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2006年9月30日 (土)

■祈りのコーナー(6)

 祈りのコーナーも6回目となりました。
 今日ご紹介するのは、視聴覚制作を担当しているシスターの祈りのコーナーです。
 パソコンとその横にあるカラーボックスの上に、設けられたコーナーです。
 パソコンの上には、創立者アルベリオーネ神父の写真と創立者が神から受けたことば「恐れることはない……」の額が置かれています。そして、この祈りのコーナーには、いつも最近とどいたカードや手紙、写真などが一緒に飾られています。シスターがカードや手紙をくださった方たちをいつも心に抱き、祈りつつ、使徒職を果たしているのがよくわかります。
 だれかを心にたずさえて、祈りのうちに生きる。私も倣いたいと思います。
 みなさんも、心にかかる方や、祈りを頼まれた方の手紙や写真を、ご自分の祈りの空間にそっと置いてみられてはいかがですか。きっと、もっと身近にその方たちのために祈ることができるのではないでしょうか。

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2006年9月27日 (水)

■アジア・オーストラリア会議のシスター紹介

 “アジア・オーストラリア召命担当者大陸別会議”も、3日目が終わりました。各国の報告の後、昨日は、「共同体」「教会」「コミュニケーション」「カリスマ」の4つのグループに分かれて分かち合いが行われました。今日の午前中は、聖パウロ修道会の澤田神父による「召命の人間学的・聖書的基礎」の講話がありました。聖パウロの召命の歩みを見ていきました。タイトルは難しいですが、内容はとても深いもので、これからの会議のために、よい示唆をいただきました。夕方は、全員で感想を分かち合いましたが、英語、イタリア語、韓国語、日本語で発表するので、通訳のシスターは大変だったと思います。
 
 今日は、参加しているシスターたちをご紹介しましょう。インドのシスターの制服はサリーです。また、パキスタンは白いベールをいつも肩にかけていて魅力的な服装です。アジアの仲間なので、とても親しみを感じますDsc02188_4Dsc02190_5

 

 

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画像上左から、インド、フィリピン・マレーシア・タイ・パプアニューギニア、
ベトナム、オーストラリア、総統治、
シンガポール、総統治、パキスタン、台湾、
香港・マカオ、韓国、下段:日本

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2006年9月26日 (火)

■アジア・オーストラリア召命担当者会議

 今日から“アジア・オーストラリア召命担当者大陸別会議”が、乃木坂の修道院で始まりました。参加者は、総統治のイタリアから3人、オーストラリアから2人、韓国から6人、フィリピン・マレーシア・タイから4人、インドから3人、香港・マカオ、パキスタン、シンガポールから1人、台湾・ベトナムから3人、日本から9人、通訳として2人の、合計35人の参加者です。
Dsc02157_1   会議が始まる前日の夜、歓迎会が開かれました。食堂には、通常の倍の人数が入りました。ごちゃごちゃとした雰囲気がかえって親しみを増し、会議に参加するシスターたちを迎えて、日本のシスターたちもすっかりうち解けていました。あちらこちらで、カタコトの英語、イタリア語での会話が行われていました。海外の姉妹を迎えることは、視野が広がっていいと思います。
 そして、第一日目の今日は、イタリアから送られてきた総長のあいさつに続いて、会議の方法論の説明や今までの召命活動の流れの報告がありました。
 その後、庭に出てリクレーショDsc02259ンが行われました。輪になってゲームをした後、2人一組とDsc02225_3 なって自己紹介が行われました。一対一でまず名前、出身国を伝え合うと、相手を替え、 次には家族のこと、修道会に入る前に何をしていたか……を 語り合いました。人を交代して次々と分かちあっていくこの方法は、語学のできない者にとっては苦痛でしたが、体をリラックスさせ、互いを親しくさせるためには、とってもよい方法だったと思います。
 午後は各国からの召命活動の報告を行いました。しかし、夕食の時間になっても終わらず時間切れとなって、明日の午後、続きの報告が行われることになりました。
 「シスターになりたい」という女性たちと、どう出会うのか、どう修道会に招くのかは、なかなか難しい問題です。各国で行っている召命活動を参考にしながら、聖霊の導きに信頼してこれからの会議を進めていきたいと思います。

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2006年9月24日 (日)

■第35回「あけぼの」講演会

 9月23日の秋分の日に、毎年恒例の「あけぼの」講演会が、乃木坂の聖パウロ女子修 Dsc02140道会聖堂で行われました。35回目になる今回の講師は、2001年から「あけぼの」にアジアについての連載記事を書いてくださっている、山口道孝神父です。山口神父は、横浜教区の司祭として、小教区で司牧活動を行っている一方、以前は日本カトリック信徒宣教者会の事務局長として、現在は、東ティモール医療友の会副運営委員長として活躍なさっています。
 アジア各国のことについて、縦にも横にも詳しい方だということが、お話を聞いて分かりました。つまり、各国の歴史にも、その国の現在の状況についても、本当によくご存じです。「あけぼの」講演会の前の日まで、ベトナムに行っていたそうです。

Dsc02142_1   山口神父は、「ちいさなチャンタラ」(女子パウロ会刊)という絵本をお書きになりました。山口神父が、カンボジアの難民キャンプで働いていたときの体験から生まれたお話ですが、講演会はこの絵本の主人公であるチャンタラのお話から始まりました。
 絵本には、家族を亡くしたショックで、話すことができなくなり、コミュニケーションがとれなくなったチャンタラが、次第に人との交わりと取り戻していく姿が描かれています。このことから山口神父は、「多くの人が、少しずつ気にかけることによって、子どもたちは立ち直ることができます。自分たちの国の先を考えるだけではなく、世界の将来を考える必要がある」と訴えられました。
 チャンタラのお話は20年前の出来事ですが、今も、アジア各地には、同じような状況が続いているということです。カンボジアとタイ国境の近くにある難民キャンプでのこと、幼稚園の先生たちをタイに連れていったときのお話、インドとパキスタンにまたがる“NAGA”という地域の状況、北朝鮮の現在の人々の暮らし、そして日本の歴史……と、アジアについて、いろいろと話してくださいました。
 
 最後に山口神父は、次の3つのことを勧めてくださいました。
 1)いくつになっても、広い視野もって、人間と歴史に興味をもつ。
 2)だれかが始めるのを待つのではなく、自分のできることから始める。
 3)評価されることを期待しない。自分のやりたいこを進める。Dsc02148

 司祭の中に、このようにアジアについて広い理解を持ち、実際に行動している方がいらっしゃることに、頼もしさを感じました。日本人がたくさん訪れるアジア各国ですが、華やかな観光の面だけでなく、その国が抱えている負の部分にも目を向け、近隣として共に歩んでいく意識を持ちたいものです。

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2006年9月23日 (土)

■聖女テクラの記念日

Dsc09515 今日は聖女テクラの記念日です。聖女テクラは、聖パウロの弟子で、彼の宣教を助け、支えた女性です。
 私たちの修道会の、共同創立者であり、初代総長のシスターテクラ・メルロは、この聖人の名前をいただき、聖パウロを支えた聖女テクラのように、創立者アルベリオーネ神父を支え、助けました。
 それにちなんで、私たちの修道会では、たくさんのシスターたちがこの霊名をいただいています。
 現在典礼の上では書かれていませんが、私たちはこの日を大切にし祝っています。みな様もどうぞ、お祈りください。

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Clusteramaryllis_3 そして、今日はお彼岸です。この時期になると毎年ちゃんと、暑くても涼しくても、同じ場所に、彼岸花(曼珠沙華)の花が咲きます。
 今年もまた、季節を忘れることなく、花が開き始めました。自然の神秘ですね。

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2006年9月21日 (木)

■「信徒の霊性」研修合宿

 去る9月16日(土)から18日(月)まで、山中湖(山梨県)で、“第19回「信徒の霊性」研修合宿”が行われました。毎回、大勢の方々の参加がありますが、今回も東京都、千葉県、神 奈川県を中心に、宮城県から岡山県まで63名の参加者があり、スタッフを入れて72名が集まりました。今年のテーマは、
  私の人生における「善きサマリア人のたとえばなし」
     -かかわりが希薄になった今の社会の中で-
で、「善きサマリア人のたとえばなし」(ルカ10:25~37)と照らし合わせて、一人ひとりの生活を見つめました。
Dsc02061_2  16日は、森司教の導入のお話の後、スタッフによるロールプレイがありました。そこから感じることをグループに分かれて話し合い、翌日の全体会議で、発表者が感じたことを発表しました。17日の午後は参加者によるロールプレイがあり、若い人がぶっつけ本番でみなの前に出てくださいました。現代の若者の深く深刻な姿が表現されました。その後、グループで分かち合いをしました。1回目のロールプレイは50代の親の世代から、2回目のロールプレイは20代の若い世代の問題点が浮き彫りにされました。
 参加している人は、多かれ少なかれいろいろな問題を抱えていて、ロールプレイや全体会議の発表、森司教の講話をとおして、考えることが多くありました。
 「私の人生におけるサマリア人はだれか」とか「サマリア人となったことはあるか」という 問いもあり、傷ついている人とどうかかわったらいいかを深めました。Dsc02080_2
 「寄り添う」
 「善きサマリア人のまなざし」は、神のまなざし、イエスのまなざしである。
 人間の悲しみに寄り添う神。
 人間として「向き合う」
 ……など、大切な価値観をいただきました。
 何回も参加している方、はじめて参加する方、お互いに一緒に話し、食事をして、深い交わりの3日間となりました。
 17日の夜から激しく降っていた雨も、18日の終了時には止み、会場を出るときには晴れていたので、ホッとしました。分かれがたく手を取り合っている人もいて、「また、来年ね!」と約束し合っていました。

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2006年9月19日 (火)

■感謝の集い

 昨日18日、乃木坂の修道院で、わたしたちの使徒職をいろんな形で支えてくださっている協力者の方たちの“感謝の集い”が行われました。
 台風13号の影響で、朝、激しい雨が降っていたのですが、70人以上の協力者の方たちが参加してくださいました。Kansyatudoi1 Kansyatudoi2

 まず、大聖堂で、シスターベルナルダ・カダヴィ(女子パウロ会、コロンビア)が、「信徒の使命と宣教」というテーマで話してくれました。
 わたしたちは、一人ひとりが神に愛されているものであること、そしてその神の愛は無償の愛であること。わたしたちはその神の愛を迎え入れ、受け止め、そのいただいた愛を、他者に伝えるもの、運ぶものとなること。これこそが信徒の使命であるということを、映像を交えながらわかりやすく話してくれました。
 シスターベルナルダは、小さな身体のどこにこんなエネルギーがあるのかと思うほどで、エネルギッシュに身体全体で神の愛を表現していました。
 参加してくださった協力者の方たちは、みなメモをとったり、祈るようにとても熱心に、シスターベルナルダの話を聞いてくださいました。
 講話の後、食堂で昼食を共にして、使徒職の場を見学され、“感謝の集い”は終わりました。
 わたしたちの事務所にも、たくさんの方たちが訪れてくだいました。「ここで、ホームページを作っているのですか」とか「携帯でいつも見ています」とか「ブログはおもしろいですね」など、話してくださり、ユーザーと直接出会って声を聞く良いチャンスとなりました。
 今日の講演について、一人の方が、「何でも自分の身に起こっていることを、主に差し出す祈り」が心に残ったと話してくださいました。
 いい分かち合いをいただき、再び感謝のうちに一日を締めくくることができました。

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2006年9月18日 (月)

■祈りのコーナー(5)

 久々の、祈りのコーナーです。
 今日は、いつも忙しく、修道院の中を走り回っているシスターの祈りのコーナーをご紹介しましょう。
 この部屋は、特別に祈りのコーナーというより、よく自分が見る場所に、十字架、マリア様のカードや置物などが飾られています。Inori51Inori52

 例えば、パソコンのディスプレイの下に、かわいい猫の置物と一緒に置かれているのは、アパレシータのマリア様のカードと創立者のメダイ入りの置物。横には、天使のローソク立てとマリア様の置物が置かれています。
 携帯のプリンター(このシスターは通常は、共有プリンターを使うようにしています)の上には十字架、ノアの箱舟の絵本をお知らせするために使ったくじらのぬいぐるみ、なぜかキーボートの掃除機が置かれ、その横には、聖母子のカードと、祈る少女の置物、そしてアパレシータのマリア様の像が置かれています。
 パソコンに向かうたび、神様に向かうようなものですね。
 忙しいシスターだけに、いろんなところで、神様の助けを必要だと感じているのでしょう。
 みなさんも、自分がいつも向かう場所や一番目につく場所に、神様を思い起こさせるものを飾り、祈りのコーナーとなさってみてはいかがでしょうか。

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2006年9月16日 (土)

■新車の祝別式

 わたしたちの使徒職に、車は欠かせません。ミッションスクールや教会での展示モストラのために、書籍やCD、カードなどを箱に詰めて車で運びます。また、書院への搬入や、大手取次会社への運搬など、たくさんの荷物を運ぶためライトバンを使用しています。
 今まで使っていた車が古くなったので、新しい車を購入することになりました。一昨日、新しい車がやってきました。そして、昨日の朝、ミサの後に、司祭によって車の祝別式を行いました。Dsc02043
Dsc02044   雨の降る深夜の中央高速で、大型トラックを中心にした21台の玉突き事故がありました。自分が安全運転を心がけていても、事故に巻き込まれることがあります。ハンドルを握れば、どのようなことが待っているかわかりません。安全運転を心がけ、交通事故から守っていただけるように祈ります。
 神社ではお祓いをしてもらいますが、カトリック教会では「車の祝別式」を行います。短い祈りですが、聖堂の前に、全員が集まりました。Dsc02054
 聖書を読み、運転手、同乗者などのための共同祈願をおこなった後、運転手たちは安全運転を心に誓って祈ります。その後司祭は、聖水で車を祝別します。
 では、運転手のシスターたち、安全運転で行きましょう!

車を運転する人の祈り
  神よ、無事に目的地に着くことができるため、
  確かな腕をもって、
  注意深く運転できるようにしてください。
  また、同乗者をも守ってください。
  路上では、互いに譲り合い、
  こまやかな配慮を欠くことのないようわたしたちを助け、
  あらゆる危険から守ってください。

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2006年9月15日 (金)

■達彦さんの涙

 またまた、「純情きらり」のお話で失礼いたします。
 昨日の話は、泣かされましたね。達彦さんの涙を見て、彼の心を想像して泣かされてしまいました。
 ほんの少し前まで、敵として戦った、にっくき米国兵。しかし戦争が終わった今、その同じ米国兵とジャズをうたい、手を握りあい、肩を抱きあうことができている。戦地で地獄を見てきた達彦さんには、この光景がどのように映ったのでしょう。まぶしかったし、本当は、こうでなくてはいけないのだ。お互い、仲良くつきあいたいのだ。これが人間が持っている本来の姿だと思い、涙が止まらなかったのではないかと想像しました。これが“平和”なんですよね。

 達彦さんは、戦地から帰ってきても、なかなか軍服を脱ごうとしません。彼はまだ戦っているのでしょう。しかし、そろそろ、戦争によってゆがめられた心から解放されてもいいのではないかしら……。たくさんの人の心が傷つきました。あの戦争でも、そして、今の戦いでも……。
 昨日のお昼前、車を運転しながらNHK-FM放送を聞いていました。ちょうど小原孝さんの「弾き語りフォーユー」という番組をしていました。リスナーのお手紙を読み、小原さんがピアノを弾いてリクエストに答えるというもので、とてもお上品な時間でした。昨日は「たくさんのリクエストをいただいた」ということで「夢の翼に」を流していました。2つのバージョンで紹介し、1曲目は女性ボーカルで、2曲目は小原孝さんのピアノ演奏でした。この曲、実は「純情きらり」のテーマ曲なのです。「純情きらり」を見ている人が多いのだなぁ~と思いました。
 「純情きらり」、「幸せとは何か」を教えてくれます。

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2006年9月13日 (水)

■黒木監督の「戦争鎮魂歌三部作」DVD発売!

 先日、BS-2で映画「父と暮らせば」が放映されていました。再度見て、戦争の傷で苦しんでいる人々がいたことを、ドラマとしてではなく、歴史の事実としてしっかりと受け止めなくてはいけないのではないかと思いました。その後、9月9日に、黒木監督の「戦争鎮魂歌 Dsc02039_1 (レクイエム)3部作」がDVD発売されました。「日本が体験した“戦争”を考え、後世に伝えるために大切な作品だと思い、早速購入しました。
 「父と暮らせば」は、原爆でなくなった親友のことを思い、「生きているのが申し訳なくてならん」と言って、自分の心にわきおこる異性に対する「好き」という心を打ち消して「幸せになってはいけない」と思いながら生きる年ごろの女性(宮沢りえちゃん)と、死んだ者の分までも生きて欲しいと願う、死んだ父親とのドラマです。「純情きらり」の達彦さんも、同じように「幸せになってはいけない」と言って、許嫁の桜子と距離を置いていました。(また「純情きらり」のことを書いてすみません。)
 黒木監督は、幼少期を過ごした満州で、そして故郷・鹿児島で受けた少年時代の強烈な戦争体験を生涯抱き続け、その苦しみから“平和と反戦を訴える”監督として数々の映画を残しました。「明日TOMORROW」「美しい夏キリシマ」「父と暮らせば」の戦争レクイエム3作に加え、遺作となった「紙谷悦子の青春」は、ごく普通の人々の日常生活から戦争を描いています。黒木監督は、「日常に忍び寄る戦争を描いていきたい」と言っていましたが、これは、今の時代への強いメッセージとなっています。日本という国はどこへ向かって歩んでいるのか。あの戦争は何だったのか。同じ状況になったとき、わたしはどうするのだろうか。戦争はいけないことだと、戦争を止めるために働くことができるだろうか。私たちは、何を求めて生きているのか……などなど、黒木監督の作品を見ながら、語り合い、自分の思いを確かなものにしていくことができたらと思います。 
 ちなみに、このDVDは、amazon.comで予約して買いましたら、定価より安く求めることができました。(^^; うれしい! 3部作の他に、黒木監督についての特典映像のDVDと、年譜の冊子がついています。
 さて、TBSも戦争のドラマを制作しています。2002年の「さとうきび畑の唄」、2004年の「広島・昭和20年8月6日」に続き、第3弾となる今年は「僕たちの戦争」を放送するそうです。放送時間は、9/17(日) 夜9:00~11:03です。どんなメッセージを伝えてくれるのでしょうか、期待しています。

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2006年9月11日 (月)

■キラリと光る「純情きらり」のセリフ

 NHKの朝ドラの「純情きらり」は、戦時中の話になってから、毎回ジーンとする場面があって、目が離せなくなりました。達彦さんが戦死したかもしれないという展開の中で、脚本家は達彦さんを戦死させるか、それとも生還させるか、どういう展開にするだろうか、と興味がありました。
 いったんは戦死ということで、周囲の人々に達彦さんの死をうけいれさせましたが、結論は生きて帰らせました。(脚本家は、お話の展開を、どういうふうにでもできるので、なかなかおもしろい仕事ですね。)先週は、戦死したと思っていた達彦さんが帰ってきました。桜子は「達彦さんが帰ってきたら、もとの生活に戻れる」とうれしく思っていたのですが、現実は違いました。達彦さんは、戦地での悲惨な状況のフラッシュバックにしばられ、戦地で見捨ててきた後輩の死から逃れられずに苦しんで、心がまだ戻ってきていません。遺品を彼のお姉さんに届けたいのですが、勇気がありません。土曜日の回で、やっと桜子の力で、亡くなった後輩の姉に遺品を渡した後で、自分が見捨ててきてしまった赦しを願う場面がありました。
 「赦してください」と頭を下げる達彦さんに向かって、お姉さんは「赦しません」と言ってから、さらに次のようなことを続けました。「赦しません。戦争をはじめて、弟を戦地に送った人々のことを赦しません。それを止めることができなかったわたしを赦せません。だから、あなたを赦しません」と、言葉をかみしめながら、自分にいいきかせるようにして言いました。
 すごいセリフだと思いました。戦争の責任は、すべての人にあるというのです。しっかり、反戦のことばになっています。戦争を始めた人々に対する戦争責任だけでなく、戦争へと突入していく国の行く道を止めることができず、愛する人を戦争に送ることを止めることができなかったわたしたちにも責任があるというメッセージは、今の時代への強烈な警告のように感じました。
 脚本を書いていらっしゃるのは、浅野妙子さんという女性です。すごいなと思いました。ご自分のお仕事をとおして、しっかりと反戦のメッセージを発しています。残されたドラマの回数は、後少しとなりました。どのようにしてこのお話を結ぶのか、楽しみです。
 余談:「浅野妙子」さんを検索して調べてみたら、1961年生まれの方で、今までにも話題となったドラマの脚本を手がけていらっしゃいました。映画「NANA」も浅野さんでした。彼女の作品は、これから要チェックです。

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2006年9月10日 (日)

■修道院の庭のコスモス

 修道院の庭にも秋が訪れました。
 かわいいコスモスの花が、風にゆれています。まだちょっと陽が強すぎるのか、日中はあまり元気がありませんが、朝夕は、気持ちよさそうにピンクと白の花が咲いています。

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 菊の花も咲き始めましたが、昨日と今日の暑さに、少し枯れてしまいました。日陰では、ホトトギスの花も咲いています。
 蝶たちは、最後の蜜を集めようと忙しく飛びまわっています。
 そして、夜になると、虫たちの楽しい演奏会が聞こえてきます。神様からのすてきなプレゼントです。
 東京で、これ以上の贅沢はありませんね。

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2006年9月 9日 (土)

■うれしい訪問者

 今日は、「情報ネットワークサービス」の拡大会議が行われました。「情報ネットワークサービス」、略して「INS」は、webサイトと携帯サイトの“Laudate”、ブログやオンラインショッピングの制作をしている部署です。その他、他のいろいろな部署のデジタル化や、コンピュータのお世話もしています。“Laudate”やブログの原稿を集中して書いていると、「もしもし、プリンタが動かなくなっちゃった、ちょっと見てくれる?」と電話がなったり、「どうしよう、打ち込んだファイルが消えてしまった!」と、事務所に走り込んできます。そのたびに、“Laudate”の原稿を書いている手をとめて、イスから立ち上がります。
 さて、前置きが長くなりました。拡大会議は、INSのメンバー3人の他に、使徒職の責任者と、他の部署の2人のシスターで、半年に一度開かれます。今日の議題は、来年の“Laudate”と携帯サイトの内容についてでした。また、今年新しくはじめたブログについても話し合いました。朝9:30から夕方5時過ぎまで、ときどき脱線しながらも、いろいろと必要なことを話し合うことができました。
 会議が終わってから、四ッ谷のサンパウロで開かれる“SIGNIS・JAPAN”の会議に行くために玄関を出ようとしたとき、一人のシスターに呼び止められました。「“Laudate”を見ている人が、お祈りにいらしているわよ!」玄関を出ると、背広を手にしたネクタイ姿の男性が、お祈りを終わってお帰りになるところでした。「あのう……、ありがとうございます」とごあいさつすると、「あのビルですね。ほんとだ、聖堂のすぐ横にある。(窓に)人が立っていたらはっきり見えますね。」一昨日、ブログに、防衛庁の跡地に建築中の高層ビルのことを書いたのですが、そのビルを間近に見ておっしゃったのでした。
 横浜からいらしたという“Yさん”は、今日はこちらで仕事があったので、修道院に立ち寄ってくださったのだそうです。これから六本木方面にいらっしゃるということでしたので、乃木坂駅までご一緒することにしました。「祈りのコーナー、きれいですよね。いいなと思います。」ブログのリアクションを、実際に聞けることは、うれしいです。お聞きすると、Yさんはカトリックの信者さんでした。教会のこと、近くにはいろいろな修道会があることなど、会話がはずみ、乃木坂駅でお別れしました。
 Yさん、今日はご訪問くださいましてありがとうございました。また、お近くにいらしたときは、お祈りにいらしてくださいね。そして、“Laudate”も引き続き、よろしく! (^0^)/~~

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2006年9月 6日 (水)

■狭くなる空

 乃木坂の修道院から六本木に向かって少し歩くと、防衛庁のあった広い土地の前に出Dsc01996 ます。今そこに、巨大なビル群の建設が行われています。「東京ミッドタウンプロジェクト」と呼ばれ、さまざまな形の5つのビルには、サントリー美術館をはじめ、ホテル、オフィス、ホール、商業施設、住宅が入るとか。桧町公園も、緑豊かな公園にきれいに整備されて隣接します。大江戸線と日比谷線の六本木駅から直結していて、とても便利な“街”の出現です。
   このような高層ビルを中心とする“街”ですが、こんなにたくさん必要なのでしょうか? 東京駅の新丸ビル、丸の内オアゾ、六本木ヒルズ、そしてこの東京ミッドタウン、さらに、赤坂ではTBS会館の跡地にもビル群が建築されています。
Dsc02007_2 というのも、この東京ミッドタウンの高層ビルですが、修道院の目と鼻の先なのです。南の空を見ると、聖堂の横にニョキッと伸びています。夜、工事のためにビルに明かりがつくと、庭が明るく照らされるのです。ガラス張りですから、窓に人が立っていたら、肉眼でも見えるような近さです。空が高層ビルに邪魔されて狭くなっていく感じです。「空を狭くしないで!」と言いたいのですが、完成して来年オープンしたら、「21世紀を代表する街づくり」とはどんな街なのか見てみたい……という気持ちもあります。ああ、矛盾している。(^-^;

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2006年9月 4日 (月)

■街ウォッチング 銀座~汐留

 太陽の日差しはまだまだ暑いのですが、それでも昨日は、秋の青空が広がり、さわやかな風を感じた日曜日でした。気持ちのよい空気に誘われて、運動不足の解消もかねて、銀座~新橋~汐留を歩きました。
Dsc01857  日比谷線「銀座駅」から地上に出て、銀座プランタンの横をとおっていくと、薄ピンク色のビルが……。「あら、いつできたのかしら? 窓が???」 “MIKIMOTO”のビルでした。しばらく来ないと、すぐ“お上りさん状態”になってキョトキョトしてしまいますね。街の変化は早いです。
 銀座の中央通りは歩行者天国でした。わんちゃんたちも集 まっていました。テーブルに座ってアイスを食べたり、歩道のブロックに腰掛けたりと、みなさDsc01866ん、思い思いの時間を過ごしDsc01859ていました。博品館の前のテーブルでは、お母さんと子どもたちがブロック遊びに夢中になっていました。
 JR新橋駅が近づくと、ゆりかもめ線の両側に林立する高層ビル群が見えてきます。ビルは、青い空に先頭を突き刺すかのように高くそびえています。
 日テレ広場に下りて、カレッタ汐留のカレッタプラザに出たら、ミニ野外ライブが始まるところでした。歌姫は米光美保さんという女性で、美しい声の持ち主でした。月に一度ここでラ イブを開いているそうで、ファンでしょうか、おたくっぽい男性たちが「亀の噴水」の背中に座ってライブを聞いていました。ちょうど、劇団四季のステージが終わったらしく、四季劇Dsc01893場「海」の階段からたくさんの人が下りて来ました。その中には、美保さんの歌声に立ち止まって聞いていく人もいました。銀座の歩行者天国でもそうですが、何かパフォーマンスをしている人がいると、すぐ人の輪ができます。のどかでいい風景ですよね。
 無機質で幾何学的で、すべてが人工のビルの谷間。小さな人間たちが行き交っている中を、一人の女性の声が流れてDsc01918いきます。新しい街は、機能的でしゃれていてきれいだけれど、「生(なま)」というか、自然が少なすぎると思います。コンクリートの亀の上に座り、ライブに手拍子している人たちにとって、彼女の声が自然を取り戻す「癒し」になっているのでしょうか。
 私も、マックの「期間限定・アセロラーラ」を片手に、ゆったりとした気分で歌を聞き、午後のひとときを過ごしました。

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2006年9月 3日 (日)

■ルーマニアからのお客様

   昨晩の「アレオパゴスの祈り」には、ルーマニアからのお客様がいらっしゃいました。パラス・ミロナ(Palas Mirona 下の画像:右)さんとパラス・ブラード(Palas Vlad)さんのご姉弟です。19歳のDsc01839ミロナさんは高校を卒業したばかり、10月からは大学生1年生です。ブラードさんは16歳で高校2年生です。
 ミロナさんは、大の日本好き。日本に興味を持ち始めてから日本語をコツコツと勉強してきたそうです。とてもきれいな日本語を話すので、驚いてしまいました。「自信がないんだけれど……」と言いながら、ご自分と弟さんの名前をカタカナで書いてくださいました。「すごい!」
 今回の来日は、知り合いの日本人家族がお二人を招いてくださったそうです。日本に興味を持ち始めたミロナさんは、女子パウロ会のホームページを探してアクセスしてくださり、メールをやりとりするようになりました。お二人ともカトリックで、ミロナさんはイエスさまの近くで生きていきたいと思っていて、修道生活にも興味があるそうです。
 「アレオパゴスの祈り」の後、参加者はホールに移動して、お茶をいただきました。かわいいミロナさんは、すっかりみんなの人気者! ブラードさんとお話をしたい人も、次から次へと彼を囲み、会話がはずんでいましDsc01832た。ルーマニアの学校Dsc01836には英語の授業もあり、お二人とも英語が話せます。もちろん、ミロナさんは日本語でみなさんと話していました。
 明日は、聖イグナチオ教会とカテドラルを訪問するそうです。「私の住んでいるところは、ルーマニアの田舎です」と言うミロナさんの目に、この東京はどのように映るのでしょうか? 日本での、いい日々をお過ごしください。

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2006年9月 1日 (金)

■シスターたちの「年の黙想」がはじまりました。

Dsc01786_1  4年前から日本管区の姉妹の「年の黙想」のために、女子パウロ会のコロンビアの姉妹、Sr.ベルナルダ・カダヴィが指導に来てくださっています。今年も、9月~10月にかけて4回の「年の黙想」が計画されました。その1回目が、今日から長野県の軽井沢で行われます。全国の支部から37人の姉妹が集まってきました。
 黙想の会場準備するために、早朝、乃木坂の修道院を出発しました。同時通訳機のセッティングをしたり、いろいろな資料や文Dsc01764_6具を用意したりしました。
 午後には、次々にシスターたちが到着しました。そして、午後4時30分からオリエンテーション に続いて講話が始まりました。これから、8日間、沈黙のうちに、静かに神との語らいの時を過ごします。使徒職に忙しく飛び回っていると日々の生活からしばし離れ、ゆっDsc01790くりとした時間の流れの中で、自分の歩いた一年を振り返り、神との出会と姉妹とともに祈ることから、新しい一年のエネルギーをもらいます。
 よい、祈りの日々を過ごすことができるよう、黙想参加者のためにお祈りください。

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