でした。
 今年は、ザビエルの生誕500年、みなさんもザビエルの足跡を訪ねてみませんか。

| | コメント (2)

2006年12月 2日 (土)

■萩教会 モラーレス神父との出会い

Hagi001_2  “Laudate”「教会をたずねて」の取材のため、萩教会を訪問しました。萩教会の主任司祭は、イエズス会のモラーレス神父です。
 モラーレス神父は、電車の都合で予定より半日早く訪問した私たちを、寛大に迎えてくださいました。
 教会の事務所に入ると、立派なコンピュータが入っていました。教区の援助で、教会に入ったということです。さらに別の部屋には、すでに使われなくなっていたコンピュータをもらってきて、自分でフォーマットして信徒のために準備しておられるそうです。しかし、高齢の信徒の方たちが多く、そのコンピュータがなかなか利用されていないと話してくださいました。ハードには強いと言われるだけあって、休暇で帰ったときに妹さんの家にスカイプを設定してきて、今はスペインの妹さんとスカイプで話したり、インターネットで説教の資料を探したりして、ネットをフル活用しておられました。
Hagi002 多くの人たちが利用しているインターネットを、宣教のために使うことは、とても大切だと思うと熱心に語ってくださるモラーレス神父の年を聞いてびっくり、今年80歳になられたそうです。
 萩教会には、前の主任司祭がはじめられたホームページがありますが、モラーレス神父はこのページをどう継続していくか悩んでおられました。「教会のホームページをやっていくためには、個人でやっていってはいけない。グループでやらなくては……」と継続や内容バランスなども考えておられるようでした。
 80歳になられても、信徒のことや宣教のために力を尽くしておられるモラーレス神父の姿に感動し、頭が下がる思いでした。

| | コメント (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »