■いのちをささげるほどの愛
今日、8月14日は、コンベンツアル・聖フランシスコ修道会の司祭聖マキシミリアノ・マリア・コルベ神父の記念日です。
コルベ神父は、1894年ポーランドに生まれ、16歳のときコンベンツアル・聖フランシスコ修道会に入会しました。その後ローマにあるグレゴリアン大学で神学を学び、1918年に24歳の若さで司祭に叙階され、その翌年ポーランドに帰り、活動を開始しています。
1930年、ゼノ修道士ら数人のポーランド人修道士たちと共に来日し、日本語活字による「聖母の騎士」第1号発行しました。その後、町はずれの本河内山の険しい山の斜面に聖母の騎士修道院を開き「聖母の騎士」誌の発行と布教活動に専念しました。
1937年、コルベ神父は故国ポーランドのニエポカラノフの修道院長に選任され帰国しました。
1939年、ナチスドイツ軍によるポーランド侵攻が始まり、コルベ神父は司祭であることとナチスに協力的でないなどの理由でナチス軍に捕らえられ、アウシュヴィッツ強制収容所へ入れられました。ある日、囚人が脱走をしたため、残った者の中から収容所内で無作為に10人が選ばれ死刑が宣告されました。コルベ神父は、死刑を言い渡された妻子ある人の身代わりを申し出て、餓死監房で亡くなりました。聖母被昇天祭の前日のことでした。
コルベ神父は「出版使徒のひとり」と言われています。彼は、無原罪の聖母の騎士として、神と聖母への愛を世界中に燃え上がらせるために出版が重要な役割を果たすと彼は感じたのです。
コルベ神父とパウロ家族の創立者アルベリオーネ神父は同世代の人であり、ローマに滞在していたことのある二人が、何らかの形でお互いに知り合っていたとも考えられますが、推測の域を脱しません。しかし、コルベ神父の生涯、活動などは、パウロ家族にとって多くのことを教えてくれると、聖パウロ会司祭デ・ローザ師は言っています。
また、コルベ神父は、何人かの聖パウロ会会員をニエポカラノフに招待してくれました。ポーランドに聖パウロ会を創設したロバルド神父は、度々彼を訪問したと言われています。
聖パウロ修道会の来日は、コンベンツアル・聖フランシスコ修道会が来日した3年後、ほぼ同じ時代と言えます。
今日私たちは、コルベ神父に、いのちをささげるまでの愛のたまものと、私たちパウロ家族の使命のために、無原罪の聖母への取り次ぎを祈りたいと思います。
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・VTR「アウシュビッツの勇者 マキシミリアン・コルベ」
・子どもの本『コルベ神父 友のためにささげたいのち』
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コメント
私は信者ではないのですがコルベ神父で検索をしてこのサイトに辿りつきました。なぜコルベ神父かといいますと、私にポーランドの友人がいまして何度か友人宅に訪れた事があります。その町には一つだけ小さな記念館がありまして、それがコルベ神父の生まれた家らしいのです。私は現地に行くまでコルベ神父の事は全く知りませんでした。最初に訪れてから数年が経つのですがコルベ神父がこれ程日本に縁のあった人であると言う事を最近知りました。では何故コメントを書いたかといいますと日本ではコルベ神父ゆかりの場所や施設がたくさんあるのですが、生誕した町の記念館はとても小さく過去五回行ったのですが開館時間なのに開館してる事は一度もありませんでした。もう既に皆さんがこの地を知っているのならいいのですが、知らないのであれば是非この記念館(市が運営しています)と交流をもっていただければと思い投稿させて頂きます。現地の地名はZDUNSKA WOLAです。
投稿 岡野 | 2008年6月17日 (火) 01時15分
私は、コルベ神父様が大好きです。
コルベ神父様の記念日が、多くの人が、戦争と平和について考えるこの時期にあたっていることは、とても意味深いと思います。戦争でめちゃくちゃに破壊された街の様子などをニュースで観るたびに、「愛のみがすべてを創造する」というコルベ神父様の言葉を思い出しています。
投稿 がぶりえら | 2006年8月16日 (水) 00時36分
きょうのミサでコルベ神父様の殉教を祝いながら、思い出したことがありました。わたしが長崎に行ったときに、教会ではコルベ神父様の列聖調査の裁判(この調査は裁判の形を取る)が開かれていました。その裁判にかかわっていた一人の神父様が、いろいろな証人の証言を聴きながら言っておられました。「この人が聖人でなければ、誰も聖人じゃあない、と思った」と。そのことばが、今朝のミサの中で思い出され、コルベ神父様が日本で宣教して下さったことの重みを深く感じました。また、最近一人の神父様が言っておられたのですが、「日本の教会は日本の聖人たちを大事にしないといけない。信徒の崇敬こそは、日本の殉教者の列聖を早めるのだから」と。日本で信仰を生き抜かれた先輩たちを知り、まなび、崇敬したい、わたしたち日本の教会の宝を大事にしたい、と心に誓いました。
投稿 らくだ | 2006年8月14日 (月) 13時24分