■ 第5回修道会・宣教会フォーラム
11月9日(月)、さいたま教区の大宮教会聖堂で「修道会・宣教会フォーラム」が開催されました。第5回となる今回は、多文化・多国籍の人々とともに歩むために「教区・修道会・宣教会の枠を超えて協働を深める」をテーマに話し合いました。
日本のカトリック教会の信徒数は、外国籍の信徒数が、日本国籍の信徒数を上回っています。フィリピンはじめ、ブラジルなどの南米の人たちが日本各地の教会にたくさんいます。日本人も外国籍の人々も一緒にミサを行っている教会もあれば、午前中は日本語のミサ、午後はフィリピンの人たちが集まって英語のミサ、その2つの共同体の間には交流がない……という教会もあります。また、難民として日本に来た人や、言葉ができず生活に苦労している人々、経済危機で職を失った人々もいます。このような人々のために、どのような援助をすることができるのでしょうか?
今回のフォーラムでは、多国籍の人々とともに歩むために、教区と修道会や宣教会という枠を超えて、協働できる方向性をさぐりました。
会場となった大宮教会には、たくさんの男女の修道会・宣教会の司祭、シスター、ブラザーたちが集まりました。基調講演をしてくださった、さいたま教区の谷司教の他に、仙台教区の平賀司教、京都教区の大塚司教も参加してくださいました。
谷司教は、旧約聖書にあるエジプトのファラオ時代の社会構造と十戒を、現在と照らしあわせて解説して、現代の社会構造を浮き彫りにしてくださいました。その後、今年8月に各修道会・宣教会に行った「多文化・多国籍の人々(外国人労働者、移住者、難民)への支援・協働の調査アンケート」の集計の説明がありました。
その後、東京教区、横浜教区、さいたま教区の各担当者から、それぞれの教区での移住者・多国籍者への取り組みの報告がありました。東京教区には「カトリック東京国際センターCTIC」が、横浜教区には「難民移住移動者司牧センター(PACEM)」が、さいたま教区には「オープンハウス」というセンターがあり、それぞれ活発に活動しています。
昼休みは、いろいろな修道会の方々と交わりながら昼食をいただきました。
午後は、グループ討議を行いました。8人~10人の12グループに分かれて、総長管区長会議の総会への提言、司教団との話し合いへの提言、そして各修道会にできることを話し合いました。
各修道会は、多国籍の人々のために、一時滞在の場所や住居の提供、シェルター、通訳、日本語学習の支援、生活支援、子どもたちの信仰教育、政府や行政への呼びかけなど、いろいろな協力を行っています。
フォーラムに参加して、いろいろな修道会がいろいろな形で支援活動を行っていることを知りました。女子パウロ会でも何ができるか、話し合う必要があります。また、考え方として、わたしたちが“他国籍”の人々のために何ができるか……という発想ではなく、わたしたちも含めて、つまり日本人も含めての“多国籍”であるというメンタリティーになることが必要だと教わりました。ともに歩むために、場所も心も大きく開き、変化や違いを「受け入れる」姿勢をいただきたいと思いました。















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