◆ 14才の母 ~愛するために 生まれてきた~
NTV 水曜22:00~22:59
昨晩のテレビドラマ「14才の母」(日本テレビ)、ご覧になりましたか? 家族のつながりが、感動的でした。
小学校の先生と生徒たちをあつかった「女王の教室」で日本の社会に問題提起をした日本テレビが、今度は、もっと厳しいテーマ、中学生の出産を取り上げました。「女王の教室」のときと同じく、「14才の母」のサイトの掲示板には、親の立場、中学生の立場から、いろいろな意見が書き込まれています。
ドラマがはじまったころは産むか産まないかという問題以前に、「どうして14才で妊娠するようなことになってしまったのか」「今どきの若い人たちの性のモラルはどうなっているのか」「結婚と性が別個に歩き出しているからいけないんだ……」「男女の出会い=SEXとなっている今の社会、どうしてこういうことになってしまったのか?」「昔は違った……」などと、中学生の2人の関係からはじまって、現代の性に対する価値観を批判していたのですが、このドラマでは、妊娠した中学生と、それを取り巻く家族、学校、地域社会の問題を描いているのだと思いました。
中学生の妊娠と中学生パパが週刊誌の記事に載ってしまい、学校からも、クラスからも、友達からも、また、地域からも、白い目で見られるようになります。弟も小学校で友達から無視され、学校にいずらくなって早退します。そんな中、主人公は、自分が家にいたらみんなが辛い目にあうと、家を出て行くことを決心し家族に告げます。
そんな娘を見て、母親は言います。「そうよ、お母さんだって職場で仲間はずれにされるかもしれない……。でもそれでも、あなたは産むと決めたのでしょ。だったら、この家で産みなさい。そうしないと、一生、この家に戻ってこれない、逃げて暮らさなくてはいけなくなる。私はあなたを守る、腹をくくって家族で生きていこう!」みたいなことを言います。(うろ覚えですみません。)すごいセリフだなと思いました。井上由美子さんのシナリオが光ります。母親は、弱い立場にいる主人公をず~~っと守ってきました。最初は怒りでいっぱいだった父親も、「あの子がかわいいんだ」という本音が出てきて、白い目で見る社会に立ち向かって行こうとします。一方、相手の男子中学生の母親には、世間一般の考えを語らせています。
これは、“14才の妊娠”だけの問題ではないと思います。『手紙』のように犯罪の加害者の家族も、社会から白い目で見られ、避けられている人々。反対の立場から見る必要があると思いました。他者を批判し、白い目で見てしまう人間の弱さに警鐘を鳴らしてくれています。
この世に生まれた大切ないのちをどのように守っていくのか……。今後の展開が楽しみです。
◆ 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン
フジTV 11/18(土) 21:00~
さて、これも心が熱くなるドラマです。母と息子の絆を描いたリリー・フランキー原作の「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン」が、7月に放送中止となってから3か月余、やっと11月18日(土)夜9:00(フジテレビ)~放送されることになりました。
ドラマは、キャストを替えて撮り直しだそうです。でも、ボツになることなくオンエアが決まってよかったです。出演者のみなさん、そして、スタッフのみなさん、楽しみにしていますからね~。どんな作品になっているかと思うと、ワクワクしてきます。
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親子の思いというのは、本来、愛の絆でしっかりとつながっているものでしょう。この世界に“いのち”をいただいて生まれてくる子どもたち。どんな子にも生きる権利がある、幸せになる権利がある。しかし、現代社会は、他者の手を必要とする弱い存在である子どもたちが、一番に犠牲になっています。大人の都合、身勝手で、その大切な人生が奪われてしまうことがないように。そんな社会を作っていく責任は、わたしたちみなにあると思います。……と口で言うのは簡単ですよね。
わたしたち修道者は、祈りの専門家なのですから、その専門職を生かして、子どもたちのために、いろいろとかかわっていらっしゃる方々のために祈ります。
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